MNP予約番号の取得方法と各キャリアの受付窓口について

MNP予約番号の取得方法と各キャリアの受付窓口 MVNOの基礎知識
記事内に広告が含まれています。

ドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリアからMVNOの格安SIMへ乗り換えるだけで、毎月の携帯料金が1/3ほどになるケースも珍しくありません。

大手キャリアからMVNOへは、MNP(モバイルナンバーポータビリティ)を行うことで、現在使用中の電話番号を変更することなく、使用しつづけることできます。

そこで今回は、MNPに必要な「MNP予約番号」の取得方法と、各キャリアの受付窓口についてまとめました。

MNP(モバイルナンバーポータビリティ)とは?

MNP

MNP(モバイルナンバーポータビリティ)は、今まで利用してきた携帯電話会社を乗り換えても、現在使用している電話番号を変更することなく使用し続けることができるサービスとなります。

これによりドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリアからMVNOへ乗り換える場合でも、MNPを行うことで番号そのままで乗り換えることができます。

MNPには「MNP予約番号」が必要

MNP(モバイルナンバーポータビリティ)を行うには、利用中の通信会社から「MNP予約番号」を取得する必要があります。

「MNP予約番号」は、通信会社の店頭や電話、WEBサイトなどで10桁のMNP予約番号を取得します。

MNP予約番号には、発行日を含め15日間の有効期間がありますが、MVNOによっては有効期限が12日未満の場合は申し込みできないこともあるので、取得後はできるだけ早くMVNOに申し込むようにしましょう。

有効期限内に転入手続きが行われなかった場合は、MNP予約番号は無効となり利用中のキャリアとの契約が継続されます。その場合、予約番号発行に伴う手数料の請求はされません。

MNPを利用して回線を切り替える方法

MNP予約番号を取得したら、いよいよMVNOを申し込みます。
MVNOによっては、申し込みと同時にMNPで回線を切り替える方法と、SIMカードが届いてから自分で切り替える方法があります。

切り替えが完了したSIMを受け取る

申し込み完了してからMNP手続きを行い、後日切り替えが完了したSIMカードを受け取ります。
この場合のメリットとしては、切り替えが完了しているので回線の切り替えを自分で行う必要がありません。

ただし、デメリットとして回線の切り替えが完了してからSIMカードが自宅に届く数日間はお持ちのスマートフォンは利用できない状態となります。

使えない日数はMVNOやエリアなどによって異なりますが、2~3日間は不通期間があると考えておいたほうが良いでしょう。

SIMを受け取ってから自分でMNPを行う

現在ではSIMカードが届いてから自分で回線切替(MNP)の手続きを行うことができるMVNOサービスが増えています。

WEBからMNP回線切り替えを申請する場合や、電話にて手続きを行うなどMVNOによって手続きの方法が異なるので、申し込み時に公式サイトにて確認しておきましょう。

SIMを受け取ってから自分でMNPを行うメリットとしては、即日MNP切り替えが可能なので不通期間がほぼなく乗り換えができることです。
スマートフォンの不通期間を避けたい方は即日MNPが可能なMVNOサービスを利用すると良いでしょう。

デメリットとしては自分でMNP手続きを行う必要がある点ですが、そんなに難しい手続きではありませんので、デメリットと感じない方も多いかと思います。

MNPの注意点

MVNOによって異なりますが、申し込み時に有効期間が10日前後残っているMNP予約番号が必要となります。

場合によっては有効期間が12日間以上必要なMVNOもありますので、予約番号の取得からMVNOの申し込みはできるだけ早めに行うようにしましょう。
申し込むMVNOとプランを決めてから予約番号を取得し、すぐに申し込みを行う流れがベストだと思います。

また、一部のMVNOから別のMVNOへのMNP転入はできない場合もあるのでこちらも注意しましょう。

 

MNP予約番号の取得方法

MNP予約番号の取得方法

上記でもご紹介しましたが、MNP(モバイルナンバーポータビリティ)を行うには、現在契約中の通信会社からMNPの予約を行い、「MNP予約番号」を取得する必要があります。

MNP予約番号の取得方法は、各通信会社の実店舗や電話、WEBサイトなどでも手続きが可能です。

MNP予約番号の有効期限は予約番号発行日を含め15日間となります。
取得後は早めにMVNOへ申し込みして手続きを行うようにしましょう。

 

各キャリアの受付窓口

各携帯会社のMNP予約申し込み窓口は以下になります。

NTTドコモ

利用方法 MNP予約受付窓口 受付時間
携帯電話 151 9:00~20:00
一般電話 0120-800-000 9:00~20:00
パソコン My docomo → 各種お申し込み・お手続き 24時間
(システムメンテナンス時間を除く)

au/沖縄セルラー

利用方法 MNP予約受付窓口 受付時間
携帯電話/一般電話 0077-75470 9:00~20:00
EZWeb トップ → auお客さまサポート → 申し込む/変更する 9:00~21:30

ソフトバンク

利用方法 MNP予約受付窓口 受付時間
携帯電話/一般電話 0800-100-5533 9:00~20:00
Yahoo!ケータイ トップ → My SoftBank → 各種変更手続き 9:00~21:30

ワイモバイル

利用方法 MNP予約受付窓口 受付時間
携帯電話/一般電話 【STREAM S、Nexus 5、ARROWS S、AQUOS PHONE ef、DIGNO DUAL 2、AQUOS PHONE es、STREAM、DIGNO DUALをご利用の方】
0570-039-151
【Nexus 5、ARROWS Sを除く旧EMOBILEスマートフォンをご利用の方】
0120-736-157
9:00~20:00
Emnet トップ → 料金&各種申込 24時間
(システムメンテナンス時間を除く)
パソコン My Ymobile 24時間
(システムメンテナンス時間を除く)

 

MNP対応のおすすめMVNO

数あるMVNOサービスの中から、MNPに対応するオススメのMVNOサービスをご紹介いたします。

選ぶ基準は料金の安さはもちろんですが、サービスの充実度、スマートフォンのラインナップなど当サイト独自に選んだMVNOとなります。
ご参考までにご覧いただけたら幸いです。

楽天モバイル

楽天モバイル

最大受信速度200kbpsながら、音声通話付きで月額1,250円からと、格安で利用できるのが特徴です。また「楽天でんわ」を申し込むことで通話料が半額になったり、端末同時購入で申し込むと楽天スーパーポイントが貯まったりと楽天が提供しているサービスだからこそのメリットも多いのが嬉しいポイントです。
データSIMのみの場合、月額525円~と他社と比較しても最安値クラスの格安料金で提供しています。

あらたに、5分以内の国内通話なら何度でもかけ放題になる「5分かけ放題オプション」や○○○@rakuten.jpのメールが無料で利用できるなど、さらにサービスが充実しました。

MNPを利用して番号そのままで他社から乗り換える場合も、SIMカードが届いてから任意のタイミングでMNPが可能になり、不通期間がほぼなく乗り換えができるようになりました。
SIMカードが届いてから楽天モバイル開通受付センターに電話することでMNP手続きが行えます。

また、口座振替に対応しているので、クレジットカードを持っていない方でも格安SIMを契約できる数少ないMVNOサービスとなります。

スマートフォンのラインナップも非常に充実しているだけでなく、端末の割引キャンペーンも多く実施しているのでスマートフォンと格安SIMをセットでご検討されている方には特にオススメのMVNOサービスです。

楽天モバイルのプランを見る

mineo(マイネオ)

mineo (マイネオ)
9月からはマルチキャリア対応となり、ドコモ回線を利用した「ドコモプラン」とau回線を利用した「auプラン」を選べるようになりました。
プランは500MB/月から10GB/月まであるので、ライトユーザーからヘビーユーザーまで対応できる豊富なプランも魅力となります。

また、現在の電話番号をそのまま利用できるのはもちろんですが、050のIP電話を月額基本料金が無料で利用できるのが特徴です。
余ったデータ容量は翌月に繰り越せたり、「パケットシェア」で家族の繰り越した分を分け合えることができるなど、サービスも充実しています。

mineoでは、SIMカードが届いてからWeb(マイページ)上からMNP転入切替を行います。
手続き完了後、ドコモプランは1時間程度、auプランは30分程度で回線が切り替わります。

mineo(マイネオ)のプランを見る

IIJmio

IIJmioのプラン
音声通話機能付きやデータ専用SIM、SMS機能付きSIM、プリペイドSIMがあり、自分の好きなSIMが選べます。
また、多彩なプランと、余ったデータ量は翌月に繰り越せるなど、サービスも充実しています。

高速通信のデータ量を「クーポン」とし、高速・低速の使い分けや、クーポンがなくなっても買い足すことで高速通信が可能となります。
ドコモ回線を利用した、音声通話プランもあります。

新たに「みおふぉんダイアル」サービスも提供され、利用料も無料で、通話料金が半額で電話をかけることができます。
2015年7月からは、スマートフォンとSIMをセットで購入することもできるようになり、様々なニーズに対応できるようになりました。

IIJmioは、SIMカードが届いてから同封の書面に記載されている「IIJmioオンデマンド開通センター」へ電話をすることで開通手続きを行います。
IIJmioは申し込み時に、MNP予約番号の有効期間が7日以上残っている必要があります。

IIJmioのプランを見る

UQ mobile

UQ mobileの料金・プラン
UQ mobileは、KDDI子会社が提供するサービスで、MVNOのほとんどがドコモ回線の中、UQ mobileはau回線を利用しているのが特徴です。
音声通話も可能で、自分のスタイルに合わせて4つのプランから選ぶことができます。

SMS無料サービスや留守番電話サービス、三者通話サービス、迷惑電話撃退サービスがパックになった、「電話基本パック」など充実したサービスが特徴です。
端末補償サービスや◯◯@uqmobile.jpなどのメールが利用できる「メールサービス」、通話明細サービスなどのオプションも充実しています。

2015年5月から、「データ高速プラン」「データ高速+音声通話プラン」が料金そのままで、通信容量上限「2GB」→「3GB」に増え、さらにお得になりました。

UQ mobileでは、SIMカードが届いてから、my UQ mobileにログインして回線切替の手続きを行います。

UQ mobileのプランを見る

BIGLOBE SIM

BIGLOBE SIM
BIGLOBEが提供する広いエリアと安定したドコモ回線を使用したサービスで、データ通信のみと音声通話機能がついたプランを選ぶことができ、スマホやWi-Fiルーターのセット販売も行っています。

音声通話が付いたプランでも1GB/月ながら、1,400円から利用できるプランの他にも、最大で12GB/月の大容量プランも提供しているので、ライトユーザーはもちろん、ヘビーユーザーにもオススメのMVNOとなります。
BIGLOBEでんわを利用することで通話料金が半額になったり、よりお得なBIGLOBEでんわ通話パック、Wi-Fiスポットが追加料金なしで利用できるなどサービスも充実しています。

2016年2月からは、割込通話や留守番電話、国際ローミングも対応するなど通話オプションサービスも充実しました。
BIGLOBE SIMでもSIMカードが届いてからMNP切り替えを行うことができるので、不通期間がほとんどなく乗り換えることができます。

BIGLOBE SIMのプランを見る

 
関連情報:MNP(ナンバーポータビリティ)で乗り換え可能なMVNO比較

 
※実際の情報とは異なる場合がありますので、詳細は各WEBサイトをご覧ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました