海外に多く行かれる方は、MVNOで国際ローミングに対応しているかどうかは重要な要素かと思います。
そこで、今回は、国際ローミングに対応した、音声通話付きSIMを提供しているMVNOをまとめました。
各MVNOの特徴や国際ローミングの対応状況などを掲載しております。
MVNOやプランによって音声通話、データ通信、SMSの対応状況は変わりますので詳細は各MVNOの公式WEBサイトにてご確認くださいませ。
また、利用するスマートフォン端末が国際ローミング対応機種かどうかも確認するようにしましょう。
楽天モバイル
最大受信速度200kbpsながら、音声通話付きで月額1,250円からと、格安で利用できるのが特徴です。また「楽天でんわ」を申し込むことで通話料が半額になったり、端末同時購入で申し込むと楽天スーパーポイントが貯まったりと楽天が提供しているサービスだからこそのメリットも多いのが嬉しいポイントです。
データSIMのみの場合、月額525円~と他社と比較しても最安値クラスの格安料金で提供しています。
あらたに、5分以内の国内通話なら何度でもかけ放題になる「5分かけ放題オプション」や○○○@rakuten.jpのメールが無料で利用できるなど、さらにサービスが充実しました。
BIGLOBE SIM
BIGLOBEが提供する広いエリアと安定したドコモ回線を使用したサービスで、データ通信のみと音声通話機能がついたプランを選ぶことができ、スマホやWi-Fiルーターのセット販売も行っています。
音声通話が付いたプランでも1GB/月ながら、1,400円から利用できるプランの他にも、最大で12GB/月の大容量プランも提供しているので、ライトユーザーはもちろん、ヘビーユーザーにもオススメのMVNOとなります。
BIGLOBEでんわを利用することで通話料金が半額になったり、よりお得なBIGLOBEでんわ通話パック、Wi-Fiスポットが追加料金なしで利用できるなどサービスも充実しています。
2016年2月からは、割込通話や留守番電話、国際ローミングも対応するなど通話オプションサービスも充実しました。
BIGLOBE SIMでは、国際ローミングにより海外で音声通話とSMSができます。
国際ローミングを利用したSMS、音声通話利用時は別途料金がかかります。
mineo (マイネオ)
9月からはマルチキャリア対応となり、ドコモ回線を利用した「ドコモプラン」とau回線を利用した「auプラン」を選べるようになりました。
プランは500MB/月から10GB/月まであるので、ライトユーザーからヘビーユーザーまで対応できる豊富なプランも魅力となります。
また、現在の電話番号をそのまま利用できるのはもちろんですが、050のIP電話を月額基本料金が無料で利用できるのが特徴です。
余ったデータ容量は翌月に繰り越せたり、「パケットシェア」で家族の繰り越した分を分け合えることができるなど、サービスも充実しています。
mineoの国際ローミングでは、渡航先にて、海外モードに切り替えることで海外でも使うことができます。また、サービス内容はプランにより異なります。
【auプラン(Aプラン)】
国際電話:滞在先により通話料は異なる
国際SMS:1送信毎に、100円(免税)/受信無料
データ通信:利用できません。
【ドコモプラン(Dプラン)】
国際電話:滞在先により通話料は異なる
国際SMS:1送信毎に、100円(免税)/受信無料
データ通信:利用できません。
※ドコモプラン(Dプラン)のシングル(SMS有り)は海外での利用はできないようです。
UQ mobile
UQ mobileは、KDDI子会社が提供するサービスで、MVNOのほとんどがドコモ回線の中、UQ mobileはau回線を利用しているのが特徴です。
音声通話も可能で、自分のスタイルに合わせて4つのプランから選ぶことができます。
SMS無料サービスや留守番電話サービス、三者通話サービス、迷惑電話撃退サービスがパックになった、「電話基本パック」など充実したサービスが特徴です。
端末補償サービスや◯◯@uqmobile.jpなどのメールが利用できる「メールサービス」、通話明細サービスなどのオプションも充実しています。
2015年5月から、「データ高速プラン」「データ高速+音声通話プラン」が料金そのままで、通信容量上限「2GB」→「3GB」に増え、さらにお得になりました。
UQ mobileでは、国際ローミング対応機種にて音声通話とSMSのみ海外で利用することができます。
また、音声通話の利用は「データ高速+音声通話プラン」もしくは 「データ無制限+音声通話プラン」を契約の方に限ります。
DMMモバイル
最安440円の格安プランから大容量のプランまで、多彩なプランを用意。音声通話も対応しているので、キャリアからの乗り換えも問題ありません。
低速時でも快適に繋がる、「バースト機能」や8GB、10GBプランの場合、高速データ通信容量を分け合える、「シェアコース」や「端末交換オプション」「セキュリティオプション」などサービスも充実している点も特徴的です。
DMMモバイルでは音声通話対応SIMに限り、音声通話とSMSは海外でも国際ローミングで利用できるようです。
海外でのデータ通信は利用できません。
U-mobile(ユーモバイル)
U-mobile(ユーモバイル)は、ビデオ・オンデマンドサービス「U-NEXT」を運営する株式会社U-NEXTが提供するサービスです。
音声通話付きでデータ量の制限なしのネット使い放題で2,980円というコストパフォーマンスが高いプランが人気です。
また、月額料金が無料で、国内通話量が半額になる「U-CALL」も提供しており、充実したサービスも特徴です。
U-mobileでは、国際ローミングにより、音声通話が利用可能のようです。
IIJmio(みおふぉん)
音声通話機能付きやデータ専用SIM、SMS機能付きSIM、プリペイドSIMがあり、自分の好きなSIMが選べます。
また、多彩なプランと、余ったデータ量は翌月に繰り越せるなど、サービスも充実しています。
高速通信のデータ量を「クーポン」とし、高速・低速の使い分けや、クーポンがなくなっても買い足すことで高速通信が可能となります。
ドコモ回線を利用し、音声通話プランもあります。
IIJmioでは、音声通話機能付きSIMカードで国際電話及び国際ローミングが利用できます。
データ通信専用SIMカードとSMS機能付きSIMカードは、海外でのご利用できないようです。
b-mobile
基本料0円SIMや無料通話付きのSIM、iPhoneユーザー向けなど、様々なタイプのプランがあり、とても充実しています。
家電量販店でも取り扱っているため、購入しやすいのも、b-mobileの特徴です。
また、通信速度200kbpsでの利用時に、Webアクセラレータを使用し、快適なwebブラウジングを実現しています。
b-mobile SIM 高速定額では、音声通話は国際ローミングにて利用可能ですが、データ通信の利用はできません。
FREETEL
2015年7月からfreetel mobileからFREETELという新しいブランドとなり、データ使用量に合わせた6段階の新料金プランもスタートしました。
FREETELは、とにかく格安を売りにしているMVNOで、業界最安値の月額299円(100MB)から利用することができます。
また、データ量は100MB~10GBの6段階の価格設定となっており、使った分だけ無駄なく利用することができるため、普段あまりインターネットをしない方や毎月のデータ使用量にバラつきがある方でも安心して使用することができます。
FREETELでは、国際ローミングによる海外通話の利用は可能となります。
OCN モバイル ONE
大手プロバイダのNTTコミュニケーションズが提供する信頼感があり安心して利用できる。
プランも比較的多く、自分の使用するデータ量に合わせて料金も選べる。
また、オプションも充実しているのが特徴で、音声対応SIMなら音声通話も可能なMVNOです。
OCN モバイル ONEでは音声通話対応SIMに限り、音声通話、SMSのみ海外で利用することができます。
データ通信専用SIMは国際ローミングには対応していません。
国際ローミングに対応したMVNOの比較のまとめ
・今回調べた結果、国際ローミングに対応したMVNOは9社。
・音声通話SIMにて、音声通話は国際ローミングにて利用できる場合が多いが、データ通信は利用できない。
・料金やその他サービスなど各社によって様々なので、毎月のデータ使用量を考え、自分に合ったプランを選ぶことができる。
・料金を抑えたい方は、他社と比較しても、全プラン格安な「DMMモバイル」がオススメ。
・よく電話をされる方は、5分以内の国内通話なら何度でもかけ放題になるサービスを提供している「楽天モバイル」がおトクに使えるのでオススメ。
・毎月インターネットや動画視聴を頻繁にされる方は、データ無制限プランがある「U-mobile」がコストパフォーマンスに優れているのでオススメ。
・利用するスマートフォン端末が国際ローミング対応機種かどうかも確認するようにしましょう。
※国際ローミングについての詳細情報については、各WEBサイトをご参照ください。
※実際の情報とは異なる場合があります。
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