最近では、料金の安さからMVNOが提供する格安SIMを利用する方が増えてきています。
プランによっては、ドコモやauなどの大手キャリアと比較すると月額料金が1/3以下になるケースも少なくないためメリットが大きくなります。
一方で、大手キャリアからMVNOが提供する音声通話SIMプランで乗り換える際、現在の電話番号をそのままに使用するためMNP(ナンバーポータビリティ)を利用する場合、申し込みが完了してからSIMカードが手元に届くまでの約3日間ほどの間、スマホが使えない状態となっていました。
しかし最近では、SIMカードが手元に届いてからMNP切替えができるMVNOも出てきているため、スマホが使えない期間がほぼなくMVNOへ移行することができるようになってきています。
これでMNPの切り替えの際の「空白期間」がなくなるため気軽に利用できるかと思います。
即日切替えに対応しているMVNOはまだまだ少ないですが、これからどんどん増えてくるのではないでしょうか?
それでは、MNP即日回線切り替えが可能なMVNO(格安SIM)をご紹介したいと思います。
G-Phone
G-Phoneは、広いエリアと安定したドコモ回線を利用しサービスを提供しているMVNOとなります。
初心者でも迷わないシンプルなプラン構成と、「お客さま電話サポート」や「SMS機能」「端末故障サポート」「セキュリティアプリ」を追加料金なしで標準提供しているのが特徴です。
「キッズプラン」では、不適切なWEBサイトとアプリの利用を制限する「フィルタリングサービス」もあり、格安SIM初心者や子供向けに最適なMVNOとなります。
G-Phoneは即日MNPに対応!
SIMカードが届いてから任意のタイミングでMNP切り替えが可能となり、スマートフォンが使えない空白期間がほぼなく他社からの乗り換えができるようになりました。
BIGLOBE SIM
BIGLOBEが提供する広いエリアと安定したドコモ回線を使用したサービスで、データ通信のみと音声通話機能がついたプランを選ぶことができ、スマホやWi-Fiルーターのセット販売も行っています。
音声通話が付いたプランでも1GB/月ながら、1,400円から利用できるプランの他にも、最大で12GB/月の大容量プランも提供しているので、ライトユーザーはもちろん、ヘビーユーザーにもオススメのMVNOとなります。
BIGLOBEでんわを利用することで通話料金が半額になったり、よりお得なBIGLOBEでんわ通話パック、Wi-Fiスポットが追加料金なしで利用できるなどサービスも充実しています。
2016年2月からは、割込通話や留守番電話、国際ローミングも対応するなど通話オプションサービスも充実しました。
BIGLOBE SIMは電話が使えなくなる期間ほぼなく乗り換え可能に
U-mobile(ユーモバイル)
U-mobile(ユーモバイル)は、ビデオ・オンデマンドサービス「U-NEXT」を運営する株式会社U-NEXTが提供するサービスです。
音声通話付きでデータ量の制限なしのネット使い放題で2,980円というコストパフォーマンスが高いプランが人気です。
また、月額料金が無料で、国内通話量が半額になる「U-CALL」も提供しており、充実したサービスも特徴です。
U-mobileはSIMカードが届いてからMNP転入ができる「届出方式」に
U-mobileは、SIMカードが到着後に「届出方式 開通依頼お手続き」ページにて開通依頼が可能となります。
これによりスマホが利用できない空白期間がほぼなく他社から番号そのままで乗り換えることができます。
b-mobile
基本料0円SIMや無料通話付きのSIM、iPhoneユーザー向けなど、様々なタイプのプランがあり、とても充実しています。
家電量販店でも取り扱っているため、購入しやすいのも、b-mobileの特徴です。
また、通信速度200kbpsでの利用時に、Webアクセラレータを使用し、快適なwebブラウジングを実現しています。
b-mobileは即日MNPに対応!
b-mobileも即日MNPに対応し、SIMカードが届いてから「回線切り替え」を行うことができるようにまりました。
DMMモバイル
業界最安値クラスの格安プランから大容量のプランまで、多彩なプランがあるので、自分のデータ使用量に合わせてプランを選ぶことができます。
音声通話も対応しているので、キャリアからの乗り換えも問題なさそうです。
また、低速時でも快適に繋がる、「バースト機能」や一部の大容量プランの場合、高速データ通信容量を分け合える、「シェアコース」や「端末交換オプション」「セキュリティオプション」などサービスも充実している点も特徴的です。
業界最安値水準に強いこだわりがあり、他社が料金を下げると、それ以上に料金を安くすることが多くあり、とにかく毎月の携帯料金を抑えたい方にはオススメのMVNOとなります。
DMMモバイルは即日MNPに対応!
DMMモバイルはSIMカードが届いてから、マイページにて電話番号の切り替えのお申し込みが可能となります。
他社から番号そのままでの乗り換えでも、スマートフォンが利用できない期間がほぼなくMNP切り替えが可能となります。
NifMo(ニフモ)
初めてのスマホでも安心の「NifMo 訪問レクチャー」や水濡れ、故障、破損、落下などの機器のトラブルも安心「NifMo あんしん保証」などのオプションがあり、初めてスマホを持つユーザーも安心できるオプションサービスがあるのが特徴です。
中でも一番の特徴は、お買いものをすると、携帯料金が安くなる「NifMo バリュープログラム」があり、使いようによっては、毎月の携帯料金がさらに安くなる場合もあるので、オススメです。
2015年7月からは、「データ繰り越し」が可能となり、その月に使い切らなかったデータ通信量を翌月まで繰り越すことができ、無駄なく利用できるようになりました。
また、1.1GB/月のプランが新たに加わり、データ専用プランの場合、月額640円から利用できるようになり、他社と比較しても最安値クラスになりました。
NifMoは即日MNPに対応!
NifMoの「ネットでナンバーポータビリティ」では、回線切り替えの申請を利用者が行うことで、音声通話ができない期間を短縮することができます。
UQ mobile
UQ mobileは、KDDI子会社が提供するサービスで、MVNOのほとんどがドコモ回線の中、UQ mobileはau回線を利用しているのが特徴です。
音声通話も可能で、自分のスタイルに合わせて4つのプランから選ぶことができます。
SMS無料サービスや留守番電話サービス、三者通話サービス、迷惑電話撃退サービスがパックになった、「電話基本パック」。
端末補償サービスや◯◯@uqmobile.jpなどのメールが利用できる「メールサービス」、通話明細サービスなどのオプションも充実しています。
2015年5月から、「データ高速プラン」「データ高速+音声通話プラン」が料金そのままで、通信容量上限「2GB」→「3GB」に増え、さらにお得になりました。
UQ mobileは即日MNPに対応!
UQ mobileも、他社からのお乗りかえでも「即時回線切り替え」で音声通話ができない空白期間がほぼなく他社から番号そのままで乗り換えが可能となります。
mineo (マイネオ)
au回線を利用したMVNOで、安定した4G LTEの高速通信が可能となっており、格安な料金と音声通話もできるプランも魅力の一つです。
また、現在の電話番号をそのまま利用できるのはもちろんですが、050のIP電話を月額基本料金が無料で利用できるのが特徴です。
余ったデータ容量は翌月に繰り越せたり、「パケットシェア」で家族の繰り越した分を分け合えることができるなど、サービスも充実しています。
mineoは即日MNPに対応!
mineoもSIMカードが届いてからMNPが即時切り替えで、スマホが使えない期間がほぼなく他社から番号そのままで乗り換えることが可能となりました。
IIJmio(みおふぉん)
音声通話機能付きやデータ専用SIM、SMS機能付きSIM、プリペイドSIMがあり、自分の好きなSIMが選べます。
また、多彩なプランと、余ったデータ量は翌月に繰り越せるなど、サービスも充実しています。
高速通信のデータ量を「クーポン」とし、高速・低速の使い分けや、クーポンがなくなっても買い足すことで高速通信が可能となります。
ドコモ回線を利用した、音声通話プランもあります。
新たに「みおふぉんダイアル」サービスも提供され、利用料も無料で、通話料金が半額で電話をすることができるようになりました。
2015年7月からは、スマートフォンとSIMをセットで購入することもできるようになり、様々なニーズに対応できるようになりました。
IIJmioの「おうちでナンバーポータビリティ」
IIJmioの「おうちでナンバーポータビリティ」により、SIMカードが届いてから開通センターへ電話をかけると、数時間後に届いたSIMで電話が利用できるようになりました。
FREETEL
2015年7月からfreetel mobileからFREETELという新しいブランドとなり、データ使用量に合わせた6段階の新料金プランもスタートしました。
FREETELは、とにかく格安を売りにしているMVNOで、業界最安値の月額299円(100MB)から利用することができます。
また、データ量は100MB~10GBの6段階の価格設定となっており、使った分だけ無駄なく利用することができるため、普段あまりインターネットをしない方や毎月のデータ使用量にバラつきがある方でも安心して使用することができます。
8月からは音声通話の国際ローミングに対応したため、海外でも音声通話やSMSを利用できるようになりました。
FREETELの「でんわでパッとMNP」
FREETELの「でんわでパッとMNP」では、SIMカードが届いてから自宅など好きな場所で簡単切り替えができ、通話ができない期間がほぼなく他社から番号そのままで乗り換えることができるようになりました。
OCN モバイル ONE
大手プロバイダのNTTコミュニケーションズが提供する信頼感があり安心して利用できる。
プランも比較的多く、自分の使用するデータ量に合わせて料金も選べる。
また、「050 plus」「容量追加オプション」「ターボ機能」など、オプションやサービスも充実しているのが特徴です。
また、SIMカードとセットでスマートフォンやタブレット、WiFiルーターも購入することができるだけでなく、WiFiルーター・USB端末をレンタルして利用することも可能となっています。
2015年7月からは「カウントフリー機能」が提供され、通話料がお得になるIP電話サービス「050 plus」やオンラインストレージサービス「マイポケット」を使用しても、通信容量を気にすることなく利用できる新サービスも提供されました。
新しいSIMカードへ回線の切替が可能となる「らくらくナンバーポータビリティ」は10月29日より提供開始されます。
OCN モバイル ONEの「らくらくナンバーポータビリティ」
OCN モバイル ONEの「らくらくナンバーポータビリティ」で、SIMカードが届いてから「MNP転入 開通手続き受付フォーム」から開通手続きを行うことで、空白期間がほぼなく他社から番号そのままで乗り換えることができます。
DTI SIM
DTI SIMは、株式会社ドリーム・トレイン・インターネットが提供する、シンプルなプランと低価格が特徴のMVNOとなっています。
ドコモ回線を利用しているため全国の広いエリアをカバーしています。
音声通話にも対応しており、テザリング、留守番電話、キャッチホン、国際電話、転送電話などのオプションサービスも充実しています。
DTI SIMは即日MNPに対応!
DTI SIMはは即日MNPに対応しているので、希望のタイミングでMNP転入が可能となり、電話が利用できない期間がほぼなく他社から番号そのままで乗り換えることができます。
MNP即日回線切り替えが可能なMVNO(格安SIM)の比較まとめ
・今まで格安SIMの音声通話プランでMNPを利用して移行する場合、申し込み完了から手元に届くまでスマートフォンが使用できない状態になっていたが、最近ではMNP即時回線切り替えが可能なMVNOが増えてきており、スマートフォンが使えない「空白期間」がなく、番号そのままで格安スマホに乗り換えることができるようになっている。
・即時回線切り替えが可能なMVNOはまだ少ないが今後増えると期待される。
・特に現在auを利用している方はau系MVNOの「UQ mobile」「mineo」それぞれ即時切替えが可能になるので、格安SIMへの乗り換えがしやすくなっているのでオススメ。
・ドコモ系MVNOでは「U-mobile」「IIJmio」「BIGLOBE SIM」「OCN モバイル ONE」など多くのMVNOサービスで即日MNPに対応している。
今後もMNP即日回線切り替えが可能なMVNOは増えてくると予想されるため、随時更新していきたいと思います。
・2015年9月7日に「BIGLOBE LTE・3G」を追加しました。
・2015年9月14日に「IIJmio」を追加しました。
・2015年10月27日に「OCN モバイル ONE」を追加しました。
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