LINEモバイルとイオンモバイルの料金や通信速度、サービス内容を徹底比較!

LINEモバイルとイオンモバイルの MVNOの比較

MVNOは様々な企業が参入していますが、今回は中でも注目を集めている「LINEモバイル」と「イオンモバイル」の特徴やサービス内容、料金プラン、取り扱い端末、通信速度、評判など徹底的に比較いたします。

LINEモバイルとイオンモバイルの格安SIMで迷われている方にご参考いただけたら幸いです。

 

LINEモバイルとイオンモバイルについて

LINEモバイルとイオンモバイルの2つのMVNOを比較する前に、各サービス内容や特徴を簡単にご紹介したいと思います。

LINEなどの無料通話アプリを提供するLINE株式会社が提供する「LINEモバイル」はLINEアプリの通話・トークが使い放題になる「カウントフリー」など独自のプランを提供するなど話題を集めました。

また、イオンモバイルも全国に展開する店舗で販売やサポートを行うなど充実したアフターサービスを提供するなど、それぞれ独自のサービスを展開しています。

どちらも良い意味で個性があるMVNOサービスなので、詳しく見ていきたいと思います。

LINEモバイルの特徴とサービス内容

LINEモバイル

LINEモバイルは、無料通話アプリ「LINE」を軸に、音楽配信やゲームなどのサービスを展開する、LINE株式会社が提供するドコモ回線を利用したMVNOサービスです。

LINEやTwitter、Facebookのデータ消費がゼロのカウントフリーのプランを提供しているほか、LINEの年齢認証機能があるため、SMS付きSIMではなくてもLINEのアカウント作成や利用も可能になるなど、LINE独自のサービスが特徴。

データ専用、SMS付きSIM、音声通話SIMを提供。他社からの乗り換え(MNP)にも対応しています。
また、スマートフォンの取り扱いもしており、LINEモバイルのSIMカードとSIMフリースマートフォンをセット購入も可能となっています。

カウントフリーのおトクなプランが魅力

カウントフリーのおトクなプランが魅力

月間データ容量が1GBの「LINEフリープラン」は月額500円と価格が安いだけでなく、LINEの通話・トークが使い放題となっています。

また、月間データ容量が3GB~10GBの「コミュニケーションフリープラン」は、月額1,110円~。LINE、Twitter、Facebookはデータ消費ゼロで利用することができるLINEモバイル独自のサービスが魅力となります。

データ専用SIMでもLINEトークで通話が可能なうえ、データ消費ゼロとなるため使い放題になります。
普段からLINEをよく利用する方にはメリットあるサービスとなりそうです。

「LINE」の特典もいろいろ

データ専用SIMでもLINEのアカウントが作成可能
データ専用SIMでもLINEのアカウントが作成可能

LINEモバイルは、LINEの年齢認証機能があるので、データ専用SIMでもSMS登録不要でアカウントの新規作成・利用も可能です。

月額基本料金でLINEポイントも貯まる

LINEモバイルの月額基本料金の1%分のLINEポイントが毎月貯まります。
貯まったポイントはLINEスタンプなどLINE内コンテンツを購入することができます。
スタンプをよく購入する方には嬉しいサービスではないでしょうか?

月額基本料金でLINEポイントも貯まる
LINEで繋がっている友達にデータ容量をプレゼントも
LINEで繋がっている友達にデータ容量をプレゼントも

LINEモバイルを利用している友達や彼女、家族に自分のデータ容量をプレゼントすることもできます。
逆に貰うこともできるので、残りのデータ容量に応じて分け合うことができるのも魅力となります。

イオンモバイルの特徴とサービス内容

イオンモバイル

イオンモバイル(AEON MOBILE)は、イオンリテールが提供するドコモの通信網を利用したMVNOサービスで、他社にも負けない低価格の料金と、音声プランは500MB/月~50GB/月の大容量プランまで豊富に取り揃えているのが特徴です。

格安SIMだけでなく、スマートフォンやモバイルWi-Fiルーターなども購入することもでき、電話サポートやセキュリティ、端末の安心保証サービスなど有料オプションサービスも提供します。

また、全国213店舗あるイオン店舗で故障修理受付や料金プラン変更等のサポートを行うなど、イオンモバイルならではの手厚いサポート体制が強みのMVNOとなります。

イオンモバイルだからできるアフターサポートも

イオンモバイルだからできるアフターサポート

最近では実店舗を展開するMVNOも増えてきていますが、イオンモバイルは全国213店舗あるイオン店舗にて故障修理受付や料金プラン変更等のアフターサポートも行っていくので、格安SIMやスマートフォンを購入してからも、しっかりとサポートしてくれます。

格安スマホのことで何かわからないことがあっても、無料相談できるので年配の方などスマートフォン初心者には嬉しいですよね。

プラン数が豊富で使い方いろいろ

プラン数が豊富で大容量プランあり

MVNOサービスの中でプラン数が多いDMM mobileでもデータ通信プランと音声通話プランを合わせて20ほどですが、イオンモバイルはシェア音声プランも合わせると29のプランと非常に充実しています。

音声プランは500MB/月から50GB/月まで選ぶことができるので、普段あまりインターネットを利用しないライトユーザーからインターネットや動画視聴の頻度が高いヘビーユーザーまで対応できるプランを揃えています。

ただし、50GB/月の音声プランは月額料金が14,800円と料金は高くなるので、音声通話SIMでLTE使い放題プランで月額2,980円のU-mobileと比較検討してみるのも良いかと思います。

嬉しい機能も充実

嬉しい機能も充実

他社からも電話番号そのままで乗り換えができる、MNP(モバイル番号ポータビリティ)に対応、使い切れなくて余ってしまった高速通信容量は翌月に繰り越しができたり、高速通信のオン・オフ機能で無駄なくデータ容量が使えたりと、あったら嬉しい機能がしっかりと提供されています。

解約金や契約期間の縛りはなし

解約金や契約期間の縛りはなし

イオンモバイルは解約金や契約期間の縛りがないため、いつ解約しても解約金が無料となります。
気軽に利用しやすく、初めてMVNOの格安SIMを利用する方でも安心して利用することができます。

 

料金プランを比較

LINEモバイルとイオンモバイルの料金プランをまとめました。
また、料金の安さやプランの豊富さなどもわかりやすいように比較いたします。

LINEモバイルの料金プラン

データ専用/データ+SMS/音声通話が選べて、LINEの通話・トークが使い放題の「LINEフリープラン」と、データ+SMS/音声通話が選べて、LINE、Twitter、Facebookが使い放題の「コミュニケーションフリープラン」を提供しています。

「LINEフリープラン」は月間のデータ容量は1GB、「コミュニケーションフリープラン」は3GB~10GBの中から選ぶことができます。

音声通話は+700円/月で追加することができます。
「LINEフリープラン」の場合、+120円/月でSMS機能を追加することができます。

プラン 月額料金 最大通信速度 通信容量上限 SIM枚数
LINEフリープラン 500円 1GB/月 1枚
コミュニケーションフリープラン
(データ+SMS) 3GB
1,110円 3GB/月 1枚
コミュニケーションフリープラン
(データ+SMS) 5GB
1,640円 5GB/月 1枚
コミュニケーションフリープラン
(データ+SMS) 7GB
2,300円 7GB/月 1枚
コミュニケーションフリープラン
(データ+SMS) 10GB
2,640円 10GB/月 1枚

イオンモバイルの料金プラン

イオンモバイルでは、「データプラン」「音声プラン」「シェア音声プラン」を提供しています。
「データプラン」は1GB/月~、「音声プラン」は500MB/月~利用可能で、選べる高速データ容量(プラン)は非常に豊富で自分のデータ使用量に合わせて選びやすいという特徴があります。

「シェア音声プラン」は4GB/月~利用することができ、SIMカードは音声SIMが1枚、データSIMを2枚利用することができます。
以下では「データプラン」「音声プラン」のみ掲載いたします。

プラン 月額料金 最大通信速度 通信容量上限 SIM枚数
データ1GBプラン 480円 375Mbps 1GB/月 1枚
データ2GBプラン 780円 375Mbps 2GB/月 1枚
データ4GBプラン 980円 375Mbps 4GB/月 1枚
データ6GBプラン 1,480円 375Mbps 6GB/月 1枚
データ8GBプラン 1,980円 375Mbps 8GB/月 1枚
データ12GBプラン 2,680円 375Mbps 12GB/月 1枚
データ20GBプラン 4,480円 375Mbps 20GB/月 1枚
データ30GBプラン 6,480円 375Mbps 30GB/月 1枚
データ40GBプラン 7,480円 375Mbps 40GB/月 1枚
データ50GBプラン 10,300円 375Mbps 50GB/月 1枚
音声500MBプラン 1,180円 375Mbps 500MB/月 1枚
音声1GBプラン 1,280円 375Mbps 1GB/月 1枚
音声2GBプラン 1,380円 375Mbps 2GB/月 1枚
音声4GBプラン 1,580円 375Mbps 4GB/月 1枚
音声6GBプラン 1,980円 375Mbps 6GB/月 1枚
音声8GBプラン 2,680円 375Mbps 8GB/月 1枚
音声12GBプラン 3,280円 375Mbps 12GB/月 1枚
音声20GBプラン 4,980円 375Mbps 20GB/月 1枚
音声30GBプラン 6,980円 375Mbps 30GB/月 1枚
音声40GBプラン 7,980円 375Mbps 40GB/月 1枚
音声50GBプラン 10,800円 375Mbps 50GB/月 1枚

料金の安さを比較

料金の安さを比較

格安SIMを利用する1番の目的は「携帯料金を安くする」ということではないでしょうか?
特に毎月そんなにインターネットも電話も使用していないのに高い料金を支払っている方は、大手キャリアから乗り換えるだけで料金が1/3ほどになるケースもあるため、MVNOの格安SIMに乗り換える方が増えているようです。

低容量の通話SIMプランは料金の差はあまりない

LINEモバイルは毎月1GBの高速データ容量が使用可能な「LINEフリープラン」は音声通話機能を追加すると合計で月額1,200円から利用することができます。

一方で、イオンモバイルは毎月500MBの高速データ容量と通話が利用可能な「音声500MBプラン」は月額1,180円と若干安い料金設定となりが、同じ1GB使用可能な「音声1GBプラン」は月額1,280円とイオンモバイルのほうが若干高くなります。

LINEモバイルの「LINEフリー」プランは、LINEアプリの通話・トークが使い放題になるため、コストパフォーマンスはLINEモバイルのほうが優れているかもしれません。

月間3GBからの通話SIMプランはイオンモバイルのほうが安い傾向

低容量プランはあまり価格の違いはありませんが、データ容量が増えるほどLINEモバイルとイオンモバイルの料金の差が生まれます。

LINEモバイルの3GB+音声通話の「コミュニケーションフリープラン」が月額1,690円に対して、イオンモバイルの「音声4GBプラン」は月額1,580円と容量が多く使えて料金が安くなる形になります。

完全に同じデータ容量プランを提供していないため比較しづらいですが、3~10GBのプランを選ぶ場合はイオンモバイルのほうがコスパに優れています。

選べるデータ容量の充実度はイオンモバイルが圧倒的!

上記のイオンモバイルの料金プランをご覧いただければわかりますが、選べる高速データ容量の豊富さはイオンモバイルのほうが充実しています。

LINEモバイルは「LINEフリー」と「コミュニケーションフリー」プランを合わせて1GB、3GB、5GB、7GB、10GBから月間のデータ容量を選ぶことができますが、イオンモバイルの通話SIMは500MB、1GB、2GB、4GB、6GB、8GB、12GB、20GB、30GB、40GB、50GBから選ぶことができます。

プランを選ぶ上で料金の安さも重要ですが、自分のデータ使用量に合ったプランを選ぶことでより無駄なく使うことができ料金も抑えることができます。

プランが豊富なMVNOはDMMモバイルなどがありますが、イオンモバイルは他社と比較してもプラン数は充実していると言えます。

 

取り扱う端末を比較

取り扱う端末を比較

大手キャリアからMVNOへ移行をお考えの方の中には、スマートフォンも新しく買い替えをご検討されている方も少なくないと思います。
LINEモバイルとイオンモバイルでもSIMカードだけでなくスマートフォンも取り扱っているので、セットで購入することも可能となっています。

そこで以下では、LINEモバイルとイオンモバイルで取り扱い・販売するスマートフォン、タブレット、モバイルWi-Fiルーターなどの端末ラインナップを比較いたしました。

なお、取り扱う端末情報は2017年1月時点の情報となるため、最新の情報は各MVNOの公式サイトにてご確認ください。

LINEモバイルで販売している端末

LINEモバイルで販売している端末は以下になります。

スマートフォン

イメージ 機種名 価格
arrows M03 arrows M03 32,800円
arrows M02 arrows M02 29,800円
HUAWEI P9 lite HUAWEI P9 lite 24,800円
ZenFone 3 ZenFone 3 39,800円
Blade V7lite ZTE Blade V7lite 22,800円
Blade E01 ZTE Blade E01 13,800円

イオンモバイルで販売している端末

イオンモバイル(イオンデジタルワールド)で販売している端末は以下になります。

スマートフォン

イメージ 機種名 価格
ZenFone3 Max ZenFone3 Max 19,800円
ZTE AXON 7 ZTE AXON 7 59,800円
ZTE AXON 7 mini ZTE AXON 7 mini 39,800円
ZenFone3 Laser ZenFone3 Laser 27,800円
HUAWEI Mate 9 HUAWEI Mate 9 60,800円
ZenFone3 ZenFone3 39,800円
Moto G4 Plus Moto G4 Plus 31,800円
arrows M03 arrows M03 37,800円
arrows M02 arrows M02 29,800円
Blade E01 ZTE BLADE E01 17,800円
Blade V7lite ZTE BLADE V7LITE 21,800円
HUAWEI P9 HUAWEI P9 50,800円
HUAWEI P9 lite HUAWEI P9 lite 25,800円
AQUOS SH-M02 AQUOS SH-M02 44,800円
Xperia J1 Compact Xperia J1 Compact 39,800円
VAIO Phone VAIO Phone 24,000円
KYOCERA S301 KYOCERA S301 12,800円

 

ケータイ

イメージ 機種名 価格
AQUOS SH-N01 AQUOS SH-N01 27,800円

 

タブレット

イメージ 機種名 価格
HUAWEI MediaPad M3(32G) HUAWEI MediaPad M3(32G) 37,800円
HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro 24,980円
学研がんばるタブレット 学研がんばるタブレット 36,000円

 

Wi-Fiルーター

イメージ 機種名 価格
Aterm MR05LN Aterm MR05LN 26,800円

スマホの取扱数はイオンモバイルが圧倒的

スマートフォンのラインナップはイオンモバイルのほうが充実しています。
またイオンモバイルでは、スマートフォンだけでなくタブレットやモバイルWi-Fiルーターも取り扱っています。

楽天モバイルBIGLOBE SIMのほか、最近ではau系MVNOのUQ mobileなどでスマホのラインナップが充実していますが、イオンモバイルも他社に負けないくらい豊富です。

SIMカードとスマートフォン端末を一緒に購入する方で、端末にこだわりがある方はイオンモバイルのほうが自分好みの一台が見つけやすいかもしれません。

また、LINEモバイルは端末の購入時の支払いは一括支払いのみですが、イオンモバイルでは24回の分割購入も可能なので、負担を分散させたい方はイオンモバイルがおすすめ。

機種によってはLINEモバイルのほうが安いことも

一括での購入にはなりますが、機種によってはLINEモバイルのほうが安く購入できるケースもあります。
今回調べた結果「arrows M03」、「BLADE E01」、「P9 lite」の機種はLINEモバイルのほうが最大で5,000円ほど安く購入できるようです。

スマートフォンを購入する際は、欲しい機種や価格など、各MVNOの公式サイトを見比べて検討すると良いでしょう。

 

通信速度を比較

MVNOを選ぶ上で気になるのは「通信速度」ではないでしょうか?
そこで当サイト管理人が実際に利用中のLINEモバイルとイオンモバイルのSIMを使用して通信速度を比較しました。

速度計測を実施した日は2017年1月18日(水)、場所は京都(南部)、時間帯は午前8時台から12時台です。
端末は「arrows M03」、計測にはアプリを使用しています。

イオンモバイルのデータSIMは「タイプ1」と「タイプ2」の2種類のSIMタイプがありますが、今回速度計測しているのは「タイプ1」のSIMになります。

なお、速度結果はエリアや時間帯、端末によって異なる場合があるため、実際の速度と異なる場合がありますのでご了承ください。

時間帯 MVNO ダウンロード(Mbps) アップロード(Mbps)
8時台 LINEモバイル 26.55 13.07
イオンモバイル 11.14 10.40
9時台 LINEモバイル 15.10 6.23
イオンモバイル 29.16 9.58
10時台 LINEモバイル 37.56 10.44
イオンモバイル 11.46 6.02
11時台 LINEモバイル 42.84 12.21
イオンモバイル 22.31 10.48
12時台 LINEモバイル 21.82 10.45
イオンモバイル 0.82 8.12

全体的にLINEモバイルのほうが安定している

どちらのMVNOも通信速度は悪くない印象でした。
特にLINEモバイルは全体的に安定しており、回線が混み合う12時台でもストレスなく通信が可能でした。

イオンモバイルは時間帯によっては不安定になるケースもありそうですが、料金の安さなどを考慮するとなかなか良いのではないでしょうか?

 

評判・口コミを比較

LINEモバイルとイオンモバイルの評判・口コミを比較

LINEモバイルとイオンモバイルの通信速度やサービスの評判や口コミ、感想などをまとめてみました。
通信速度に関しては、管理人が実施した速度計測以外の速度結果が得られるため、MVNOを選ぶ上で参考になるかと思います。

LINEモバイルの評判

LINEモバイルの評判・感想などをまとめました。

 

イオンモバイルの評判

イオンモバイルの評判・感想などをまとめました。

評判が良いのはどっち?

イオンモバイルは時間帯によっては速度が出ないケースがあるようですが、どちらも評判は良い印象でした。

特にLINEモバイルは、通信速度とカウントフリーの評判が非常に良く満足度も高そうでした。
au系MVNOではUQモバイルが通信速度の評判は良いですが、docomo系MVNOではLINEモバイルが今のところ良さそうです。

 
※実際の情報とは異なる場合がありますので、詳細は各WEBサイトをご覧ください。

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