ソフトバンクの大容量データ定額「ギガモンスター」とMVNOの大容量プランを比較

ソフトバンクとMVNOの大容量プラン比較 MVNOの比較

20GB/月から使えるソフトバンクの大容量定額プラン「ギガモンスター」

ソフトバンクが大容量のデータ定額「ギガモンスター」を発表しました。

ギガモンスターは「スマ放題」「スマ放題ライト」の料金プランで選択することができ、料金は20GB/月で月額6,000円、30GB/月で月額8,000円となります。この料金に「スマ放題」「スマ放題ライト」の基本料金がプラスされる形となります。

9月13日より、新規契約または機種変更をするユーザーから順次提供開始となります。
また、新しいデータ定額プランの提供に伴い、データ定額パック・標準(8)、大容量(10)~(30)の新規申し込み受け付けは終了となります。

「ギガモンスター」は、動画視聴やゲームなどで毎月多くのデータ容量を消費するヘビーユーザーでも、速度制限を気にすることなく利用できるプランとなりそうです。

 

ギガモンスターの料金プラン

ギガモンスターの料金プラン

9月13日より提供開始される、大容量データ定額「ギガモンスター」の料金プランやオプションサービスについてご紹介いたします。

基本プラン(2年契約加入時)+ギガモンスターの月額料金

ギガモンスターは、SoftBankの料金プラン「スマ放題」「スマ放題ライト」で選べるデータ定額サービスとなります。

基本プラン(2年契約加入時)
スマ放題 通話定額プラン
(基本料2,700円+ウェブ使用料300円)
スマ放題ライト 通話定額ライトプラン
(基本料1,700円+ウェブ使用料300円)
データ通信
ギガモンスター データ定額 20GB
(6,000円)
データ定額 30GB
(8,000円)

 

テザリングオプションの月額使用料は1,000円。
余ったデータ容量は、毎月5GBまで翌月に繰り越すことができます。

データシェアプラスの親回線として加入できますが、家族データシェア、法人データシェアの親回線としては加入できません。

「スマ放題」と「スマ放題ライト」の基本プランに20GBと30GBの「ギガモンスター」をそれぞれ組み合わせた場合の月額料金を単純計算すると以下になります。

スマ放題+20GBで月額9,000円
スマ放題+30GBで月額11,000円

スマ放題ライト+20GBで月額8,000円
スマ放題ライト+30GBで月額10,000円

※実際の料金と異なる場合がありますので、詳細はSoftBankの公式サイトにてご確認ください。

ソフトバンクオンラインショップ

 

20GB以上の大容量プランを提供するMVNO

20GB以上のの大容量プランを提供するMVNO(FREETEL、DMM mobile、エキサイトモバイル)

大容量ながら比較的割安な「ギガモンスター」ですが、「安さ」で比較したくなるのがMVNOの存在です。

最近耳にする機会が増えた格安SIMを提供するMVNOは、ソフトバンクやドコモなどの大手キャリアと比べ、格安な料金でサービスを提供しています。

音声通話が可能なSIMでも月額1,500円前後から利用できるプランや、最近では「かけ放題」サービスを提供する事業者も増えてきています。
大手キャリアから乗り換えると毎月の携帯料金が1/3ほどになることも珍しくないため、年々利用者が増えてきています。

MVNOの特徴は安さだけでなく、選べるデータ容量(プラン)が豊富な点で、MVNOによっては1GBから最大で50GB/月のプランを用意しているサービスもあるほど。

以下では、そんな大容量のプランを提供しているMVNOサービスをまとめてみたので特徴も合わせてご紹介したいと思います。

エキサイトモバイル

エキサイトモバイル

エキサイトモバイルは、エキサイト株式会社が新たに提供するドコモの回線を利用したMVNOサービスで、データ専用SIMだけでなく、音声通話に対応した格安SIMも提供します。

料金プランは、毎月のデータ通信量に応じて料金が決まる「最適料金プラン」と、毎月定額で使える「定額プラン」の2種類を用意。自分のデータ使用量に合わせて最適なプランを選ぶことができるようになっているのが特徴です。

MNPでのお申込みにも対応し、他社からの乗換えた場合でもSIMカードが届いてからMNP切り替えができる「自宅でスマホ切換え」により、オンラインで申し込みをしても、不通期間がほぼなく番号そのままで乗り換えることができます。

エキサイトモバイルの大容量プラン

定額プランはSIMカードの枚数が「1枚コース」と「3枚コース」を選ぶことができ、それぞれ料金が異なります。
下記プランは「1枚コース」の料金表示となります。

プラン 月額料金 最大通信速度 通信容量上限 SIM枚数
定額プラン 20GB 4,750円~ 300Mbps 20GB/月 最大5枚
定額プラン 30GB 6,980円~ 300Mbps 30GB/月 最大5枚
定額プラン 40GB 9,980円~ 300Mbps 40GB/月 最大5枚
定額プラン 50GB 13,800円~ 300Mbps 50GB/月 最大5枚

データ専用SIMの場合は月額140円(税抜)/枚でSMS機能に対応させることができ、月額700円(税抜)/枚で音声通話機能を追加することができます。

エキサイトモバイルの詳細情報へ

 

FREETEL

FREETEL

2015年7月からfreetel mobileからFREETELという新しいブランドとなり、データ使用量に合わせた6段階の新料金プランもスタートしました。
FREETELは、とにかく格安を売りにしているMVNOで、業界最安値の月額299円(100MB)から利用することができます。

また、データ量は100MB~10GBの6段階の価格設定となっており、使った分だけ無駄なく利用することができるため、普段あまりインターネットをしない方や毎月のデータ使用量にバラつきがある方でも安心して使用することができます。

FREETELの大容量プラン

プラン 月額料金 最大通信速度 通信容量上限 SIM枚数
データ専用 20GB 4,870円 150Mbps 20GB/月 1枚
通話+SMS+データ通信 20GB 5,570円 150Mbps 20GB/月 1枚

 

FREETELの詳細情報へ

 

DMM mobile

DMM mobile
業界最安値クラスの格安プランから大容量のプランまで、多彩なプランがあるので、自分のデータ使用量に合わせてプランを選ぶことができます。
データ専用SIMだけでなく音声通話SIMにも対応しているので、MNPで他社から番号そのままで乗り換えることもできます。

低速時でも快適に繋がる、「バースト機能」や一部の大容量プランの場合、高速データ通信容量を分け合える、「シェアコース」や「端末交換オプション」「セキュリティオプション」などサービスも充実している点も特徴的です。

業界最安値に強いこだわりがあり、他社が料金を下げると、それ以上に料金を安くすることが多くあり、とにかく毎月の携帯料金を抑えたい方にはオススメのMVNOとなります。

DMM mobileの大容量プラン

プラン 月額料金 最大通信速度 通信容量上限 SIM枚数
データSIMプラン 20GB 4,980円 225Mbps 20GB/月 最大3枚
通話SIMプラン 20GB 5,980円 225Mbps 20GB/月 最大3枚

 

DMM mobileの詳細情報へ

 

ソフトバンクとMVNOの大容量プランを比較

ソフトバンクと大容量プランを提供するMVNOの20GBと30GBのデータ容量プランを比較しやすいように表にまとめてみました。
音声通話に対応したSIMの料金や基本プランの料金は含まれておりません。
あくまでもデータ通信のみの月額料金としてご参考ください。

20GB/月のデータ定額の比較

事業者 プラン 月額料金
ソフトバンク ギガモンスター
(データ定額 20GB)
6,000円
エキサイトモバイル 高速データ通信量 20GB 4,750円
FREETEL データ専用 20GB 4,870円
DMM mobile データSIMプラン 20GB 4,980円

 

30GB/月のデータ定額の比較

事業者 プラン 月額料金
ソフトバンク ギガモンスター
(データ定額 30GB)
8,000円
エキサイトモバイル 高速データ通信量 30GB 6,980円

 

まとめ

今回はソフトバンクの大容量データ定額「ギガモンスター」とMVNOの大容量プランを比較してご紹介いたしました。

今はソフトバンクやドコモ、auなどの大手キャリア以外にも、格安SIMを提供するMVNOサービスが増えてきているので通信事業者の選択肢の幅が広がっています。

料金だけで考えると圧倒的にMVNOのほうが安く、毎月の携帯料金を大幅に節約することも可能となります。
また、最近では5分かけ放題オプションなどの通話サービスを提供するMVNOも増えてきているので、料金を少しでも安くしたい方にはMVNOはオススメです。

しかしMVNOは、回線が混みあう通勤時間帯やお昼の時間帯は回線速度が不安定になる場合が多いという懸念があります。

ソフトバンクは回線が混みあう時間帯でも安定している以外に、24時間すべての国内通話がし放題になる「スマ放題」の提供、実店舗を多く展開しているのでアフターサポートなども充実しているというメリットがありますが、料金はMVNOと比較して高めになります。

普段から電話やネットをしない方はMVNOがおすすめ!

電話はあまりかけない方で、メールやLINE、SNSの閲覧が中心というライトユーザーの方は料金が格安なMVNOの格安SIMが最適かもしれません。

音声通話SIMの1GBプランの場合、月額1,500円前後から利用することができるので携帯料金を大幅に節約することができる可能性があります。
多少電話をかけるという方は、かけ放題サービスを提供するMVNOが安心かと思います。

大手キャリアから番号そのままでMVNOへお乗り換えをお考えの方は、MNP切り替えの際でも不通期間がほぼなく乗り換えが可能な、MNP即日回線切り替えが可能なMVNOがオススメです。

また、MVNOの場合は20GB以上のデータ定額プランの他に、LTE使い放題プランを提供するMVNOもあるため、ヘビーユーザーは選択肢の一つとしてお考えになっても良いかと思います。

 
実際の情報とは異なる場合がありますので、詳細については各サービスの公式サイトにてご確認ください。

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