楽天モバイルは、決済方法に「口座振替」が追加され、クレジットカードを持っていなくても契約・申し込みできるようになりました。
これにより、楽天モバイルの支払い方法は「クレジットカード」「デビットカード」「口座振替」「楽天スーパーポイント支払い」となり、MVNOの中でもかなり利用しやすくなっています。
今回は、楽天モバイルで口座振替の利用方法や注意点など詳しくご紹介いたします。
楽天モバイルの口座振替について
楽天モバイルでは、2016年11月利用分(12月請求分)の料金から口座振替に対応すると発表があり、現在は申し込み時に「口座振替」を選ぶことができます。
一部のMVNOでは口座振替に対応しているサービスもありますが、ほぼクレジットカード決済のみとなっているため、クレジットカードを持っていない方格安SIMの契約が難しい状況です。
楽天モバイルは、今回新たに口座振替対応により、支払い方法は「クレジットカード」「デビットカード」「口座振替」から選んで申し込むことができるため、誰でも気軽に申し込みができるようになりました。
口座振替で支払える各費用について
楽天モバイルの口座振替で支払うことのできる項目は以下になります。
- 月額基本料
- 通話料金
- オプション料金
- ユニバーサルサービス料
- 事務手数料
- 契約解除手数料
SIMカード単品を申し込む場合の費用は口座振替で支払うことができます。
SIMタイプはデータ専用、050データSIM(SMS機能付き)、通話SIMを利用することができます。
オプションも「端末補償」「あんしんリモートサポート」「楽天でんわ5分かけ放題 by 楽天モバイル」「留守番電話サービス」「キャッチホンサービス」などのオプションサービスも口座振替に対応しているので、利用には全く問題ありません。
利用可能な金融機関
楽天モバイルにて、口座振替がご利用可能な金融機関は以下になります。
- 三菱東京UFJ銀行
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- ゆうちょ銀行
- ジャパンネット銀行
- ソニー銀行
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
- セブン銀行
- じぶん銀行
- イオン銀行
- 新生銀行
- 信用金庫
- ほか
口座振替で申し込む方法
楽天モバイルの公式サイトから口座振替で申し込む方法ですが、基本的にはクレジットカードで申し込む流れとかわりません。
楽天モバイルの公式サイトから「申し込み」をして、商品やSIMタイプ、料金プラン、オプションを選択後、お客様情報の入力の際に「支払い方法の選択」の項目から口座振替を選択することができます。
そのまま口座振替情報も登録が可能で、問題なければそのまま申し込むことができます。
注意点
楽天モバイルの口座振替にはいくつか注意点もあります。
登録する口座は、契約者 本人名義の銀行口座が必要で、口座振替での支払の場合は、毎月の引き落とし時に、手数料100円(税別)が発生します。
また、冒頭でもご紹介しましたが、口座振替で支払いできるのは、契約の際の事務手数料や月額基本料、通話料金、オプション料金、ユニバーサルサービス料、契約解除手数料のみとなります。
楽天モバイルで販売しているスマートフォン端末やモバイルバッテリー、充電器などのアクセサリー類の費用は口座振替でのお支払いに対応していません。
つまり、口座振替では楽天モバイルのSIMカードと端末のセット購入はできないことになります。
クレカなしで楽天モバイルのSIMと端末を利用する方法
楽天モバイルでは、クレジットカードを持っていなくてもSIMと端末のセット購入する方法があります。
また、端末は自分で用意することで、クレジットカードを持っていなくても楽天モバイルの格安SIMを利用することができます。
楽天スーパーポイントで支払う
クレジットカードを使わないで楽天モバイルでSIM+端末をセットで購入するには、楽天スーパーポイントを使用して支払う方法があります。
楽天スーパーポイントを持っていない方は、コンビニ等で楽天ポイントギフトカードを購入すれば、楽天スーパーポイントで支払うことも可能です。
ただし、楽天スーパーポイントで端末費用を支払う場合は一括のみで、一度に利用できるポイントは30,000ポイントまでとなります。
デビットカードを使用する
何らかの事情でクレジットカードを持てない場合は、審査がなく誰でも作りやすいデビットカードがおすすめ。
楽天モバイルは「楽天銀行デビットカード」「スルガ銀行デビットカード」での支払いに対応しており、基本料金事務手数料、通話料金のほか、端末も一括であれば購入することができます。
端末は自分で用意する
スマートフォン端末は楽天モバイルで購入しなくても、自分で別途購入すれば問題ありません。
SIMフリースマートフォンは3万円前後で購入できる機種も多く、ネット通販や家電量販店でも購入することができます。
MVNOでSIMカードを申し込む場合、購入するSIMカードのサイズを選択することになりますので、サイズを事前に確認しておくか、先に端末を購入してからSIMを申し込んだほうが無難です。
また、スマートフォン端末を購入する際は、念のため楽天モバイルで動作確認済みの端末かチェックしておくとより安心です。
動作端末の確認は、楽天モバイル公式サイトの動作確認済み端末の一覧をご覧ください。
楽天モバイルではキャンペーンを多く実施しており、スマートフォン端末を半額以下で販売していることも多いです。
人によっては所有している楽天スーパーポイントでも購入できる機種もあるかと思いますので、SIM+スマートフォン端末の購入をご検討されている方は、一度楽天のキャンペーン情報をチェックしてみるのも良いかと思います。
公式WEBサイト:楽天モバイル
楽天モバイルについて
最大受信速度200kbpsながら、音声通話付きで月額1,250円からと、格安で利用できるのが特徴です。また「楽天でんわ」を申し込むことで通話料が半額になったり、端末同時購入で申し込むと楽天スーパーポイントが貯まったりと楽天が提供しているサービスだからこそのメリットも多いのが嬉しいポイントです。
データSIMのみの場合、月額525円~と他社と比較しても最安値クラスの格安料金で提供しています。
あらたに、5分以内の国内通話なら何度でもかけ放題になる「5分かけ放題オプション」や○○○@rakuten.jpのメールが無料で利用できるなど、さらにサービスが充実しました。
MNPを利用して番号そのままで他社から乗り換える場合も、SIMカードが届いてから任意のタイミングでMNPが可能になり、不通期間がほぼなく乗り換えができるようになりました。
特徴・サービス内容
楽天モバイルの特徴やサービス内容をまとめました。
通話かけ放題サービスあり
5分以内の国内通話なら何度でもかけ放題できる「5分かけ放題オプション」を提供しています。
「5分かけ放題オプション」は、すでに提供されてきた通話料金が半額になるサービス「楽天でんわ」のオプションサービスとして利用することが可能となります。
有料のオプションサービスとなりますが、最大通信速度が200Kbpsと低速ながら音声通話ができて格安な「ベーシックプラン 通話SIM」なら月額1,250円で、「5分かけ放題オプション」の月額利用料850円をプラスしても合計の月額料金が2,100円と格安な料金となります。
5分かけ放題オプションの料金
サービス名 | 月額利用料 |
---|---|
5分かけ放題オプション | 850円 |
1回の通話が5分を超えた場合、5分超過分につき通話料金が別途発生しますが、「楽天でんわ」を利用しているため、通話料が30秒ごとに10円と通常の半額となります。
スマホもおトクに!「コミコミプラン」がスタート
楽天モバイルでは、2016年7月1日から対象となるスマートフォン端末にデータ通信と5分かけ放題オプションの料金がセットになった「コミコミプラン」の提供をスタートしています。
コミコミプランにより、対象となるスマートフォンと高速データ容量、5分かけ放題オプションがセットで月額1,880円(税別)から利用することができます。
料金プラン
楽天モバイルのプランは「ベーシックプラン」「3.1GBプラン」「5GBプラン」「10GBプラン」の4つのプランに分かれており、それぞれ、データSIM、通話SIMを選ぶことができます。
データ専用SIMにSMSを付ける場合は、月額120円の料金がプラスされます。
2016年11月からは「20GB」「30GB」の大容量プランも登場しました。
プラン | 月額料金 | 最大通信速度 | 通信容量上限 | SIM枚数 |
---|---|---|---|---|
データSIM ベーシックプラン | 525円 | 200kbps | – | 1枚 |
データSIM 3.1GBプラン | 900円 | 225Mbps | 3.1GB/月 | 1枚 |
データSIM 5GBプラン | 1,450円 | 225Mbps | 5GB/月 | 1枚 |
データSIM 10GBプラン | 2,260円 | 225Mbps | 10GB/月 | 1枚 |
データSIM 20GBプラン | 4,050円 | 225Mbps | 20GB/月 | 1枚 |
データSIM 30GBプラン | 5,450円 | 225Mbps | 30GB/月 | 1枚 |
通話SIM ベーシックプラン | 1,250円 | 200kbps | – | 1枚 |
通話SIM 3.1GBプラン | 1,600円 | 225Mbps | 3.1GB/月 | 1枚 |
通話SIM 5GBプラン | 2,150円 | 225Mbps | 5GB/月 | 1枚 |
通話SIM 10GBプラン | 2,960円 | 225Mbps | 10GB/月 | 1枚 |
通話SIM 20GBプラン | 4,750円 | 225Mbps | 20GB/月 | 1枚 |
通話SIM 30GBプラン | 6,150円 | 225Mbps | 30GB/月 | 1枚 |
公式WEBサイト:楽天モバイル
まとめ
今回は、楽天モバイルで口座振替を利用方法や注意点などをまとめてみました。
口座振替での支払いが可能なMVNOは、データ専用SIMのみ契約ができるBIGLOBE SIMや@モバイルくん。などがありますが、MVNO全体で見るとまだまだ少ないです。
楽天モバイルはデータSIMだけでなく、音声通話SIMでも口座振替で契約できますが、スマートフォンなどの端末の購入はできません。
端末とセットで購入するなら「クレジットカード」「デビットカード」「楽天スーパーポイント」での支払いになります。
中でも楽天カードの場合は、分割払い手数料がかからないので、少しでもおトクに購入するなら楽天カードがオススメです。
楽天カードは審査も比較的厳しくないので、他のクレジットカードで審査落ちしたことがある方でも、一度申し込みしてみるのも良いかと思いますよ。
楽天モバイルは、初月の基本料金は無料のほか、データSIMは最低利用期間などの縛りがないので、試しに利用してみるのにもオススメです。
※実際の情報とは異なる場合がありますので、詳細は各WEBサイトをご覧ください。
コメント