最近雑誌やテレビなどでよく目にする機会が増えた格安SIM。
「料金は安そうだけど、実際どんなサービスかよくわからない」という方も多いはずです。
そこでこのページでは「格安SIM」の特徴や料金、サービス内容やメリット・デメリット、利用する場合の注意点についてご紹介いたします。
格安SIMとは?
格安SIMはドコモやau、ソフトバンクなど大手キャリアよりも基本料金が格安なMVNOが提供するSIMカード、またはサービス全般のことをいいます。
大手キャリアから格安SIMにするだけで、毎月の携帯料金が1/3ほどになるケースもあります。
MVNOが提供するSIMカード(格安SIM)は、インターネット接続のみ可能な「データ専用SIM」やインターネット接続+SMS機能が付いた「SMS機能付きデータSIM」、インターネット接続+SMS機能+090音声通話が可能な「音声通話SIM」を提供しています。
SIMカードの違い
大手キャリアのSIMカードとMVNOのSIMカード(格安SIM)は一体何が違うのか気になりますよね。
SIMカードはモバイルデータ通信に必要なICカードのことで、ほとんどのスマートフォンやタブレット、モバイルWi-Fiルーターに入っているものです。
SIMカードの種類(サイズ)は主に「標準SIMカード」「microSIMカード」「nanoSIMカード」の3種類あり、スマートフォンによって合うSIMカードが決められています。
ドコモとmineoのSIMカードを比較してもその形状はほぼ変わりありません。
つまり、今現在使用しているスマートフォンのSIMカードを差し替えるだけで、様々な格安SIMを利用することができます。
大きく異るのはサービス内容や料金
大手キャリアと異なる点はサービス内容とその料金です。
SIMカードはほぼ一緒でも料金やサービス内容、サポート体制はドコモやau、ソフトバンクとMVNOでは大きく変わると思っておいたほうが良いでしょう。
MVNOは、ドコモやauの通信網を利用して格安SIMを提供していますが、契約するサービスは違うため「○○○@docomo.ne.jp」などのキャリアメールは使えなくなる点も注意が必要です。
格安SIMは料金が安くなる可能性は非常に高くメリットも沢山ありますが、当然デメリットもありますので、契約する前にしっかり認識しておくことが大切です。
格安SIMの料金・サービス内容
格安SIMに興味がある方は、「あまり使っていないのに料金が高い」など、毎月の携帯料金に不満を感じている方だと思います。
ドコモやau、ソフトバンクだと毎月6,000円~8,000円ほどは携帯料金がかかるので、なかなかの出費ですよね。少しでも携帯代を削れたらなと思うのも不思議ではありません。
ただ、「料金が安そうだから」というだけで格安SIMを利用すると後々後悔することもあるので、格安SIMのサービス内容やできること、できないことをしっかり知っておくようにしましょう。
以下では、格安SIMの気になる料金やどんなことができるか、サービス内容についてより詳しくご紹介していきたいと思います。
料金プラン
格安SIMの料金プランの特徴の一つが「安さ」です。
格安SIMは自社で通信設備や店舗を持たない分、料金を安く提供できます。
例えばドコモの月間2GBの高速データ通信量が使える「データSパック」は月額3,500円ですが、格安SIMでも料金が安いDMMモバイルでは月額770円から利用できます。
090、080の音声通話が可能な通話SIMでも格安SIMなら月額1,200円ほどから、データ専用SIMなら月額500円ほどから利用できるなど、基本料金はかなり安くなります。
格安SIMはプランがとても豊富
サービスによって異なりますが、格安SIMは選べるプランがとても豊富です。
ここで言うプランとは、選べる高速データ通信量(パケット)のことで、1GB~50GBの大容量プランを用意している格安SIMもあるほど。
細かくプランが選べるので、自分のデータ使用量に合わせて最適なプランを選ぶことができるため、料金の節約に繋がります。
格安SIMの中でも特にプランが豊富なのが下記のサービスです。
もちろん、音声SIMだけでなく、データ専用SIMの申し込みも可能です。
メインのスマートフォンとしてはもちろんですが、モバイルWi-FiルーターやiPadなどのタブレット専用のSIMカードとしてもおすすめ。
サービス内容
大手キャリアのように実店舗を構えるMVNOは少ないため、何かあったらショップへ行くということは難しいですが、MVNOではサポートサービスや端末補償、セキュリティサービスなどオプションとして提供されています。
その他、留守番電話サービスや転送電話サービス、かけ放題サービスなどの通話オプションサービスも提供されています。
ただし、これらのサービスは全てのMVNOで提供されているとは限らないので、格安SIMを選ぶ際は注意が必要です。
以下では、格安SIMでも利用可能なサービスや機能について簡単にまとめてみました。
SMS
ドコモやau、ソフトバンクなど大手キャリアを利用していると当たり前のように使用するSMS(ショートメッセージサービス)ですが、多くのMVNOでもSMS機能付きのプランを提供しています。
ドコモ系MVNOではデータ専用SIMに月額120~150円ほどで追加可能。au系MVNOでは標準で付いています。
通話SIMの場合は標準でSMSが利用可能です。
MNP(ナンバーポータビリティ)
MNP(ナンバーポータビリティ)とは、携帯電話会社を変更した場合、番号を変更することなく、他社の携帯電話会社のサービスを利用できる制度のことです。
格安SIMでもMNPで他社から番号そのままで乗り換えることができます。
最近ではSIMカードが届いてから任意のタイミングでMNP切り替えができるようになり、スマホが使えない期間がほぼなく移行できるようになっています。
テザリング
格安SIMでもテザリングは利用可能です。
基本的には無料で利用することができ、追加の申し込みは不要です。
ただし、端末や利用する格安SIMによってはテザリング機能が使えないケースもありますので注意が必要です。
余ったパケットの繰越し
多くの格安SIMでは余った高速データ通信量(パケット)は翌月に繰り越すことができます。
追加の申し込みや別途料金は不要です。
余ったデータ通信量(パケット)を翌月に繰り越しできる格安SIM
パケットの追加チャージ
高速データ容量を使いすぎて低速になってしまった場合でも、使用する分だけ追加チャージすることで速度制限が解除されます。
多くの格安SIMでパケットを追加チャージすることができます。
サポートサービス
スマートフォンの初期設定やSIMカードを利用するためのAPN設定などは、格安SIMの場合は基本的に自分自身で行う必要があります。
一部の格安SIMではサポートサービスをオプションサービスまたは、標準サービスとして提供されています。
初期設定や機械に弱い人は加入しておくと安心のサービスとなります。
端末補償
スマートフォンの突然の故障や水没など、もしもの時でも負担を軽くしてくれる端末補償サービスは格安SIMでも有料のオプションとして提供されています。
セキュリティサービス
一部の格安SIMではセキュリティサービスをオプションとして提供しています。
料金は月額300~500円ほどで、サービス内容は提供されているアプリやサービスにより異なります。
スマートフォンには自分だけではなく、他人の個人情報も大量に存在していますので、セキュリティは気をつけなければなりません。
ポイントサービス
例えばドコモだと利用に応じてdポイントが貯まり、貯まったポイントは提携する様々なサービスで使うことができますが、一部の格安SIMでは、端末の購入や毎月の利用料金に応じてポイントが貯まったり、貯まったポイントを毎月の携帯料金に使うこともできる便利でおトクなサービスです。
TONEモバイルで貯まるTポイントや楽天モバイルでは楽天スーパーポイントが貯まります。
カウントフリー
LINEやTwitter、Facebookなど特定のサービス利用時に発生する通信量をカウントせず、使い放題になる「カウントフリー」サービスを提供する事業者が増えてきています。
プランに組み込まれていたり、オプションとして追加することでカウントフリーサービスを利用することができます。
かけ放題サービス
最近では格安SIMでもかけ放題サービスを提供する事業者が増えてきました。
その多くは3分~10分の国内通話がかけ放題になるサービスをオプションとして提供していますが、楽天モバイルでは何度でも、何分でもかけ放題できる「楽天でんわ かけ放題 by 楽天モバイル」を月額2,380円で提供しています。
留守番電話サービス
一部の格安SIMでは留守番電話サービスを有料オプションサービスとして提供しています。
料金は月額300円ほどで追加することができます。
転送電話(着信転送)サービス
転送電話(着信転送)は、かかってきた電話を、事前に登録した他の携帯電話やオフィスなどに転送できるサービスです。
MVNOによっては別途申し込みが必要だったり、中には有料のオプションとして提供されている場合もあります。
契約期間
スマートフォンを契約する際に気になるのは契約期間や違約金ではないでしょうか?
ドコモやauなどの大手キャリアの割引サービスは2年契約+自動更新が条件となるケースが多いので、解約するにしても更新月に解約しなければ違約金が発生してしまいます。
格安SIMの場合は基本的なプランであれば通話SIMでも最低利用期間は6ヶ月~12ヶ月の場合がほとんどで、大手携帯会社と比較すると縛りは緩いのが特徴です。
また、自動更新もほとんどないので各MVNOで定められた最低利用期間を利用すれば、いつでも解約が可能です。
データ専用SIMの場合は最低利用期間や解約に伴う違約金がない格安SIMも多いので、データSIMならお試し感覚で利用できるのが魅力です。
ただし、契約の際は事務手数料として初回のみ3,000円ほどの初期費用が発生します。
コミコミプランは注意が必要
ごく一部の格安SIMではネットと通話(かけ放題など)、またはスマートフォン端末もコミコミになったプランを提供している場合があります。
こういったコミコミプランは2~3年の契約期間、場合によっては自動更新になるなど縛りが強くなる場合がほとんどなので、申し込む際は契約するプランの契約期間や最低利用期間、違約金などについてしっかり調べるようにしましょう。
格安SIMのメリット・デメリット
料金も安く、縛りも緩い格安SIMですが、メリットばかりではありません。必ずデメリットもあることを認識しておくことが大切です。
格安SIMについてある程度は知っていただいたかと思いますが、より具体的に格安SIMの良い点(メリット)と気をつけるべき点(デメリット)についてご紹介いたします。
契約した後で「こんなはずでは・・・」とならないようにしましょう。
格安SIMのメリット
基本料金がとにかく安い
詳しいサービス内容はわからなくても「格安SIMに乗り換えれば携帯料金が安くなる」というイメージはあるかと思います。
実際、基本料金は大手キャリアと比較すると驚くほど安いです。
格安SIMによっては、月間の高速データ通信量が1GBのプランであれば、データ専用SIMなら月額500円ほどから、通話SIMでも月額1,200円ほどから利用することができます。
スタンダードな3GBプランでも、データ専用SIMは月額900円ほどから、通話SIMでも1,800円ほどから使えます。
管理人は楽天モバイルの通話SIM(3.1GB)に5分かけ放題オプションを追加して利用していますが、先月(2017年5月分)の利用料金は2,452円でした。
ドコモの利用料金は毎月7,000円ほどなので、半額以下になっています。
毎月の携帯料金を見直したい方は格安SIMを検討してみると良いでしょう。
プランが豊富なので自分に合った最適なプランが選べる
毎月決まった高速データ通信料を選ぶことで毎月定額で使える「定額制プラン」と、毎月使った分だけの支払いになる「段階制プラン」の大きく分けて2種類のプランがあります。
そのほとんどが「定額制プラン」のみの提供となっていますが、エキサイトモバイルやFREETELなどでは段階制プランも提供しています。
各プランでデータSIMと通話SIMが選べるので、用途に合わせて様々な料金プランから選ぶことができます。
定額制プランであっても1GB~50GBまで用意されている格安SIMもあるほどで、自分が毎月使用しているデータ通信量に合わせてプランを選ぶことができます。
また、月に1回はデータ通信容量の変更が可能な格安SIMもあるなど、無駄なく使うことができるようになっています。
縛りが緩い
格安SIMは、大手キャリアのように2年間の契約期間や自動更新のように縛りは強くないサービスがほとんどなので利用しやすい点も魅力。
通話SIMなら最低利用期間が6ヶ月~12ヶ月、データ専用SIMなら最低利用期間や解約に伴う違約金がないサービスが多いです。
ただし、一部のプラン・サービスによっては縛りが強くなる場合もあります。
例えば楽天モバイルは通話SIMのみのプランで最低利用期間が12ヶ月で、13カ月目からはいつでも解約可能で解約に伴う違約金はありません。
最低利用期間内の解約の場合は、9,800円の契約解除手数料が発生します。
データSIMは、050データSIM(SMS機能付き)は最低利用期間や違約金はないので気軽に利用できます。
楽天モバイルのコミコミプランは注意!
楽天モバイルでは高速データ容量+5分かけ放題+対象スマホがセットになった「コミコミプラン」を提供しています。
高速データ容量(パケット)やスマホ機種によりコミコミプランS/M/L/LLに分かれており、コミコミプランSなら月額1,880円から利用可能になるなど、特に1年目は割安な料金で利用することができます。
ただし、楽天モバイルのコミコミプランは最低利用期間が24ヶ月、契約解除手数料が12,000円と通話SIMのシンプルなプランと比べると縛りが強くなるので注意しましょう。
オトクなキャンペーンが多い
MVNOではそれぞれオトクなキャンペーンを実施していることが多いです。
よく実施されているのが一定の期間、基本料金を割引するキャンペーンやセット販売する端末料金を割引するキャンペーン、キャッシュバックなど。
基本料金の割引キャンペーンはBIGLOBE SIMやmineoなどの格安SIMで実施していることが多いです。
端末の割引キャンペーンは楽天モバイルが、毎月のように実施しているので気になる方は覗いてみると良いでしょう。
基本料金が安い格安SIMですが、キャンペーンを利用することでよりオトクに使うことができますよ。
格安SIMのデメリット
実店舗がほとんどないのでサポート面で不安が残る
大手キャリアと違う点は実店舗の有無です。
ドコモユーザーは機種変やトラブル、わからないことがあればドコモショップに行けば解決してもらえることが多いですよね。
店舗も多いので気軽に足を運べるので、利用者としては安心ですよね。
一方、格安SIMは申し込みから初期設定、場合によってはMNP切り替え手続きも自分で行う必要があります。
また、利用中に何かトラブルがあった場合でも「ショップに行って対応してもらう」ということが難しいのが現状です。
もちろん格安SIMもお問い合わせ窓口やチャットでのサポート、有料のサポートオプションサービスも提供していますが「安心感」は大手キャリアのほうが上です。
機械に弱い人や設定が苦手な人は格安SIMの利用はしっかり検討したほうが良いでしょう。
時間帯によっては通信速度が低下する
格安SIMを利用する上で大きなデメリットと感じるのが「通信速度」です。
とはいえ、常に遅いわけではありません。
通信速度が低下する時間帯は通勤時間帯やお昼休みの時間帯です。
特に12時~13時の時間帯は速度が不安定になり、急激に速度低下することがあります。
格安SIMは大手キャリアから回線を借りてサービス提供しているのですが、回線を借りると利用料を支払うことになります。
常に快適に使える分の回線を確保すれば利用者側としては快適ですが、MVNO側からするとサービス提供が難しくなってしまいますのでバランスを考えて増設していく必要があります。
このことから、回線が混み合わない時間帯は快適ですが、利用が一気に集中してしまう時間帯だけは速度が低下してしまう傾向があります。
なお、KDDIのグループ会社であるUQコミュニケーションズ株式会社が提供するUQ mobileは速度が安定しており、回線が混み合う12時台も快適に利用しやすい格安SIMとなります。
今まで使っていたキャリアメールが使えなくなる
ドコモやauなどのキャリアから格安SIMに乗り換えると「○○○@ezweb.ne.jp」や「○○○@docomo.ne.jp」などの普段使っているキャリアメールが使えなくなるので、キャリアメールを普段からよく利用している方は注意しましょう。
mineoや楽天モバイル、BIGLOBE SIM、UQ mobileなど一部のMVNOでは独自のメールサービスを提供しているのでキャリアメールが必要な方はこういった格安SIMを利用すると良いでしょう。
サービス内容は格安SIMのによってバラバラ
ドコモやau、ソフトバンク3社はサービス名や内容は若干異なるものの、良くも悪くも基本的なサービスは似通っています。
しかし格安SIMの場合、それぞれでサービス内容が大きく異ることも多いです。
スマートフォンの販売、提供するオプションサービス、支払い方法、データの繰越しの有無など、場合によっては結構違うことがあるので申し込む前にしっかりとサービス内容を確認するようにしましょう。
特に大手キャリアには当たり前のようにあるかけ放題は、格安SIMによっては提供されていないこともありますので、よく電話される方は絶対にチェックしておきましょう。
おすすめの格安SIM
当サイトが厳選したおすすめの格安SIMをご紹介いたします。
料金の安さ、回線速度、サービスの充実度など人によって優先する項目は違うと思いますので、自分自身に合った格安SIMを選ぶキッカケにしていただけると幸いです。
IIJmio
料金の安さはもちろん、回線速度の速さやサービス内容の充実度などバランスの良い格安SIM。
マルチキャリア対応なので、ドコモとauのプランを選べるのも魅力。
全てのプランで1契約で複数のSIMカードを利用できるなど、複数のデバイスで利用したり、家族みんなでデータ容量をシェアすることができます。
選べる2つのかけ放題オプションサービスも提供しているので、電話をよくかける方でも安心して使うことができます。
楽天モバイル
楽天モバイルの魅力は何分でも、何度でもかけ放題できる「楽天でんわ かけ放題 by 楽天モバイル」を提供している点。
楽天でんわアプリから発信する必要がありますが、ドコモやauなどのかけ放題サービスのように通話時間を気にすることなく電話をかけることができます。
関連情報:楽天モバイルのかけ放題サービスを実際に使って感じたメリット・デメリット
支払い方法が豊富でクレジットカードだけでなく、デビットカードや口座振替に対応している点も魅力です。
毎月の利用料金で楽天スーパーポイントが貯まったり、楽天モバイルの通話SIMを利用するだけで、楽天市場の全商品がポイント+1倍となるため、楽天市場をよく利用されている方はメリットとなります。
また、月額利用料を楽天スーパーポイントで支払うこともできるようになるなど、楽天会員にはオススメの格安SIMです。
UQ mobile
UQ mobileの最大の魅力は通信速度の速さです。
本家auに匹敵する回線速度で、実質的なauのサブブランドとして大きな影響を与えています。
新たに家族向け割引サービス「UQ家族割」をスタートさせるなど、力を入れている格安SIMサービス。
スマートフォンの取扱数も豊富で、SIMカードとのセット購入にもオススメ。
LINEモバイル
LINEモバイルのおすすめポイントは「通信速度の速さ」と「カウントフリー」です。
まずLINEモバイルの通信速度についてはサービス開始当初から評判が良く、ドコモ系MVNOの中でも爆速でした。
現在は落ち着きましたが、それでも一定の速度を保っている印象です。
次にLINEモバイルのもう一つの強みがカウントフリー。
月間データ容量が1GBの「LINEフリープラン」は月額500円と価格が安いだけでなく、LINEの通話・トークが使い放題となっています。
また、月間データ容量が3GB~10GBの「コミュニケーションフリープラン」は、月額1,110円~。LINE、Twitter、Facebookはデータ消費ゼロで利用することができます。
2017年6月19日からは電話かけ放題サービス「10分電話かけ放題オプション」の提供を開始するなど、今おすすめの格安SIM。
mineo
mineoもauとドコモプランを選ぶことができるマルチキャリア対応のMVNOサービスです。
auとドコモで購入したスマートフォンも利用しやすく、大手キャリアからの乗り換えにもオススメ。
500MB~30GBの大容量プランまで幅広いプランを用意。
家族割や複数回線割、最大5回線で繰り越したデータ容量をシェアできるパケットシェアなどオトクなサービスも充実しています。
まとめ
格安SIMは基本料金が安くなったり、縛りが緩いなどメリットも沢山ありますが、デメリットもあることを覚えておきましょう。
ドコモやau、ソフトバンクと全く同じサービスが安い料金で受けられると思って格安SIMに乗り替えると、後々後悔してしまうかもしれませんよ。
実際に管理人も楽天モバイルを利用していますが、ドコモの料金と比較して半分以下になっているので料金面では大満足ですが、12時台は速度が低下してしまう傾向があるので全く不満がないという訳ではありません。
この辺のメリットとデメリットについては、格安SIMを申し込む前にしっかり調査して検討すると良いでしょう。
例えば、以下のような方は格安SIMが向いているかもしれません。
- とにかく携帯料金を安くしたい方
- サービスよりも料金の安さを重視している方
- 普段ほとんど電話をかけない方、または利用頻度が少ない方
- スマートフォンの初期設定やPCの設定などは得意な方
- 普段あまりインターネットは利用しない
- 自宅のWi-Fi環境でスマートフォンを使用している
特に普段からあまりインターネットや電話を利用していない方で、大手キャリアを利用している方は勿体無いと思います。
こういった方が格安SIMに乗り換えれば、毎月の携帯料金が1/3ほどになるケースも珍しくないので、一度格安SIMをご検討してみても良いかと思いますよ。
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