楽天モバイルは、2016年11月利用分(12月請求分)の料金から口座振替に対応すると発表がありました。
現在、楽天モバイルの決済方法はクレジットカードと楽天銀行デビットカード、スルガ銀行デビットカードのいずれかに限りますが、2016年11月利用分の月額利用料から口座振替に対応します。
手数料は毎月100円(税別)で、口座振替の受付開始は11月下旬を予定しています。
新規で契約する場合でも、申し込み時に口座情報を登録することができるようになるため、クレジットカードを持っていなくても契約することができます。
ただし、端末代金の支払いには口座振替を利用できず、端末料金のみクレジットカード、もしくは「楽天スーパーポイント」にて支払う形となります。
サービス開始予定時期: 2016年11月下旬より受付開始、2016年12月請求分より口座振替実施
楽天モバイルはクレカ不要の数少ないMVNOサービスに
ほとんどのMVNOサービスでは、クレジットカードを持っていないと契約ができない状況ですが、楽天モバイルが口座振替に対応することで、何らかの事情でクレジットカードを作れない方や、持っていても使用したくない方でも格安SIMを利用できる数少ないMVNOサービスとなります。
楽天モバイルは、MMD研究所が行った「2016年9月格安SIMサービスの利用動向調査」において、「メインで利用している格安SIMサービス」でシェアNo.1を獲得するなど、順調にシェアを伸ばしていると予想されるMVNOサービスですが、今後もさらに注目を集めそうです。
楽天モバイルの特徴
楽天モバイルは、ドコモ回線を利用したMVNOサービスで、データ専用SIMやSMS機能付きデータSIM、音声通話に対応したSIMを提供しており、MNPで他社から番号そのままで乗り換えることもできます。
取り扱うスマートフォン端末も充実しており、楽天モバイルが提供するSIMとセットで購入することができます。
料金は、データ専用SIMは月額525円~、音声通話SIMでも月額1,250円から利用できる格安料金ながら、5分以内の国内通話なら何度でもかけ放題になる「5分かけ放題オプション」や、スマートフォン端末にデータ通信と5分かけ放題オプションの料金がセットになった「コミコミプラン」を提供するなど、サービスが充実しているMVNOサービスとなります。
また、ほぼ毎月のようにキャンペーンを実施しており、通常よりもおトクに利用しやすいのも特徴です。
11月から「20GBプラン」と「30GBプラン」の大容量プランを提供
2016年11月4日からは、「20GBプラン」と「30GBプラン」の大容量プランが追加されます。
このプランでは直近3日間での通信速度制限はなく、通信速度制限を気にすることなく快適に利用できる新プランとなります。
また、前月繰越分の高速通信容量を分け合える「データシェアサービス」が、2017年1月から開始する予定となっており、より利用しやすくなります。
大容量プランの月額料金
【データ専用SIM】
20GB:4,050円(税別)
30GB:5,450円(税別)
【050データSIM(SMSあり)】
20GB:4,170円(税別)
30GB:5,520円(税別)
【通話SIM】
20GB:4,750円(税別)
30GB:6,150円(税別)
※実際の情報とは異なる場合がありますので、詳細は各WEBサイトをご覧ください。
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