このページでは、ドコモの通信網を利用したMVNOサービス「NifMo(ニフモ)」の通信速度を定期的に計測し、測定結果を公開しています。
そのほか、3日間制限の有無や通信速度に関する評判・実績、NifMoの特徴についてもまとめています。
「NifMoの格安SIMを検討しているけど、回線速度が心配・・・」という方にご参考いただければ幸いです。
NifMo(ニフモ)の通信速度(2017年)
当サイトの管理人が実際に契約している、NifMoのSIMカードを使って通信速度を計測しています。
2017年のできるだけ最新の速度結果を掲載できるように、不定期ながら継続して更新してまいります。
契約しているプランはデータ専用SIMの3GBプランで、計測場所は京都(南部)。端末は富士通「arrows M03」、計測アプリは「RBB TODAY SPEEDTEST」を使用しています。
なお、通信速度は通信環境や混雑状況によりは変化しますので、参考までにご覧いただければと思います。
計測日 | 時間帯 | 下り(Mbps) | 上り(Mbps) |
---|---|---|---|
2017年3月24日(金) | 8時台 | 5.44 | 4.45 |
10時台 | 7.62 | 3.87 | |
12時台 | 1.00 | 3.56 | |
2017年3月25日(土) | 8時台 | 6.00 | 4.14 |
10時台 | 4.11 | 4.77 | |
12時台 | 6.35 | 4.19 | |
2017年3月28日(火) | 8時台 | 1.71 | 3.17 |
10時台 | 9.55 | 4.53 | |
12時台 | 0.38 | 6.47 |
回線が混み合う時間帯とされているのが、通勤の時間帯やお昼の時間帯です。
MVNO全体で言えることですが、NifMoも回線が混み合う12時台はどうしても速度は低下する傾向にあります。
MVNOによっては1Mbps以下になることも多いので、数値的には決して悪くない速度かと思います。
他社と比べると比較的速度は安定している印象ですが、今後も引き続き、通信速度の測定結果を随時更新していきたいと思います。
下記でも詳しくご紹介いたしますが、NifMoでは通信の安定性を保つため、1日あたりの通信量基準が設けられています。
NifMo(ニフモ)の3日間制限について
以前は3日間のデータ使用量の合計が基準値を超えた場合に速度制限が実施されていましたが、現在では1日(当日)の通信利用量に緩和されています。
1日の通信利用量が基準値を超えた場合、通信速度が最大200kbpsに制限されます。
1日あたりの通信量基準は以下になります。
3GBプラン:650MB / 1日
7GBプラン:1,500MB / 1日
13GBプラン:2,800MB / 1日
バースト転送機能で低速でも比較的快適に
NifMoはバースト転送機能を備えているので、1日の通信量制限を超えて速度制限が発生してしまった場合でも、初速を早くすることで低速状態でも比較的快適にデータ通信が可能となります。
通信開始後、一定容量(150KB)まで高速通信が利用できるので、バースト転送機能がないMVNOよりもテキスト中心のWeb閲覧などであれば快適に利用できる可能性があります。
関連情報:バースト機能があるMVNOのサービス
通信速度に関する評判・実績
NifMoの通信速度に関する評判・感想、実績をご紹介いたします。
昼のnifmo pic.twitter.com/g19nbfUYKe
— フクミン1号 (@fukumin1gou) 2017年4月5日
18時をまわると途端に遅くなるなー、nifmo。
4月1回目の増強早くやって欲しいなー。とゆーか、18時に急に遅くなるってのは、定時で仕事を上がる人が多いってこと?(前職の定時は19時で、その時間に上がれるのは新入社員の最初の1か月だけ)
— たぁz §(,,Ծ ᴗ Ծ,,) (@tarz_1) 2017年4月5日
やっぱりnifmo、この時間がっつり速度低下するようになったなー。
今実測で1.6Mbpsぐらい。
ツイッターの画像はそこそこ待たないと出てこない。— たぁz §(,,Ծ ᴗ Ծ,,) (@tarz_1) 2017年3月31日
nifmoは昼に速度遅くなるだけで他に不満なし。LINEモバイルでSNSフリーも魅力的だけどそもそもSNS入れても3Gいくかいかないかの私は意味ないかもしれん。変えるならUQ速度安定くらいしかメリットない。でも私のP9liteだとUQ使えない。だからnifmoのままか。
— coto (@coto_nz_koto) 2017年2月22日
NifMoのZenFone3に機種変。MVNOにしては通信速度が22.4Mbpsとか出てちとビックリ。問題は平日の昼休みと帰宅時間だな
— Kurosupe (@kurosupe) 2017年2月19日
あー…昼間ってほんと混み合うんだ。体感的にはさして変わらないけど、Nifmoの1.66Mbpsって速度的にはどうなの? pic.twitter.com/QU15pFvgAx
— taktstock (@taktstock) 2016年12月26日
初めてセットアップしたMVNO端末(NifMo・Huawei nova lite)を、メインでつこてるYモバ端末(Huawei mate 9)と比べてるが、速度の遅さは気にならない。
業務利用でない個人利用なら許容範囲内。— Nみち (@shigero_va) 2017年3月24日
NifMoの通信速度に関する評判・感想まとめ
NifMoは全体的に速度はそこそこ出ているようですが、12時台はかなり速度が低下する傾向にあるようです。
しかしピーク時の速度低下はNifMoに限ったことでなく、MVNO全体で言えることです。
通信速度の評判が良いau系MVNOのUQ mobileや、格安SIMも提供するY!mobileなど一部の事業者を除き、ある程度の速度低下は覚悟しておいたほうが良いでしょう。
@funkel_funkel ご迷惑をおかけし、申し訳ありません。設備増強は月2~3回のペースで行っており、今週も増強予定です。ただ、平日昼間に関しては増強を行っても急激な改善は難しく、他時間帯より速度が落ちます。Web閲覧等快適にご利用いただけるよう今後も増強を続けて参ります。
— NifMo@ニフティ公式アカウント (@NifMo_Official) 2017年2月15日
NifMoも当然ながら12時台の速度低下は把握しており、設備増強は月2~3回のペースで行っているようですが、劇的な改善は難しいそうです。
これはNifMoに限ったことでなくMVNO全体で言えることで、ドコモなどMNOから回線を借りるかわりに網使用料を支払わなくてはならないので、利用者数とのバランスを考えなくればならないのです。
12時台の回線速度を重視するなら大手キャリアを利用するか、12時台でも速度が安定していると評判のY!mobileやUQ mobileを検討してみてはいかがでしょうか?
NifMo(ニフモ)の特徴
初めてのスマホでも安心の「NifMo 訪問レクチャー」や水濡れ、故障、破損、落下などの機器のトラブルも安心「NifMo あんしん保証」などのオプションがあり、初めてスマホを持つユーザーも安心できるオプションサービスがあるのが特徴です。
中でも一番の特徴は、お買いものをすると携帯料金が安くなる「NifMo バリュープログラム」があり、使いようによっては毎月の携帯料金がさらに安くなることも。
2015年7月からは、「データ繰り越し」が可能となり、その月に使い切らなかったデータ通信量を翌月まで繰り越すことができ、無駄なく利用できるようになりました。
また、1.1GB/月のプランが新たに加わり、データ専用プランの場合は月額640円から利用できるようになったため、他社と比較しても最安値クラスになりました。
※実際の情報とは異なる場合がありますので、詳細は各WEBサイトをご覧ください。