ドコモ網とau網を利用したプランが選べるマルチキャリアに対応したMVNOサービス「mineo」では、2017年3月1日(水)から、5分以内の国内通話が何度でも無料になる「5分かけ放題サービス」の提供を開始すると発表がありました。
無料アプリ「mineoでんわ(仮称)」をインストールし、アプリから発信することで、5分以内の国内通話なら何度でも無料で利用することができます。
料金は月額850円で、5分超過時でも通常の通話料の半額となる30秒10円で通話が可能となります。
現在多くのMVNOがかけ放題サービスを提供するようになってきており、mineoもそれに続く形となりました。
mineo「5分かけ放題サービス」の概要
mineoが提供する「5分かけ放題サービス」の料金やサービス内容についてまとめました。
提供開始時期:2017年3月1日(水)
サービス内容:5分以内の国内通話が何度でも無料
月額料金:850円
初期費用:無料
利用方法:専用アプリをダウンロードし、アプリから発信
番号通知:発信先には発信元の090番号がそのまま表示
5分超過時の通話料金は通常の半額となる30秒10円。
mineoは2つの通話オプションから選べる
mineoでは、月額840円で最大30分、月額1,680円で最大60分の通話が可能な「通話定額 30/60」という通話オプションサービスを提供しています。
3月にスタートする「5分かけ放題サービス」の提供が開始されると、利用シーンや電話をかける頻度、時間などによって自分に合った通話オプションサービスを選べるようになります。
他社では、「1,200円分(最大60分)の国内通話」もしくは「3分以内の国内通話が何度でもかけ放題」の通話オプションを選べる「BOGLOBE SIM」など限られたMVNOでしか提供されておらず、差別化に繋がりそうです。
なお、5分かけ放題と通話定額30/60の重複契約は不可となります。
5分かけ放題サービスのメリット
すでに「通話定額 30/60」が提供されていますが、5分以内の電話をよくかける方にはメリットとなりそうです。
最大30分の通話が可能な「通話定額 30」は月額840円と「5分かけ放題サービス」の料金とほぼ変わりません。
トータルで30分以上の通話時間で、1回の通話時間が5分以内の方は「5分かけ放題サービス」のほうがおトクになりそうです。
5分超過時の通話料金は半額となりますが、1回の通話時間が長い場合は「通話定額 30」もしくは「通話定額 60」のほうが安く収まることも考えられます。
長電話してしまう傾向の方でも、5分を超えないように、こまめに通話を一旦終了させることができる方は「5分かけ放題サービス」を利用したほうがおトクに利用できるかもしれません。
mineoについて
9月からはマルチキャリア対応となり、ドコモ回線を利用した「ドコモプラン」とau回線を利用した「auプラン」を選べるようになりました。
プランは500MB/月から10GB/月まであるので、ライトユーザーからヘビーユーザーまで対応できる豊富なプランも魅力となります。
また、現在の電話番号をそのまま利用できるのはもちろんですが、050のIP電話を月額基本料金が無料で利用できるのが特徴です。
余ったデータ容量は翌月に繰り越せたり、「パケットシェア」で家族の繰り越した分を分け合えることができるなど、サービスも充実しています。
MNPで他社から番号そのままで乗り換えることも可能で、SIMカードと端末をセット購入することもできます。
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