このページではmineoとIIJmioのサービス内容、料金プラン、通信速度、端末のラインナップなど様々な観点から徹底比較しています。
どちらのMVNOでもドコモ網のプランとau網のプランが選べるマルチキャリア対応のMVNOという特徴があり、人気・実績もあるサービスとなります。
mineoとIIJmioの格安SIMで迷われている方の参考になれば幸いです。
- mineoとIIJmioってどんなサービス?
- mineoとIIJmioを比較
- mineoとIIJmioの比較まとめ
mineoとIIJmioってどんなサービス?
mineoとIIJmioを比較する前に各サービスの特徴やサービス内容について簡単にご紹介いたします。
マルチキャリア対応なので、どちらのサービスでもドコモ網のプランとau網のプランを自由に選ぶことができるのが特徴。
ドコモやauで購入したスマートフォンもSIMロック解除せずに利用しやすいため対応機種が多く、人気のiPhoneも機種によってはそのまま利用可能となっています。
テザリングは無料、かけ放題サービスも提供するなど充実したサービスも魅力のMVNOで、MNPで他社から番号そのままで乗り換えもできます。
mineoについて詳しく知る
関西電力グループの株式会社ケイ・オプティコムが運営するMVNOサービスで、契約回線数が50万回線を突破するなど順調にシェアを伸ばしています。
auプラン(Aプラン)とドコモプラン(Dプラン)を提供しており、それぞれデータSIMと音声通話SIMを利用することができます。
高速データ通信量は500MB、1GB、3GB、5GB、10GBから選ぶことができ、データSIMなら月額700円から使うことができます。
家族割や複数回線割などの割引サービスもあるので、家族みんなで乗り替えた場合など通常よりもさらに安く利用することも。
データの繰り越しや「パケットシェア」で無駄なくデータ容量が使える
mineoでは、余ったデータ容量は翌月に繰り越すことができるため、無駄なく利用することができます。
このようなデータの繰り越しサービスはMVNOでも提供しているサービスとなりますが、mineoは独自に「パケットシェア」や「パケットギフト」というサービスも提供しているのが特徴となります。
「パケットシェア」サービスは、余ったデータ容量を翌月に家族間でシェアできるため、家族みんなで高速データ通信量を使うことができる便利なサービスとなります。
パケットシェアする家族は事前に登録しておくことで、上の図のように、家族で使い切れなかったデータ容量の合計が600MBあった場合、翌月にこの600MBを家族みんなで分け合うことができるので、さらに無駄なく利用することが可能となります。
また2015年9月からは「パケットギフト」サービスも開始され、自分の余ったデータ容量を家族以外でも、友人や恋人など、誰とでも分け合うことができるようになります。
ドコモとauプラン間でもシェアできる
家族間でドコモプランとauプランのような別々のプランを利用している場合でも高速データ通信量(パケット)を分け合うことができます。
また、auプラン⇔ドコモプラン間の乗り換えも簡単に切り替えることができます。
オンラインで申し込んでも即日MNP切り替えが可能
以前は音声通話SIMを申し込んだ場合、事業者側でMNP切替をしてからSIMがご自宅に届くまでの3日程度はスマートフォンが利用できない期間がありましたが、mineoではSIMカードが届いてから自分のタイミングでMNP切替ができるので約1時間程度ですぐに利用することができます。
オンラインでの申し込みでも、不通期間もほぼなく他社から番号そのままで乗り換えができます。
「mineoスイッチ」や「パケットチャージ」も
mineoからは高速データ通信量のON/OFFが簡単に切り替えできる無料アプリ「mineoスイッチ」が提供されています。
端末にインストールした「mineoスイッチ」を起動。
節約モードに切り替える場合は「mineoスイッチ 節約OFF」ボタンをタップすることで、低速モードに切り替えができます。
逆に低速モードから高速モードへの切り替えも同じように切り替えボタンをタップすることで簡単に切り替えが可能ですが、切り替え後は1分ほど待つ必要があります。
アプリはiOS、Android向けに提供されているので、App StoreもしくはGoogle Playでダウンロードすることができます。
高速データ通信量(パケット)の追加チャージも
節約しても使い方によっては規定の高速データ通信量を超えてしまうこともあるかと思いますが、mineoでは高速データ容量の追加チャージも可能なので、速度制限後でも再び高速データ通信が可能となります。
追加チャージはmineoのマイページから簡単に追加購入できます。
100MB単位から購入することができ、追加したいデータ容量を選択し「今すぐチャージ」ボタンから追加することができます。
追加したデータ容量は翌月末まで使うことができます。
パケットチャージの料金
150円/100MB
安心のセキュリティサービスも
不正アプリ対策や銀行アプリスキャン、Web脅威対策、迷惑SMSや迷惑着信対策などを行う「ウイルスバスター モバイル 月額版」を提供しています。
紛失・盗難にあっても、パソコンからAndroid端末をリモート操作することができます。
ブラウザを利用して直感的に盗難対策機能の操作をすることが可能となっており、スマホのもしもの時でも安心。
その他にも、端末にメール(ドメイン名が@mineo.jpのメールが対象)が届く前にウイルスを検知・削除してくれる「メールウイルスチェックサービス」や、Webページやアプリへのアクセスを制限などの機能を備えた「安心フィルタリング」など子供用のスマートフォンとしても安心のセキュリティサービスも提供しています。
ウイルスバスター モバイル 月額版の料金
270円/月・ライセンス
安心フィルタリングの料金
350円/月
メールウイルスチェックサービスの料金
200円/月
端末安心サポート
mineoの端末サポートは、落下や水没による故障など、万が一のトラブル時でも負担を最小限に抑えてくれるサービスとなります。
「端末安心サポート」はmineo端末購入時のみ申し込むことができます。
そのほか、すでに所有している端末のトラブル時でも安心な「持込み端末安心保証サービス」も提供しているので、保証可能端末を使用している方であれば、修理品もしくは交換品を届けてくれます。
過去に水没など何度か経験している方は、入っておくと安心です。
端末安心サポートの基本料金
370円/月
持込み端末安心保証サービスの基本料金
500円/月
音声通話サービス・オプションも充実
mineoでは、音声通話オプションサービスも充実しています。
留守番電話サービスや転送電話サービスなど基本的は音声通話サービスはもちろん、5分かけ放題サービスや通話定額サービスなどのおトクな通話オプションも提供しています。
電話をかける頻度の高い方は必要に応じて追加しておくと良いでしょう。
mineoの音声通話サービス(ドコモプラン)
サービス | 料金 |
---|---|
5分かけ放題サービス | 月額850円 |
通話定額 | 通話定額30:840円/30分 通話定額60:1,680円/60分 |
迷惑電話ストップサービス | 無料 |
留守番電話サービス | 月額300円 |
転送電話サービス | 無料 |
割込通話サービス | 月額200円 |
番号通知お願いサービス | 無料 |
公式サイト:mineo
IIJmioについて詳しく知る
IIJmioは株式会社インターネットイニシアティブが提供するMVNOサービスで、モバイルサービスの総回線数が150万回線を突破するなど利用者数が多いのが特徴。
mineoと同じくドコモ網とau網のプランを提供しており、それぞれデータSIMと音声通話SIMを提供しています。
IIJmioの特徴は全プランで複数のSIMカードを利用できる点で、ファミリーシェアプランであれば最大10枚のSIMカードを使うことができます。
通信速度の評判も良く、ユーザー満足度の高いMVNOサービスとなります。
複数のSIMで別々のプラン(回線)を追加できる
ミニマムスタートプランとライトスタートプランは最大2枚、ファミリーシェアプランなら最大10枚までSIMカードを追加することができます。
ミニマムスタートプランとライトスタートプランは2枚目の追加に月額400円の追加SIM利用料がかかりますが、ファミリーシェアプランの場合は3枚目まで追加SIM利用料は無料で追加することができます。
1契約で複数のSIMカードを追加することで、別々で契約するよりもおトクに利用できるのが特徴。
例えば家族4人でファミリーシェアプランの通話SIMを利用した場合は下記のような料金イメージとなります。
ファミリーシェアプランなので3枚目までは無料でSIMカードを追加できます。4枚目の追加には追加SIM利用料が月額400円かかりますが、家族4人で通話SIMを利用しても月額5,760円から利用することができます。(当サイト調べ)
月間10GBの高速データ容量をシェアする形となり、1人あたり2.5GB/月のパケットを使用できる計算となります。
IIjmioの場合、タイプDを利用中の方でもタイプAのSIMを、タイプAを利用中の方がタイプDを追加することもできます。
また、複数枚SIMを利用する場合は同一プラン内のタイプAとタイプD間で高速データ通信量をシェアすることができます。
スマホと家のネットをセットで毎月600円割引に
IIJmioの格安SIMとIIJmioの光回線サービス「IIJmioひかり」を同時に利用すると毎月600円おトクに利用できる「mio割」が適応されます。
フレッツ光からIIJmioひかりに転用するだけで毎月の通信費が安くなるケースもあるので、スマホと自宅の光回線をまとめておトクに利用することも可能となります。
家族の全員のスマートフォンと自宅のネットをIIJmioのサービスに乗り換えると毎月の通信量が大幅に安くなることもあるので、少しでも節約したい方は1度検討してみてはいかがでしょうか?
IIJmio SIMカードとmioひかりのセット割引について
IIJmioも不通期間ほぼなく、他社から番号そのままで乗り換え可能
IIJmioはSIMカードが届いてから任意のタイミングでMNP切り替えが可能な「おうちでナンバーポータビリティ」を提供しています。
切り替えの際は、SIMカードが届いてから開通センターに電話をするだけで数時間後にはスマホが使用できるようになります。
オンラインでの申し込みでも、不通期間がほぼなく、他社から簡単に乗り換えができます。
ファミリー通話割引で家族同士の通話がおトクに
IIJmioのファミリーシェアプランに家族みんなで乗り換えれば家族同士の通話が最大20%OFFになります。
さらに、無料アプリ「みおふぉんダイアル」を利用して電話をかければ、ファミリーシェアプランと合わせると通話料金が最大60%OFFと非常に安く通話ができるようになるので、家族間でよく電話される方にはオススメです。
家族間なら最大30分の通話がかけ放題!選べる2つのかけ放題サービスを提供
IIJmioでは3分以内の国内通話(家族なら10分)がかけ放題オプションと、10分以内の国内通話(家族なら30分)がかけ放題になる2種類のかけ放題オプションサービスを用意しています。
同一mioIDやファミリーシェアプラン間なら最大30分以内の通話がかけ放題となるサービスは他社にはない独自のサービスとなります。(2017年5月時点)
規定の通話時間を超えた場合は、通常10円/30秒(同一mioIDは8円/30秒)の通話料金が発生します。
IIJmioの放題オプション料金
■ 3分かけ放題オプション:月額600円
■ 10分かけ放題オプション:月額830円
充実したIIJmioのオプションサービス
IIJmioでは、スマートフォンを利用する上では欠かせないセキュリティサービスや端末補償などのオプションサービスの他にも、電子雑誌が読み放題サービスや音楽アプリなどエンタメ系の有料オプションサービスを提供するなど、他社と比較しても充実してるのが特徴です。
ウイルスバスター モバイル 月額版
不正アプリ対策や有害サイト規制、迷惑SMS対策などを行うAndroid端末専用のセキュリティサービス。
Android/iOSに対応。
月額:250円
トビラフォン for Android
公的機関や自治体と連携した情報で自分と家族を危険な電話を取る前に知らせてくれる有料サービス。
月額:300円
i-フィルター for マルチデバイス
サイトやアプリから、意図しない有害情報にさらされる危険をブロックするフィルタリングソフト。
月額:360円
AOSBOX Android Pro
一度だけ設定することで、スマホやタブレットの写真や動画、連絡先などが完全自動でクラウド上のストレージに保存ができるサービス。
月額:500円
Smart・Checker
SNSと連携中のアプリとスマートフォン内の個人情報にアクセスしているアプリをまとめて管理、意図しない連携を行うアプリがあった場合ワンタッチでアプリ連携解除を行うことができるサービス。
月額:350円
端末補償オプション
画面割れ、水濡れ、全損・部分破損など幅広く補償する端末補償オプションサービス。
月額:380円
つながる端末保証
SIMカード単品で購入した場合の限定オプションサービスで、IIJmioを利用している端末のもしもの時も安心の端末保証サービス。
キャリアの保証サービスやメーカー保証が切れてしまっても安心。AndroidとiPhone端末を保証してくれます。
月額:500円
タブホ
200誌、600冊以上のビジネス誌、趣味、スポーツ、週刊誌などが定額読み放題できるサービス。
月額:500円
スマホでUSEN
音楽放送のプロが選曲した多彩なチャンネルを、いつでも聴ける音楽アプリ。
月額:490円
music.jp
音楽や電子書籍、動画が楽しめるサービス。
音楽はハイレゾにも対応!
月額:400円
日経ビジネスDIGITAL
日経ビジネスDigitalがスマートフォン、タブレット、パソコンで閲覧できます。
月額:2,500円
アプリで簡単にパケットを節約!
IIJmioクーポンスイッチ(みおぽん)で簡単に高速データ通信のON/OFFが切り替えできるようになっています。
切り替え方法ははとっても簡単。
IIJmioクーポンスイッチ(みおぽん)をタップし起動。
「ON」のスイッチをタップすると高速データ通信をOFFに切り替えることができます。
切り替えたあとは下部の「適用」をタップすれば切り替え完了です。
アプリはiOS/Androidに対応しており、App StoreもしくはGoogle Playからダウンロードすることができます。
公式サイト:IIJmio
mineoとIIJmioを比較
mineoとIIJmioの料金プランや初期費用、最低利用期間や解約に伴う違約金、取り扱うスマートフォンやタブレット、モバイルWi-Fiルーター、通信速度を比較しやすいようにまとめてご紹介いたします。
特に料金や通信速度は格安SIMを利用する上で気になる部分かと思いますので、共通する基本データ容量ごとに比較したいと思います。
料金プランの比較
mineoとIIJmioで提供されているドコモとauの料金プランの一覧と、共通する高速データ通信量別で料金を比較しています。
まずは各MVNOの料金プランをご紹介します。
mineoの料金プラン
mineoのドコモプラン(Dプラン)とauプラン(Aプラン)の料金は以下になります。
なお、シングルタイプ=データSIM、デュアルタイプ=通話SIMとなります。
ドコモプラン(Dプラン)
プラン | 月額料金 | 最大通信速度 | 通信容量上限 | SIM枚数 |
---|---|---|---|---|
シングルタイプ 500MB | 700円 | 225Mbps | 500MB/月 | 1枚 |
シングルタイプ 1GB | 800円 | 225Mbps | 1GB/月 | 1枚 |
シングルタイプ 3GB | 900円 | 225Mbps | 3GB/月 | 1枚 |
シングルタイプ 5GB | 1,580円 | 225Mbps | 5GB/月 | 1枚 |
シングルタイプ 10GB | 2,520円 | 225Mbps | 10GB/月 | 1枚 |
デュアルタイプ 500MB | 1,400円 | 225Mbps | 500MB/月 | 1枚 |
デュアルタイプ 1GB | 1,500円 | 225Mbps | 1GB/月 | 1枚 |
デュアルタイプ 3GB | 1,600円 | 225Mbps | 3GB/月 | 1枚 |
デュアルタイプ 5GB | 2,280円 | 225Mbps | 5GB/月 | 1枚 |
デュアルタイプ 10GB | 3,220円 | 225Mbps | 10GB/月 | 1枚 |
auプラン(Aプラン)
プラン | 月額料金 | 最大通信速度 | 通信容量上限 | SIM枚数 |
---|---|---|---|---|
シングルタイプ 500MB | 700円 | 150Mbps | 500MB/月 | 1枚 |
シングルタイプ 1GB | 800円 | 150Mbps | 1GB/月 | 1枚 |
シングルタイプ 3GB | 900円 | 150Mbps | 3GB/月 | 1枚 |
シングルタイプ 5GB | 1,580円 | 150Mbps | 5GB/月 | 1枚 |
シングルタイプ 10GB | 2,520円 | 150Mbps | 10GB/月 | 1枚 |
デュアルタイプ 500MB | 1,310円 | 150Mbps | 500MB/月 | 1枚 |
デュアルタイプ 1GB | 1,410円 | 150Mbps | 1GB/月 | 1枚 |
デュアルタイプ 3GB | 1,510円 | 150Mbps | 3GB/月 | 1枚 |
デュアルタイプ 5GB | 2,190円 | 150Mbps | 5GB/月 | 1枚 |
デュアルタイプ 10GB | 3,130円 | 150Mbps | 10GB/月 | 1枚 |
IIJmioの料金プラン
IIJmioのドコモ網のプラン「タイプD」とau網のプラン「Aプラン」の料金をまとめています。
それぞれデータSIMと音声通話SIMをを提供しており、ミニマムスタートプランとライトスタートプランは最大2枚、ファミリーシェアプランなら最大10枚までSIMカードを追加することができます。
タイプD(ドコモ網)
プラン | 月額料金 | 最大通信速度 | 通信容量上限 | SIM枚数 |
---|---|---|---|---|
3GB ミニマムスタートプラン | 900円~ | 682Mbps | 3GB/月 | 最大2枚 |
6GB ライトスタートプラン | 1,520円~ | 682Mbps | 6GB/月 | 最大2枚 |
10GB ファミリーシェアプラン | 2,560円~ | 682Mbps | 10GB/月 | 最大10枚 |
ミニマムスタートプラン (音声通話機能つき) |
1,600円~ | 682Mbps | 3GB/月 | 最大2枚 |
ライトスタートプラン (音声通話機能つき) |
2,220円~ | 682Mbps | 6GB/月 | 最大2枚 |
ファミリーシェアプラン (音声通話機能つき) |
3,260円~ | 682Mbps | 10GB/月 | 最大10枚 |
※データSIMの場合、SMS機能付きSIMは+140円/月で追加可能。
タイプA(au網)
プラン | 月額料金 | 最大通信速度 | 通信容量上限 | SIM枚数 |
---|---|---|---|---|
3GB ミニマムスタートプラン | 900円~ | 370Mbps | 3GB/月 | 最大2枚 |
6GB ライトスタートプラン | 1,520円~ | 370Mbps | 6GB/月 | 最大2枚 |
10GB ファミリーシェアプラン | 2,560円~ | 370Mbps | 10GB/月 | 最大10枚 |
ミニマムスタートプラン (音声通話機能つき) |
1,600円~ | 370Mbps | 3GB/月 | 最大2枚 |
ライトスタートプラン (音声通話機能つき) |
2,220円~ | 370Mbps | 6GB/月 | 最大2枚 |
ファミリーシェアプラン (音声通話機能つき) |
3,260円~ | 370Mbps | 10GB/月 | 最大10枚 |
同じ高速データ通信量の料金プランを比較
mineoとIIJmioが提供している同じ高速データ通信量の料金プランを比較しています。
共通する高速データ容量は月間3GB/10GBプランとなります。
ドコモプランとauプランをそれぞれ比較いたします。
【ドコモプラン】3GB/月の料金を比較
SIMタイプ | MVNO | プラン | 月額料金 |
---|---|---|---|
データ専用SIM | mineo | シングルタイプ 3GB | 900円 |
IIJmio | ミニマムスタートプラン | 900円 | |
SMS機能付き データSIM |
mineo | シングルタイプ 3GB | 1,020円 |
IIJmio | 3GB ミニマムスタートプラン | 1,040円 | |
音声通話SIM | mineo | デュアルタイプ 3GB | 1,600円 |
IIJmio | 3GB ミニマムスタートプラン | 1,600円 |
【ドコモプラン】10GB/月の料金を比較
SIMタイプ | MVNO | プラン | 月額料金 |
---|---|---|---|
データ専用SIM | mineo | シングルタイプ 10GB | 2,520円 |
IIJmio | 10GB ファミリーシェアプラン | 2,560円 | |
SMS機能付き データ専用SIM |
mineo | シングルタイプ 10GB | 2,640円 |
IIJmio | 10GB ファミリーシェアプラン | 2,700円 | |
音声通話SIM | mineo | デュアルタイプ 10GB | 3,220円 |
IIJmio | 10GB ファミリーシェアプラン | 3,260円 |
【auプラン】3GB/月の料金を比較
SIMタイプ | MVNO | プラン | 月額料金 |
---|---|---|---|
データSIM | mineo | シングルタイプ 3GB | 900円 |
IIJmio | 3GB ミニマムスタートプラン | 900円 | |
音声通話SIM | mineo | デュアルタイプ 3GB | 1,510円 |
IIJmio | 3GB ミニマムスタートプラン | 1,600円 |
【auプラン】10GB/月の料金を比較
SIMタイプ | MVNO | プラン | 月額料金 |
---|---|---|---|
データSIM | mineo | シングルタイプ 10GB | 2,520円 |
IIJmio | 10GB ファミリーシェアプラン | 2,560円 | |
音声通話SIM | mineo | デュアルタイプ 3GB | 3,130円 |
IIJmio | 10GB ファミリーシェアプラン | 3,260円 |
料金の比較結果:mineoとIIJmioの基本料金に差はない
mineoとIIJmioの共通の基本データ容量プラン3GBと10GBのプランを比較した結果、ほとんど差はありませんでした。
この結果から基本料金の安さはどちらもあまり変わらないと言えます。
ただし、mineoは月間500MB/1GBの高速データ通信量のプランも用意しているので、普段あまりデータを使用しない方はmineoのほうが安く使える可能性があります。
また、IIJmioの「ファミリーシェアプラン」はSIMカードが最大10枚まで利用することができ、3枚目までは追加SIM利用料がかからないので、家族みんなで利用する場合やサブのスマートフォンやタブレット、モバイルWi-Fiルーター用に複数のデバイスでデータ容量をシェアする場合はIIJmioがおトクなことも。
初期費用やその他の費用を比較
mineoとIIJmioを契約する際に発生する初期費用や事務手数料、その他発生する費用についてのご紹介です。
mineoの初期費用やその他費用を比較
契約事務手数料 | 3,000円 |
---|---|
プラン変更時 (シングル⇔デュアル) |
2,000円 |
タイプ変更時 | 2,000円 |
SIMカード再発行時 | 2,000円 |
MNPによる他社への転出時 | 2,000円※1 |
※1 利用開始翌月から12カ月以内は、MNP転出手数料が11,500円
IIJmioの初期費用やその他費用を比較
初期費用 | 3,000円 |
---|---|
SIMカード再発行 | SIMカード1枚につき2,000円 |
SIMカードサイズ変更 | SIMカード1枚につき2,000円 |
SIMカード交換 | SIMカード1枚につき2,000円 |
SIMカード追加 (ファミリーシェアプランのみ) |
SIMカード1枚につき2,000円 |
MNP転出 | 1電話番号につき3,000円 |
最低利用期間や違約金などの縛りを比較
mineoとIIJmioの最低利用期間と最低利用期間内の解約に伴う違約金についてのご紹介です。
mineoの最低利用期間や違約金
最低利用期間 | データSIM:なし 通話SIM:なし※1 |
---|---|
解約の違約金 | データSIM:なし 通話SIM:なし※1 |
※1 ご利用開始月の翌月から12カ月以内に携帯電話番号ポータビリティー(MNP)転出される場合は、MNP転出手数料12,420円(税込)発生。
IIJmioの最低利用期間や違約金
最低利用期間 | 利用開始日の翌月末日まで |
---|---|
音声通話機能解除調定金 | (12ヵ月-利用開始月を0ヵ月とした利用月数)×1,000円(税抜) |
取り扱う端末のラインナップを比較
mineoとIIJmioで取り扱うスマートフォンやタブレット、モバイルWi-Fiルーターの比較になります。
どちらも一括購入と分割購入(24回)に対応しているので、負担を軽くして端末を購入することもできます。
格安SIMと端末をセットでの購入をお考えの方にご参考いただけると幸いです。
なお、端末のラインナップは2017年5月時点の情報となります。最新の情報はお手数ですが各サービスの公式サイトにてご確認ください。
mineoで取り扱う端末
デバイス | 機種名 | 対応プラン | 価格 |
---|---|---|---|
スマートフォン | HUAWEI nova | ドコモプラン/auプラン | 一括:37,800円 分割:1,575円/月×24カ月 |
HUAWEI P9 lite | ドコモプラン | 一括:24,000円 分割:1,000円/月×24カ月 |
|
ZenFone 3 | ドコモプラン/auプラン | 一括:39,600円 分割:1,650円/月×24カ月 |
|
ZenFone 3 Laser | ドコモプラン/auプラン | 一括:27,600円 分割:1,150円/月×24カ月 |
|
ZenFone Go | ドコモプラン/auプラン | 一括:19,800円 分割:825円/月×24カ月 |
|
arrows M03 | ドコモプラン/auプラン | 一括:31,800円 分割:1,325円/月×24カ月 |
|
タブレット | HUAWEI MediaPad T2 8 Pro | ドコモプラン/auプラン | 一括:22,800円 分割:950円/月×24カ月 |
モバイルルーター | Aterm | ドコモプラン | 一括:25,200円 分割:1,050円/月×24カ月 |
SI-LA | auプラン | 一括:15,600円 分割:650円/月×24カ月 |
IIJmioで取り扱う端末
デバイス | 機種名 | 対応プラン | 価格 |
---|---|---|---|
スマートフォン | VAIO Phone A | タイプD | 一括:19,800円 分割:850円/月×24カ月 |
Moto G5 Plus | タイプD | 一括:32,800円 分割:1,380円/月×24カ月 |
|
HUAWEI nova | タイプD/タイプA | 一括:34,800円 分割:1,500円/月×24カ月 |
|
HUAWEI nova lite | タイプD | 一括:19,800円 分割:850円/月×24カ月 |
|
ZenFone 3 Max | タイプD | 一括:19,800円 分割:850円/月×24カ月 |
|
SHINE LITE | タイプD/タイプA | 一括:21,800円 分割:950円/月×24カ月 |
|
AQUOS SH-M04-A | タイプD/タイプA | 一括:32,800円 分割:1,380円/月×24カ月 |
|
IDOL4 | タイプD/タイプA | 一括:34,800円 分割:1,500円/月×24カ月 |
|
ZenFone 3 Laser | タイプD/タイプA | 一括:27,800円 分割:1,200円/月×24カ月 |
|
ZenFone 3 | タイプD/タイプA | 一括:38,800円 分割:1,650円/月×24カ月 |
|
arrows M03 | タイプD/タイプA | 一括:32,800円 分割:1,380円/月×24カ月 |
|
ZenFone Go | タイプD | 一括:17,800円 分割:750円/月×24カ月 |
|
GR5 | タイプD/タイプA | 一括:22,800円 分割:950円/月×24カ月 |
|
モバイルルーター | Aterm MR05LN | タイプD/タイプA | 一括:22,000円 分割:950円/月×24カ月 |
ケータイ | SHARP SH-N01 | タイプD | 一括:25,800円 分割:1,100円/月×24カ月 |
ラインナップの比較結果:スマホをセットで購入するならIIJmioがおすすめ!
スマートフォンのラインナップはIIJmioのほうが圧倒的に多い結果に。
選択肢が広がるので好みのスマートフォンが見つかりすいため、格安SIMとスマートフォンをセット購入するならIIJmioがおすすめです。
一括購入だけでなく、分割購入もできるので負担を軽くしながら購入したい方にも良いでしょう。
通信速度を比較
当サイトで測定したmineoとIIJmioの通信速度結果を比較しました。
mineoはドコモプラン(Dプラン)、IIJmioはタイプD(ドコモプラン)のSIMを利用しています。
計測場所は京都(南部)。端末は「arrows M03」、計測アプリは「RBB TODAY SPEEDTEST」を使用しています。
なお、時間や環境により通信速度は異なりますので、参考としてご覧いただけたら幸いです。
mineo(ドコモプラン)の通信速度
計測日 | 時間帯 | 下り(Mbps) | 上り(Mbps) |
---|---|---|---|
2017年4月20日(木) | 8時台 | 8.18 | 6.36 |
10時台 | 7.87 | 2.72 | |
12時台 | 0.72 | 2.72 | |
2017年4月24日(月) | 8時台 | 6.01 | 5.37 |
10時台 | 7.48 | 5.58 | |
12時台 | 0.68 | 3.28 | |
2017年4月25日(火) | 8時台 | 8.07 | 5.15 |
10時台 | 11.77 | 4.14 | |
12時台 | 0.43 | 4.35 | |
2017年5月9日(火) | 8時台 | 3.26 | 3.83 |
10時台 | 23.10 | 3.58 | |
12時台 | 0.67 | 4.26 | |
2017年5月12日(金) | 8時台 | 9.91 | 3.27 |
10時台 | 7.37 | 3.38 | |
12時台 | 0.56 | 1.69 |
IIJmio(タイプD)の通信速度
計測日 | 時間帯 | 下り(Mbps) | 上り(Mbps) |
---|---|---|---|
2017年5月9日(火) | 8時台 | 20.10 | 8.02 |
10時台 | 20.98 | 5.62 | |
12時台 | 0.33 | 0.37 | |
2017年5月11日(木) | 8時台 | 7.81 | 4.30 |
10時台 | 5.55 | 5.11 | |
12時台 | 3.11 | 2.14 | |
2017年5月12日(金) | 8時台 | 11.41 | 6.39 |
10時台 | 8.97 | 4.15 | |
12時台 | 1.84 | 0.66 | |
2017年5月13日(土) | 8時台 | 17.44 | 2.24 |
10時台 | 13.35 | 2.51 | |
12時台 | 0.71 | 0.50 |
速度の比較結果:12時台はどちらも不安定に
全く同じ日に速度計測していないので単純比較は難しいですが、通信速度が低下しやすい12時台はmineoもIIJmioも不安定になる傾向がありました。
比較的通信速度の評判が良いIIJmioですが、当サイトで測定した結果では12時台は1Mbpsを下回ることもありましたので、この時間帯はWEBブラウジングでも読み込みが遅くなりストレスになるかもしれません。
ただし、お昼の時間帯は多くのMVNOで速度低下傾向にあるため、mineoとIIJmioが特別遅いわけではありません。
MVNOではLINEモバイルやUQモバイルが比較的通信速度が安定しているため、通信速度重視で格安SIMを選びたい方はそういったMVNOを検討してみてはいかがでしょうか?
mineoとIIJmioの比較まとめ
今回はMVNOでも人気の「mineo」と「IIJmio」に絞って比較しましたが、いかがでしたでしょうか?
MVNOの中でも数少ないマルチキャリア対応ということもあり、この2つのMVNOで迷われている方も多いと思いますが、総合的に見てもどちらも料金も手頃でサービス内容も充実しているためオススメです。
家族みんなで利用する場合や普段からあまりインターネットなどを利用しない方など利用用途によっては最適なMVNOが異なります。
あまりネットを利用しない方はmineo(マイネオ)がおすすめ
mineoは500MB/月と1GB/月のプランがある分、普段あまりインターネットを利用しない方はmineoのほうが毎月の携帯料金を抑えやすいかと思います。
またmineoは、余ったデータの繰り越しや「パケットシェア」、「パケットギフト」などデータ容量を無駄なく使用できるサービスが充実しているので毎月のデータ使用量にムラがある方にもオススメです。
5分かけ放題サービスも月額850円から利用できるので、電話をかける方でも対応できるサービスが整っています。
公式サイト:mineo
家族みんなで使うならIIJmioがおすすめ
mineoも複数回線割引や家族割引などおトクな割引サービスがありますが、IIJmioは全プランで複数のSIMカードが利用でき、ファミリーシェアプランなら最大10枚までSIMカードを使うことができます。
3枚目までは追加SIM手数料がかからないので、家族みんなで利用すると安く抑えることができます。
家族4人で通話SIMを利用しても月額5,760円から利用可能。3人家族の場合は追加SIM利用料もかからないので、月額4,460円から利用することができます。
また、かけ放題オプションも家族間なら最大30分の通話がかけ放題となるため、家族みんなで乗り換えるならIIJmioのほうがおすすめです。
公式サイト:IIJmio
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