Android OSを搭載したスマートフォン・タブレット端末でイオンモバイルのSIMカードを使用するための初期設定(APN)の手順についてまとめました。
実際に管理人がSIMフリーのAndroid端末を使いSIMカードの挿入からAPN設定までを実際に行いました。初めて格安SIMを利用する方にもわかりやすいように、画像付きで詳しくご紹介いたします。
Androidの初期設定(APN)方法
イオンモバイルのSIMカードをAndroidのスマートフォン・タブレットで使用するためにはAPNを設定する必要があります。
設定が完了するまでの時間は約5分程度と簡単なものですが、初めて格安SIMを利用する方にとっては難しく感じるかもしれません。
実際に管理人がイオンモバイルのSIMカード(タイプ1)を申し込み、実際にAPN設定を行ったので一連の流れをまとめています。
イオンモバイルのSIMは「タイプ1」と「タイプ2」の2種類あるため、入力するAPNの設定情報は異なりますが、一連の流れは一緒ですので契約したSIMタイプに合わせて設定を行って下さい。
SIMカードを台紙から外す
WEBサイトから申し込んだ場合、SIMカードが送られてきますので開封します。
中にはSIMカードが入っています。(画像のSIMカードサイズはnano SIM)
取扱いに注意しながらSIMカードを台から取り外します。
SIMカードを台紙から取り外す際は、SIMカードのIC部分にはできるだけ触れないようにしましょう。
端末にSIMカードを挿入
Android端末にSIMカードを挿入します。
今回管理人が用意した端末は「arrows M03」です。
SIMカードの差込口や挿入方法は端末によって異なりますので、詳細については端末の取り扱い説明書などをご確認ください。
まず端末の電源を切って、SIMカードトレーを引き出します。
取り出したSIMトレイにSIMカードをセットし端末に挿入します。
SIMカードがしっかり挿入されたいるか確認し、問題がなければ端末の電源を入れます。
APN設定画面を開く
APNの設定を行うために設定画面を開きます。
端末によって設定画面名や手順が異なりますので、こちらも取り扱い説明書などをご確認ください。
「設定」から「モバイル通信・機内モード」をタップ。
「モバイルネットワーク」から「アクセスポイント名」をタップします。
アクセスポイントの一覧が表示されたら、上部の「+」をタップしてアクセスポイントの追加を行います。
APNの設定
アクセスポイントの編集画面にて下記情報を入力しますが、APNの設定情報はSIMのタイプによって若干異なるので、申し込んだSIMタイプに合わせてAPNの設定を行いましょう。
なお、今回実際に行うAPNの設定は「SIMタイプ 1」となります。
SIMタイプ 1
名前:イオンモバイル(任意)
APN:i-aeonmobile.com
ユーザ名:user
パスワード:0000
認証タイプ:PAPまたはCHAP
SIMタイプ 2
名前:イオンモバイル(任意)
APN:n-aeonmobile.com
ユーザ名:user@n-aeonmobile.com
パスワード:0000
認証タイプ:PAPまたはCHAP
SIMタイプに合わせてAPNの設定情報を入力したら、「メニュー」からアクセスポイントを保存します。
APN一覧画面に戻り、先ほど追加したイオンモバイルのアクセスポイントを選択します。
設定完了
これでAPNの設定は完了となります。ホーム画面に戻り実際に接続できるか実際に確認してみましょう。
SIMの挿入から設定まで時間にしておよそ5分ほどで行うことができると思います。
初めて格安SIMを利用される方はちょっと難しく感じるかもしれませんが、ほとんどのMVNOでは申し込むと設定マニュアルも送られてくるので、確認しながら行えば難しくないはずです。
公式WEBサイト:イオンモバイル
イオンモバイルについて
イオンモバイル(AEON MOBILE)は、イオンリテールが提供するドコモの通信網を利用したMVNOサービスで、他社にも負けない低価格の料金と、音声プランは500MB/月~50GB/月の大容量プランまで豊富に取り揃えているのが特徴です。
格安SIMだけでなく、スマートフォンやモバイルWi-Fiルーターなども購入することもでき、電話サポートやセキュリティ、端末の安心保証サービスなど有料オプションサービスも提供します。
また、全国213店舗あるイオン店舗で故障修理受付や料金プラン変更等のサポートを行うなど、イオンモバイルならではの手厚いサポート体制が強みのMVNOとなります。
特徴・サービス内容
イオンモバイルの特徴やサービス内容をまとめています。
イオンモバイルだからできるアフターサポートも
最近では実店舗を展開するMVNOも増えてきていますが、イオンモバイルは全国213店舗あるイオン店舗にて故障修理受付や料金プラン変更等のアフターサポートも行っていくので、格安SIMやスマートフォンを購入してからも、しっかりとサポートしてくれます。
格安スマホのことで何かわからないことがあっても、無料相談できるので年配の方などスマートフォン初心者には嬉しいですよね。
プラン数が豊富で使い方いろいろ
MVNOサービスの中でプラン数が多いDMM mobileでもデータ通信プランと音声通話プランを合わせて20ほどですが、イオンモバイルはシェア音声プランも合わせると29のプランと非常に充実しています。
音声プランは500MB/月から50GB/月まで選ぶことができるので、普段あまりインターネットを利用しないライトユーザーからインターネットや動画視聴の頻度が高いヘビーユーザーまで対応できるプランを揃えています。
ただし、50GB/月の音声プランは月額料金が14,800円と料金は高くなるので、音声通話SIMでLTE使い放題プランで月額2,980円のU-mobileと比較検討してみるのも良いかと思います。
嬉しい機能も充実
他社からも電話番号そのままで乗り換えができる、MNP(モバイル番号ポータビリティ)に対応、使い切れなくて余ってしまった高速通信容量は翌月に繰り越しができたり、高速通信のオン・オフ機能で無駄なくデータ容量が使えたりと、あったら嬉しい機能がしっかりと提供されています。
解約金や契約期間の縛りはなし
イオンモバイルは解約金や契約期間の縛りがないため、いつ解約しても解約金が無料となります。
気軽に利用しやすく、初めてMVNOの格安SIMを利用する方でも安心して利用することができます。
料金プラン
イオンモバイルでは、「データプラン」「音声プラン」「シェア音声プラン」を提供しています。
「データプラン」は1GB/月~、「音声プラン」は500MB/月~利用可能となります。
他社と比較してもプラン数が豊富で、データ容量を細かく選ぶことができるので自分のデータ使用量に合わせて最適なプランを選びやすいというメリットがあります。
通信容量上限 | 音声プラン | データプラン | シェア音声プラン |
---|---|---|---|
500MB/月 | 1,180円 | – | – |
1GB/月 | 1,280円 | 480円 | – |
2GB/月 | 1,380円 | 780円 | – |
4GB/月 | 1,580円 | 980円 | 1,780円 |
6GB/月 | 1,980円 | 1,480円 | 2,280円 |
8GB/月 | 2,680円 | 1,980円 | 2,980円 |
12GB/月 | 3,280円 | 2,680円 | 3,580円 |
20GB/月 | 5,980円 | 4,980円 | 6,280円 |
30GB/月 | 7,980円 | 6,980円 | 8,280円 |
40GB/月 | 10,800円 | 9,980円 | 11,100円 |
50GB/月 | 14,800円 | 13,800円 | 15,100円 |
公式WEBサイト:イオンモバイル
※実際の情報とは異なる場合がありますので、詳細は各WEBサイトをご覧ください。
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