Galaxy S8/S8+が使えるMVNO(格安SIM)と利用する際の注意点

Galaxy S8/S8+に対応するMVNO(格安SIM) MVNOの基礎知識

ドコモやauショップで購入した「Galaxy S8」や「Galaxy S8+」を料金が格安なMVNOのSIMカードを挿して利用したいとお考えの方は少なくないと思います。

格安SIMに切り替えれば毎月の携帯料金が大幅に節約できる可能性も高いため、少しでも料金を安く利用したい方はこの機会に検討してみるのも良いでしょう。

そこで今回は「Galaxy S8」と「Galaxy S8+」が利用できるMVNO(格安SIM)と大手キャリアから乗り替える際の注意点などをご紹介いたします。

 

SIMカードを差し替えるだけで安くなる理由

SIMカードを差し替えるだけで安くなる理由

docomoで購入した「Galaxy S8」もしくは「Galaxy S8+」はドコモのSIMカードが差し込まれていますが、同じドコモ回線を利用したMVNOのSIMカードに差し替えれば(乗り換えれば)、端末はそのままで毎月の携帯料金だけ安くすることも可能となります。

関連情報:SIMカードのサイズ・種類について

auの場合も同じで、au系のMVNOであればSIMロック解除しなくても利用しやすいため、SIMカードを差し替えて初期設定を行えば料金が安くなることも。

ただし、大手キャリアは解約してMVNOと契約する形となるため、キャリアメールが使えなかったり、通信速度が時間帯によって不安定になるなど全く同じサービスが受けられるとは限らない点も認識しておく必要があります。

また、MVNOによっては同じ回線を利用したサービスでもうまく利用できないケースやSIMロック解除が必要になることもあるため、各MVNOが公開している動作確認済み端末の一覧をチェックしておいたほうが安心なんです。

関連情報:SIMロック解除方法と対象機種の条件

使い方によっては大手キャリアから乗り替えるだけで、毎月の料金が1/3ほどになるケースもあるので、少しでも安く「Galaxy S8」を利用したい方は格安SIMを検討してみると良いでしょう。
 

Galaxy S8/S8+が利用できるMVNO

各MVNOで公開されている情報を元に、「Galaxy S8」と「Galaxy S8+」が利用できる(動作確認済み)MVNOサービスをまとめました。

ご紹介するGalaxy S8/S8+は以下の端末となります。

Galaxy S8 SC-02J 【ドコモ版】
Galaxy S8+ SC-03J 【ドコモ版】
Galaxy S8 SCV36 【au版】
Galaxy S8+ SCV35 【au版】

また、各MVNOの特徴や料金についても簡単にご紹介いたします。サービスの詳細についてご覧になりたい方は公式サイトもしくはサービス紹介ページをご覧ください。

※2018年2月14日時点の情報となりますので、最新の情報はお手数ですが、各MVNOの公式サイトにてご確認ください。

mineo(マイネオ)

mineo(マイネオ)

マルチキャリア対応のMVNOでドコモとau回線を利用したサービスを提供しているため、SIMロックを解除していない端末でも対応機種が多いのが特徴です。

auプランの通話SIMなら月額1,310円から利用が可能なので、普段あまりスマートフォンを利用しない方であれば大幅に料金を節約することも可能。

mineoで動作確認ができている端末は以下になります。

ドコモプラン(Dプラン)

機種名 データ通信 音声通話 テザリング SIMカード種別 動作確認済みOS
Galaxy S8
SC-02J
nanoSIM Android 7.0
Galaxy S8+
SC-03J
nanoSIM Android 7.0

 

auプラン(Aプラン)

auプランはSIMロック解除が必要となります。

機種名 データ通信 音声通話 テザリング SIMカード種別 動作確認済みOS
Galaxy S8
SCV36
au VoLTE
(nano)
Android 7.0
Galaxy S8+
SCV35
au VoLTE
(nano)
Android 7.0

 

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BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルもドコモ回線とau回線を利用したサービスを提供しているので、各キャリアで購入したGalaxy S8、Galaxy S8+が使いやすくなっています。

通話SIMでも「音声通話スタートプラン」なら月額1,400円から利用することができます。

また、3分かけ放題や自宅訪問サポートなどオプションサービスも充実しています。

BIGLOBEモバイルで動作確認ができている端末は以下になります。

ドコモプラン(タイプD)

機種名 データ通信 対応機能 テザリング SIMカード種別 動作確認済みOS
Galaxy S8
SC‐02J
3G
LTE
音声通話
SMS
データ通信
nanoSIM Android 7.0
Galaxy S8+
SC-03J
3G
LTE
音声通話
SMS
データ通信
nanoSIM Android 7.0

 

auプラン(タイプA)

機種名 データ通信 対応機能 テザリング SIMカード種別 動作確認済みOS
Galaxy S8
SCV36
LTE 音声通話
SMS
データ通信
nanoSIM Android 7.0
Galaxy S8+
SCV35
LTE 音声通話
SMS
データ通信
nanoSIM Android 7.0

 

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nuro mobile

nuroモバイル

ソニーネットワークコミュニケーションズが運営するMVNOサービス「nuro mobile」ではドコモ回線とソフトバンク回線を利用したサービスを提供しているため、ドコモで購入した「Galaxy S8」「Galaxy S8+」は利用しやすくなっています。

ドコモプランの通話SIMなら毎月2GBの高速データ容量が使えて月額1,400円とコストパフォーマンスに優れています。

通話料が半額になる「nuroモバイルでんわ」や端末補償、訪問サポートなどオプションサービスも充実。

nuro mobileで動作確認ができている端末は以下になります。

機種名 SIMカードサイズ 備考
Galaxy S8
SC-02J
nanoSIM
Galaxy S8+
SC-03J
nanoSIM

 

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NifMo(ニフモ)

NifMo(ニフモ)

NifMoはドコモ回線を利用したサービスを提供しており、データ専用通信SIM、SMS機能付きデータSIM、音声通話SIMを提供。

ドコモで購入した「Galaxy S8」「Galaxy S8+」が使いやすく、テザリングも利用することができます。

通話SIMの料金は毎月3GBの高速データ容量が使えて月額1,600円と非常に安い料金から利用可能。
もちろんMNPに対応しているので、他社から番号そのままで乗り換えもできます。

NifMoで動作確認ができている「Galaxy S8」は以下になります。

機種名 テザリング SIMカードサイズ 動作確認済みOS
Galaxy S8
SC-02J
nanoSIM Android 7.0
Galaxy S8+
SC-03J
nanoSIM Android 7.0

 

NifMoのサービス紹介ページへ

LINEモバイル

LINEモバイル

ドコモ回線を利用したサービスを提供するLINEモバイルではドコモ版「Galaxy S8」「Galaxy S8+」の動作確認ができています。

音声通話やデータ通信、テザリングも利用可能。

LINEアプリの通話、トークがデータ消費ゼロの「LINEフリープラン」の通話SIMでも月額1,200円から利用可能な格安料金が魅力。

月額880円で利用できる「10分電話かけ放題オプション」、端末保証オプションなどオプションサービスも提供しています。

LINEモバイルで動作確認ができている「Galaxy S8」は以下になります。

機種名 データ通信 音声通話 テザリング SIMカードサイズ 動作確認済みOS
Galaxy S8
SC-02J
nanoSIM Android 7.0
Galaxy S8+
SC-03J
nanoSIM Android 7.0

 

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DTI SIM

DTI SIM

DTI SIMはドコモ回線を利用したサービスを提供。
音声通話SIMでも月間1GBのプランなら月額1,200円から利用できるなど格安料金が魅力のMVNOサービスです。

DTI SIMでも「Galaxy S8」「Galaxy S8+」の動作確認が行われており、問題なく動作することが確認されています。

動作確認ができている「Galaxy S8」は以下になります。

機種名 SIMカードサイズ 動作確認済みOS 確認結果
Galaxy S8
SC-02J
nanoSIM Android 7.0
Galaxy S8+
SC-03J
nanoSIM Android 7.0

 

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MVNOに乗り替える際の注意点

MVNOによっては通話SIMでも月額1,200円から利用することができます。

現在docomoやauで利用している「Galaxy S8」「Galaxy S8+」をMVNOのSIMカードに差し替えるだけで、毎月の携帯料金を大幅に節約することは可能となりますが、キャリアの回線を借りているとはいえ乗り替える場合は各MVNOと契約することになるので、大手キャリアと同等のサービスは受けられないと考えておくようにしましょう。

大手キャリアを利用している方の多くが2年契約の自動更新となっているため、乗り替える時期についても考えておく必要があります。

MVNOの場合は申し込みから初期設定まで、基本的には全て自分で行う必要があることも事前に認識しておきましょう。

また、申し込みの際は端末に合ったSIMカードを選ぶことや、場合によっては事前にSIMロック解除が必要なこともあるので注意しましょう。

とはいえ、MVNOに乗り換えれば携帯料金が1/3ほどになるケースも少なくないので、少しでもスマホ代を安く抑えたい方は是非MVNOの格安SIMを検討してみてくださいね。

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