WEB上でMVNOを申し込む場合、申し込み手続きから設定まで基本的に全て自分で行う必要があります。
データ専用SIMの契約で必要なものは、主に本人名義のクレジットカードのみのケースがほとんどですが、通話SIMを契約する場合必要になるのが「本人確認書類」です。
おそらく初めてMVNOを申し込みされる方は本人確認書類の内容や、提出方法などはよくわからないはずです。
そこで今回は、本人確認書類の詳細とアップロード方法についてご紹介しています。
主要なMVNOで必要な「本人確認書類」についても合わせて掲載いたします。
これからMVNOの格安SIMを契約される方にご参考いただければ幸いです。
音声通話SIMの契約に必要な「本人確認書類」とは?
MVNOの音声通話SIMに対応したSIMを契約する際、携帯電話不正利用防止法にもとづく本人確認のため、MVNO各社が指定する「本人確認書類」が必要になります。
総務省のHPには
携帯電話等を販売するに際しては、運転免許証の提示を受ける等の方法による契約者の本人確認及びその記録の保存が義務付けられています。本人確認は代理店に行わせることができますが、その場合、携帯電話事業者は代理店に関して監督責任を負います。法定の義務を適切に履行しなかった場合には、是正命令の対象となり、是正命令に従わなかった場合には、罰則を科されることとなります。
などと記載されています。
携帯電話が犯罪に利用されないために契約者の本人確認とその記録の保存をするものです。
基本的にはMVNOに限らず、docomoやau、ソフトバンクなどの大手キャリアで契約する際も必要になるものです。
大手キャリアの場合は店舗にて手続きを行いますのでスムーズに契約できますが、MVNOの格安SIMを申し込みする場合、手続きから設定まで自分で行う必要があるため、「本人確認書類」のアップロードに戸惑う方も多いはずです。
本人確認書類は各MVNOで申し込み画面内で入力した情報と一致する必要があるため、本人確認書類の住所が異なる場合や、身体障がい者手帳に住所の記載がない場合、一部の本人確認書類には「補助書類」を併せて提出する必要があります。
本人確認書類
MVNOで必要な主な本人確認書類は以下のいづれかの一つになります。
なお、MVNOによって異なることがありますので、詳細については各MVNOの公式サイトにてご確認ください。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- パスポート
- 健康保険証
- 身体障がい者手帳
- 顔写真付き住民基本台帳カード
- 在留カード
- 外国人登録証明書
- 特別永住者証明書
- 共済組合員証
本人確認書類に記載されている住所と現住所が違う場合や、健康保険証など提出する本人確認書類によっては「補助書類」が必要になる場合があります。
補助書類
現住所と提出する本人確認書類の住所が異なる場合は以下のような「補助書類」が必要になることがあります。
必要な補助書類もMVNOによって異なることがありますので、詳細については各MVNOの公式サイトにてご確認ください。
- 公共料金領収書
- 住民票
- 届出避難場所証明書
- 行政機関発行の領収証
補助書類の多くは、発行から3カ月以内の書類でなければならないことが多いため、提示する最は気をつけましょう。
音声通話SIMの契約に必要な本人確認書類の提出方法
ほとんどのMVNOでは、申し込みの際や申込み直後に本人確認書類のアップロードを行います。
申し込み手続きと本人確認の完了後にSIMカードがMVNOから発送される流れとなりまが、本人確認書類の画像がブレていたり、鮮明に写っていない場合や反射している写真、小さすぎる場合は受理されない可能性が高いので、氏名や住所、生年月日、有効期限、免許証の番号など各書類で必要な項目が鮮明に写るように撮影しましょう。
申し込み時にアップロード
WEBで申し込みの際、スマートフォンやデジタルカメラで「本人確認書類」や「補助書類」を撮影してアップロードします。
スマートフォンで申し込みされる方はスマートフォンで撮影した写真をそのままアップロードできるので便利です。
パソコンでアップロードされる方は、スマホもしくはデジカメで撮影した写真をパソコンに取り込んでアップロードするか、スキャンした本人確認書類のデジタルデータをアップロードする方法もあります。
配送時に本人確認
OCN モバイル ONEなど一部のMVNOでは、配送ドライバーがSIMカードを届けする際に、免許証等の本人確認書類を目視で確認を行います。
お名前や住所、生年月日など、申し込み時に申告した情報が一致しているかの確認を行い、一致の場合にSIMカードを受け取ることができます。
ただし配送時本人確認は、MNP転入お申し込みや法人名義での申し込み、サービス対象外エリアにお住まいの場合などは選択できない場合があります。
基本的には申し込み時に画像をアップロードする方法が一般的ですので、申し込みの際は事前に準備しておくようにしましょう。
まとめ
MVNOで音声通話SIMを契約するには「本人確認書類」の提示が必ず必要になります。
一部のMVNOではデータ専用SIMやSMS機能付きSIMの契約でも必要になることがあります。
提示方法は主に「本人確認書類アップロード」と「配送時本人確認」がありますが、ほとんどのMVNOでは「本人確認書類アップロード」となります。
申し込み時や申し込み直後に本人確認書類のデジタルデータをアップロードする流れになります。
本人確認書類の住所が異なる場合や、身体障がい者手帳に住所の記載がない場合、一部の本人確認書類には「補助書類」を併せて提出する必要があります。
申し込む際は、各MVNOの公式サイトにて必要な「本人確認書類」を確認し、準備しておくようにしましょう。
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