このページでは、転送電話や着信転送サービスを提供しているMVNO(格安SIM)をご紹介しています。
かかってきた電話を、事前に登録した他の携帯電話やオフィスなどに転送することができるため、電波の届かない場所にいても大切な電話を逃すことがないので、仕事でよく電話を利用される方には必要なサービスではないでしょうか?
また、今回ご紹介するMVNOは転送電話や着信転送サービス以外にも様々なオプションサービスなども充実しているMVNOが多いので、気になる方は料金プランなどの詳細情報もチェックしてみてくださいね。
そもそも転送電話ってどんなサービス?
他の携帯電話や家の電話など、あらかじめ登録しておいた番号にかかってきた電話を転送できるサービスです。
ドコモでは「転送電話サービス」、auでは「着信転送サービス」とキャリアによってサービス名や機能、利用方法などが異なります。
電波状況が悪かったり、全く電波が届かない場所にいたり、携帯電話の電源を切っている場合などでも転送することができるので、重要な電話がかかってくる場合でも安心できる便利なサービスとなります。
ドコモやau、ソフトバンクでは月額使用料は無料。ドコモでは申し込みが必要で、auやソフトバンクでは申し込み不要で利用することができます。
転送電話(着信転送)サービスの利用例
仕事で携帯電話を使用している方で、電波状況が良くない場所に行くことが多い方でも、事前に会社の電話番号を登録しておくことで、万が一大切な電話があった場合でも会社にいる方に対応してもらうことも可能となります。
そのほか、海外への長期出張の際にも会社へ転送設定しておけば安心ですよね。
もちろん仕事以外でも様々な使い方ができるはずですが、どちらかというとビジネスマン向けのサービスかもしれませんね。
一部のau系MVNOでは着信転送サービスが標準で利用可能
UQ mobileやmineoなどau系MVNOサービスでは「着信転送サービス」を利用することができます。
標準サービスとして利用することができ、月額使用料は無料となります。
着信転送サービスは以下の4つの設定方法があります。
■フル転送
かかってきた電話をすべて転送します。
■無応答転送
電源がOFFの状態や電話に出られない場合、電波が届かない状況の場合に転送されます。
■話中転送
通話中に電話がかかってきた場合に転送されます。
■選択転送
電話に出られないときに手動で転送します。
設定は、電話アプリから各転送設定の番号+転送先電話番号を入力し発信することで設定する流れとなります。
着信転送サービスが利用可能なMVNO
以下のMVNOで「着信転送サービス」が提供されています。
mineo(マイネオ)
auだけでなく、ドコモ網のサービスを提供している関西電力グループのケイ・オプティコムが運営するMVNOサービス。
月間500MBから使える豊富なプランやかけ放題サービスまで充実したサービスを提供しています。
加入件数が50万件と突破するなど勢いのあるMVNOサービス。
<料金>
データSIM:月額700円~
通話SIM:月額1,310円~
UQ mobile
KDDIグループのUQコミュニケーションズが提供するMVNOサービス。
実質的にauのサブブランドとして充実したサービスを提供しています。
音声通話だけでなく、データ専用SIMなどのSIM単品のほか、スマートフォンとのセット販売も実施。
回線速度の評判も良いMVNOサービス。
<料金>
データSIM:月額980円~
通話SIM:月額1,680円~
J:COM MOBILE
J:COMで有名な株式会社ジュピターテレコムが運営するMVNOサービス。
au回線を利用したスマホセットプランにて申し込み不要の標準オプションとして着信転送サービスが提供されています。
<料金>
スマホセット 0.5GB:月額980円~
※LG Wine Smartのみ提供
転送電話サービスが利用できるドコモ系MVNOサービス
一部のドコモ系MVNOが提供する「転送電話サービス」は、通話SIMのオプションサービスとして提供されており、申し込み不要で提供されていたり、別途申し込みをして利用できる場合があるなどMVNOによって様々。
ほとんどのMVNOで月額使用料は無料で、利用時間に応じた従量課金となります。
転送先電話番号の設定や変更は設定用の番号に発信し、設定していく流れとなります。
転送電話サービスが利用可能なMVNO
以下のMVNOで「転送電話サービス」が提供されています。
mineo
auだけでなくドコモプランも提供しているmineo。
auプランでは「着信転送サービス」でしたが、ドコモプランは「転送電話サービス」をオプションとして追加することができます。
データSIMだけでなく音声通話SIMも提供しています。
データSIM:月額700円~
通話SIM:月額1,310円~
DMMモバイル
豊富なプランと価格の安さが魅力のMVNOサービスですが、サービス内容も充実しています。
スマホのラインナップも多いので、SIMカードとのセット購入にもおすすめ。
DMMモバイルでも音声通話オプションとして転送電話を利用することができます。
<料金>
データSIM:月額440円~
通話SIM:月額1,140円~
楽天モバイル
データ専用SIMなら月額525円から利用可能なプランを提供しています。
高速データ通信が可能なプランは3.1GB~30GBの大容量プランまで用意。
かけ放題やコミコミプランまで充実したサービス内容が魅力のMVNOサービスです。
<料金>
データSIM:月額525円~
通話SIM:月額1,250円~
IIJmio
音声通話機能付きやデータ専用SIM、SMS機能付きSIM、プリペイドSIMなど様々なSIMを提供しています。
SIM単品だけでなく、スマートフォンとセット購入も可能。
通信速度の評判や実績もあるMVNOサービス。
<料金>
データSIM:月額900円~
通話SIM:月額1,600円~
J:COM MOBILE
J:COMで有名な株式会社ジュピターテレコムが運営するMVNOサービス。
docomo回線を利用したSIMカード単品のSIMカード[Dプラン]にて電話オプションとして提供しています。
<料金>
データSIM:月額900円~
通話SIM:月額1,600円~
OCN モバイル ONE
大手プロバイダのNTTコミュニケーションズが提供するドコモ回線を利用したMVNOサービス。
OCN モバイル ONEでも転送電話サービスをオプションとして利用することができます。
月額料金は無料で申し込みも不要。
<料金>
データSIM:月額900円~
通話SIM:月額1,600円~
DTI SIM
DTI SIMは、株式会社ドリーム・トレイン・インターネットが提供する、シンプルなプランと低価格が特徴のMVNOサービス。
音声プランのオプションとして転送電話サービスを利用することができます。月額基本料金は無料となっています。
<料金>
データSIM:月額600円~
通話SIM:月額1,200円~
エキサイトモバイル
エキサイト株式会社が新たに提供するドコモの回線を利用したMVNOサービスで、データ専用SIMだけでなく、音声通話に対応した格安SIMを提供しています。
エキサイトモバイルでは転送電話の申し込みは不要で自分で設定することで利用することができます。
<料金>
データSIM:月額670円~
通話SIM:月額1,370円~
nuroモバイル
ソニーネットワークコミュニケーションズが運営する新サービスブランドのMVNOで、データ専用や音声通話SIMだけでなく、スマートフォンとSIMのセット販売にも対応。
nuroモバイルでは転送電話の申し込みが必要となっています。
<料金>
データSIM:月額700円~
通話SIM:月額1,400円~
LINEモバイル
無料通話アプリ「LINE」で有名なLINE株式会社が提供するドコモ回線を利用したMVNOサービス。
LINEやTwitter、Facebookのデータ消費がゼロのカウントフリーのプランが魅力となっています。
転送電話は音声通話SIM用オプションとして無料で提供されています。
転送電話(着信転送)サービスがあるMVNOのまとめ
転送電話・着信転送サービスは多くのMVNOでオプションサービスとして提供されています。
MVNOによっては別途申し込みが必要だったり、中には有料のオプションとして提供されている場合もあります。
必ずしも頻繁に利用するサービスではありませんが、いざというと時にあると便利なサービスなので電波が届きにくいエリアに行く機会が多い方などはチェックしておくと良いでしょう。
※転送電話・着信転送サービス設定方法などの詳細については、お手数ですが各MVNOの公式サイトにてご確認ください。
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