Wi-Fiに接続してネットを利用する機会が多い人や、容量が大きなプランを契約している人は「今月はデータが余ってしまった…」という経験はあると思います。
特に毎月利用するデータ(ギガ)にバラツキがある人は、「先月は使い切れずに余ったけど、今月は使いすぎて速度制限が発生してしまった」ということになってしまうので勿体ないですよね。
そのような人は、余ったデータ通信量(パケット)が繰り越せるMVNO(格安SIM)サービスがおすすめ!
余ってしまったデータは翌月にくりこしされるので無駄なく使えます。
MVNOの格安SIMサービスの多くはデータの繰り越しに対応しているので安心。格安SIMはそもそも利用料金が安いので安く、賢く利用できるのです。
そこでこのページでは、余ったデータ通信量(パケット)が繰り越せるMVNOサービスを比較しやすいようにまとめてご紹介いたします。
中にはギガの永久繰り越しされるMVNOサービスも存在するので、自分にピッタリのサービスが見つかると思いますよ。
MVNOサービス | データ容量の繰り越し | 繰り越したデータ容量の 有効期限 |
---|---|---|
y.u mobile | ○ | なし(100GBまで) |
UQモバイル | ○ | 翌月末 |
mineo | ○ | 翌月末 |
J:COMモバイル | ○ | 翌月末 |
IIJmio | ○ | 翌月末 |
NUROモバイル | ○ | 翌月末 |
BIGLOBEモバイル | ○ | 翌月末 |
エキサイトモバイル | ○ | 翌月末 |
NifMo | ○ | 翌月末 |
DTI SIM | ○ | 翌月末 |
イオンモバイル | ○ | 翌月末 |
LIBMO | ○ | 翌月末 |
y.u mobile
y.u mobile(ワイユーモバイル)は、U-NEXT HOLDINGSとヤマダホールディングスの共同出資により設立したY.U-mobile株式会社が提供するドコモ回線を利用したMVNOサービスで、低価格プランはもちろん、動画配信サービス「U-NEXT」がセットになったプランが特徴のMVNOサービス。
MVNOサービスでは余ってしまった高速データ容量は翌月に繰り越しできるサービスを提供する事業者は多いですが、ワイユーモバイルは使い切れないデータ容量は永久繰り越しが可能!
データ容量が使い切れない月があっても、どんどんストックできるので無駄なく使えます。
ギガのストック上限は100GBまでで、上限を超えた分は古いギガから消失してしまいますが、それでも十分すぎる内容です。
永久繰り越しはMVNOの中でワイユーモバイルが唯一※提供しているサービスとなっています。
※ 2023年10月末時点。主要モバイル事業者30社を自社調査。ギガの有効期限が追加料金不要で無期限となる点で。
UQモバイル
UQモバイルは、au回線を利用したMVNOサービス。手頃な料金ながらMVNOとしては安定した回線速度の評判も良いことや、サポートが受けられるショップも多いなど他社サービスにはない魅力があるサービスとなっています。
SIMカードのみの提供はもちろん、iPhoneなどの端末も取り扱っているので、SIMとセットで購入することも可能。
通話放題や着信転送サービス、割込通話サービスなど各種オプションサービスも充実しています。
「au回線で手頃な価格でサポートも受けたい」という人におすすめのMVNOサービスです。
UQモバイルは余ったデータ容量は翌月に繰り越されます。
mineo
mineo(マイネオ)は、関西電力グループの株式会社オプテージが運営するMVNOサービス。
マイネオはMVNOでも珍しくトリプルキャリアに対応しています。
ドコモ、au、ソフトバンク回線のプランから選ぶことができるので、「同じドコモ回線で料金を安くしたい」という場合でもスムーズに乗り換えできます。
現在使用中のスマートフォンもそのまま使いやすいのでマイネオはおすすめ。
特にソフトバンク回線に対応した格安SIMは少ないので、ソフトバンク回線を利用した格安SIMに変更したい場合、マイネオは検討する価値ありです。
2種類のかけ放題オプションや端末保証、サポートプションなど充実したサービスも提供されているので、メインのスマートフォン用としても利用しやすいサービスとなっています。
SIMのみの契約はもちろん、マイネオではスマートフォンやモバイルWi-Fiルーターも取り扱っているので、端末とSIMのセット購入も可能。
店舗数は多くないもののmineoショップも展開されているので、サポートが必要な場合でも安心して利用できます。
マイネオでも使い切れずに余ったデータ容量は翌月に自動的に繰り越されます。
また、そのパケットを最大10回線までシェアできるパケットシェアを提供しているのも特徴です。
J:COMモバイル
J:COMモバイルは、ケーブルテレビの「J:COM」でおなじみのJCOM株式会社が運営するau回線を利用したMVNOサービスです。
J:COMモバイルは、J:COMのテレビ、ネット、固定電話、電気を一緒に加入すると、月間の高速データ容量が増量される「データ盛」が適用されます。
また、通常の10GB、20GBプランなら高速データ容量を使い切って速度制限が発生した場合でも、最大1Mbpsで利用することができるので、極端に速度が低下することがありません。
eSIMや5Gにも対応するほか、スマートフォン端末の販売も行っているので、SIMとスマホをセットで購入することも可能。
J:COMモバイルも余ったデータ容量は翌月に自動で繰り越しされるので、毎月のデータ使用量にバラつきがある人でも安心して利用できます。
IIJmio
IIJmioは、ドコモ網のプラン「タイプD」とau網のプラン「タイプA」を提供するマルチキャリアに対応したMVNOサービスで、それぞれでデータSIMと音声通話対応SIMを提供しています。
SIM単品だけでなく、スマートフォンとのセット購入やMNPで番号そのままで他社から乗り換えも可能。
データeSIM(ドコモ網のみ)なら2ギガプランで月額440円(税込)で利用可能。
音声通話SIMの2ギガプランでも月額850円(税込)という価格で利用できるので、メインで利用するスマートフォンの節約はもちろん、サブ携帯用としてもおすすめできる安さとなっています。
IIJmioは専用アプリ不要の通話定額オプションサービスやデータ容量のシェアなどサービス内容も充実。
IIJmioでも余ったデータ容量は翌月月末まで繰り越しできます。
NUROモバイル
NUROモバイルはソニーグループのソニーネットワークコミュニケーションズが提供する格安SIMサービス。
ドコモ・au・ソフトバンク回線を利用したプランを選ぶことができるトリプルキャリアに対応したMVNOサービスなので、大手キャリアからそのまま乗り換えしやすいのも魅力。
かけ放題プラン、5Gオプション、訪問サポートなどオプションサービスも充実しています。
NURO光とセットで利用するとNUROモバイルの月額基本料金お得になるセット割引特典があるのも嬉しいポイント。
NUROモバイルも余ってしまったデータ容量は翌月に繰り越せるので無駄なく使えます。
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルは、KDDIグループのビッグローブ株式会社が運営するMVNOサービスで、ドコモ(タイプD)とau(タイプA)回線を利用したサービスを提供するマルチキャリアに対応したMVNOとなります。
データ専用SIMから音声通話SIMまで提供しており、MNPで他社からの乗り換えにも対応。
スマートフォン端末のラインナップも豊富なので、SIMカートとスマホのセット購入もOK。
対象の動画配信サービスや音楽聴き放題サービスで発生したパケットはカウントされない「エンタメフリー・オプション」を提供するなど独自サービスも魅力。
BIGLOBEモバイルでも余ったデータ通信容量は翌月に自動的に繰り越されますが、1ギガプランはデータ通信容量が繰り越しされないので注意が必要です。
エキサイトモバイル
エキサイトモバイルは、インターネット接続サービスで有名なエキサイト株式会社が提供するドコモとau回線を利用したMVNOサービスです。
料金プランは、毎月のデータ通信量に応じて料金が決まる「段階料金プラン」と、毎月定額で使える「定額料金プラン」の2種類を用意。自分のデータ使用量に合わせて最適なプランを選ぶことができるようになっているのが特徴です。
3分かけ放題オプションやセキュリティオプション、スマート留守電などのオプションサービスも追加することができます。
SIMは最大5枚まで追加可能で、家族や別の端末でデータ容量をシェアして利用することも可能。
エキサイトモバイルは、定額制プラン(Flatプラン/定額プラン)のみ、余ったデータ容量は1ヶ月だけ自動繰り越しされます。
NifMo
NifMo(ニフモ)の格安SIMは広いエリアをカバーするドコモ回線を利用したサービスで、通話SIMはもちろんデータSIMも提供しています。
SIM単品の契約だけでなく、スマートフォンも多く取り扱っているのでSIMカードとセットで購入することも可能。
10分かけ放題や@nifty会員の有料サポートサービス、セキュリティサービスなど充実したオプションサービスも提供しています。
NifMoでも余ったデータ容量は翌月に繰り越されます。
DTI SIM
DTI SIMは、インターネットプロバイダーとして実績がある株式会社ドリーム・トレイン・インターネットが提供する格安SIMサービスで、シンプルな料金プランとサービス内容が特徴。
10分以内の国内通話が何度でもかけ放題できる「おとくコール10」も用意されているので、電話をよくかける人でも安心。
月額利用料が無料の「おとくコール」は、利用端末の標準通話アプリから発信するだけで通常の半額である30秒11円で通話できます。
また、半年間は月額基本料金が割引される「お試しプラン」もあるため、気軽に試しやすいのも魅力です。
DTI SIMでも余ってしまったデータ容量は翌月に自動で繰り越すことが可能。
イオンモバイル
イオンモバイル(AEON MOBILE)は、イオンリテールが提供するドコモとauの通信網を利用したMVNOサービスで、低価格な料金プランと全国に展開する店舗でのサポート体制が魅力です。
SIM単品での契約はもちろん、スマートフォンの販売も行っているのでスマホとSIMのセット購入も可能。
通話定額オプションやスマホ安心保証、電話サポート、セキュリティなどのオプションサービスも充実しているので、他社からの乗り換えてスマホ費用を抑えたい人にもおすすめ。
MVNOでも珍しい月間0.5GBの低容量プランから200GBの超大容量プランも用意されているので、スマートフォンの利用頻度に合わせて最適なプラン選びができます。
また、全国200店舗以上あるイオン店舗で故障修理受付や料金プラン変更等のサポートを行うなど、イオンモバイルならではの手厚いサポート体制が強みのMVNOとなります。
イオンモバイルも、余ってしまったデータ通信量は翌月にくりこすことができます。
LIBMO
LIBMO(リブモ)は株式会社TOKAIコミュニケーションズが提供するdocomo回線を利用したMVNOサービス。
音声通話プランのほか、データ専用プランも用意。音声通話プランでも3GBで月額980円と格安な料金が魅力です。
SIM単品だけでなく、スマートフォンやタブレット端末、モバイルルータも取り扱っているのでSIMカードと端末をセット購入することも可能。
3タイプの通話定額オプションやセキュリティ、端末補償などのオプションサービスも充実しています。
TLCポイントが貯まるほか、保有するポイントはLIBMOのお支払いに利用することも可能。
LIBMOでも、使い切れずに余ってしまった高速データ通信容量は翌月に繰り越されます。
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