【2015年3月調査】格安SIMのシェアが高いMVNO比較

シェアが高いMVNO比較 MVNOの比較

2015年3月にMM総研が実施した国内MVNOの市場規模の推移が発表されております。
その中で、格安SIMのシェアが高いMVNOも公開されておりますので、各MVNOの特徴も加えながら比較しやすいようにご紹介したいと思います。

まずはせっかくなので、2014年と2015年のMVNOサービスの総契約回線数の比較をご紹介したいと思います。

 

MVNOサービスの総契約回線数はかなり増加

MVNOサービスの総契約回線数
MVNOサービスの総契約回線数は、2015年3月末時点で3,045万回線となっており、2014年3月末に比べ回線数で105.7%増加しているようです。

まだまだですが、MVNOが提供する格安SIMもある程度は認知されつつあり、価格の安さから利用される方はとても増えているようです。
ある別の調査では、MVNOの存在は知っているが、具体的なサービス内容などがよくわからず不安があり利用しないという方も多いようで、サポートやサービスの強化や具体的なサービス内容を知ってもらうことが今後の課題でしょうか。

 

格安SIMのシェアが高いMVNO

格安SIMのシェアが高いMVNOの比較
2015年3月末時点でのMVNOのシェアを比較すると、一番シェアが高いのは「OCNモバイルONE」を提供するNTTコミュニケーションズで22.6%(73.8万回線)。二番目に高いのは「IIJmio」を提供するインターネットイニシアティブの16.4%(53.6万回線)、三番目に高いのが「BIGLOBE LTE/3G」を提供するビッグローブが7.1%(23.3万回線)、四番目が「b-mobile」を提供する日本通信の5.3%(17.2万回線)となっています。
また、2014年と2015年では、「BIGLOBE LTE/3G」と「b-mobile」の順位が入れ替わっているのも注目です。
この4事業者のシェア合計は、全体のシェアの過半数に達するため、かなりの割り合いを占めていることがわかります。

今年に入り、様々なMVNOがデータ量を増やしたり、価格を下げたり、サービスを充実させるなど、MVNO全体的に動きが活発ですので、今後のMVNOのシェアにも大きな変化が見られるかもしれません。

 

格安SIMのシェアが高いMVNOの特徴をご紹介

今回発表された、格安SIMのシェアが高い各MVNOの特徴をシェアが高い順にご紹介したいと思います。
シェアが高い理由は料金プランやサービスの充実など様々な要因があると思いますので、今後MVNOへ移行される方などに参考いただければ幸いです。

OCN モバイル ONEの特徴

OCNモバイルONEのプラン・料金
大手プロバイダのNTTコミュニケーションズが提供する信頼感があり安心して利用できる。
プランも比較的多く、自分の使用するデータ量に合わせて料金も選べる。
また、オプションも充実しているのが特徴で、音声対応SIMなら音声通話も可能なMVNOです。

OCN モバイル ONEのプラン詳細情報へ

 

IIJmio(みおふぉん)の特徴

IIJmioのプラン
音声通話機能付きやデータ専用SIM、SMS機能付きSIM、プリペイドSIMがあり、自分の好きなSIMが選べます。
また、多彩なプランと、余ったデータ量は翌月に繰り越せるなど、サービスも充実しています。
高速通信のデータ量を「クーポン」とし、高速・低速の使い分けや、クーポンがなくなっても買い足すことで高速通信が可能となります。
ドコモ回線を利用した、音声通話プランもあります。

新たに「みおふぉんダイアル」サービスも提供され、利用料も無料で、通話料金が半額で電話をすることができるようになりました。
2015年7月からは、スマートフォンとSIMをセットで購入することもできるようになり、様々なニーズに対応できるようになりました。

IIJmioのプラン詳細情報へ

 

BIGLOBE LTE・3Gの特徴

BIGLOBE LTE・3Gのプラン・料金
BIGLOBEが提供するサービスで、データ通信のみと音声通話機能がついたプランを選ぶことができ、
音声通話が付いたプランでもデータ制限は1Gながら、1,600円から利用できるので、普段あまりインターネットをしない方には良いプランと言えそうです。
一番の特徴はBIGLOBEでんわを利用することで、通話料金を半額になるなど独自のサービスを提供しています。

BIGLOBE LTE・3Gのプラン詳細情報へ

 

b-mobileの特徴

d-mobile
基本料0円SIMや無料通話付きのSIM、iPhoneユーザー向けなど、様々なタイプのプランがあり、とても充実しています。
家電量販店でも取り扱っているため、購入しやすいのも、b-mobileの特徴です。
また、通信速度200kbpsでの利用時に、Webアクセラレータを使用し、快適なwebブラウジングを実現しています。

b-mobileのプラン詳細情報へ

 

【2015年3月調査】格安SIMのシェアが高いMVNO比較のまとめ

・2014年に比べて2015年はMVNOサービスの総契約回線数はかなり増加している。
・一番シェアが高いのは「OCNモバイルONE」、二番目に高いのは「IIJmio」、三番目に高いのが「BIGLOBE LTE/3G」、四番目が「b-mobile」という結果に。
・個人的にオススメしたいのは通話量が半額になるサービスがある「IIJmio」「BIGLOBE LTE・3G」で、電話をよくかける方にはとてもお得になる可能性が高い。
・今年に入り、様々なMVNOがサービス強化や料金改定などをしており、今後もシェアの変化に注目してきたい。

国内MVNO 市場規模の推移についてはこちら

 

※実際の情報とは異なる場合がありますので、詳細は各WEBサイトをご覧ください。

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