格安スマホや格安SIMの登場により個人所有であっても手軽に複数のスマートフォンを持つことができるようになっています。
メインで利用するスマホのほかに、ゲームや動画視聴などサブのスマートフォンを所有している方も少なくないはず。
特に仕事などでインターネットを利用する方はテザリング機能を使うことを目的として、サブのスマホを所有するのもおすすめ。
そこで今回はテザリング用としておすすめのSIMフリースマートフォンと格安SIMの組み合わせについてご紹介していきたいと思います。
外でインターネットを利用したいだけなら格安SIMが利用できるモバイルルーターがおすすめですが、テザリングに加えて動画視聴やゲームにも利用したい方にご参考いただければと思います。
テザリング用のおすすめSIMフリースマホ
まずはテザリング機能を利用するために最適なスマートフォンをご紹介いたします。
長時間テザリングを利用するためにバッテリー持ちは重要です。しかもゲームや動画視聴など色々な用途に使用するならなおさら。
最近では低価格ながら大容量バッテリー搭載した端末や、5G通信やSIMカードの挿入が不要なeSIM対応機器など高機能なSIMフリースマホも発売されています。
※利用するMVNOの動作確認済み端末をご確認のうえご利用ください。
motorola moto g53j 5G
まずご紹介するのがモトローラ製のmoto g53j 5G。
5,000mAhの大容量バッテリーに加えて、急速充電やeSIM、5Gにも対応。
スペックはCPUがQualcomm® Snapdragon™480+ 5G、メモリ8GB、ストレージ128GB、約5,000万画素のカメラを搭載しています。
テザリング用のサブ機としては十分すぎるスペックですが、端末価格はリーズナブル。
ちなみに、執筆時点ではマイネオなどで32,000円ほどで購入できます。
OPPO A79 5G
続いてご紹介するのがOPPO A79 5G。
CPUはMediaTek Dimensity 6020。メモリが4GB、ストレージは128GBのエントリーモデルですが、バッテリー容量は5,000mAhとデザリング用や動画などの用途でも安心できる容量を備えています。
端末の参考価格は27,000円ほどと、こちらもお手頃な価格設定となっています。
テザリング用としておすすめの格安SIM(MVNO)
今回ご紹介したSIMフリースマホとの組み合わせにもおすすめの格安SIMをご紹介いたします。
今回おすすめする格安SIM(MVNO)としては下記内容のいずれか1つに該当するサービスを選んでいます。
- データ専用プランを提供している
- 月額基本料金が安め
- 選べる高速データ容量が豊富
- データ無制限プランがある
- 対象サービスのデータ消費量がノーカウントになる
テザリング用や動画視聴などのエンタメ用途で割り切るならデータ専用SIMが最適です。
そこまで高速通信を求めていない場合は、速度はあまり早くないが安くデータ無制限が利用できるMVNOサービスもおすすめ。
データ使い放題の「マイそく」を提供するマイネオ
お手頃価格の料金プランや独自サービスが魅力のマイネオでは、5GBのデータ専用プランが月額1,265円という安さで利用可能。
mineoスイッチONで最大1.5Mbpsのデータ通信が使い放題になる「パケット放題 Plus」は月額385円で追加可能ですが、10GBコース以上の人は無料で利用することができます。
また、そこまで速度を求めていない人は、4つの速度から選べるデータ無制限プラン「マイそく」もおすすめ。
マイそくの最大1.5Mbpsのプランなら月額990円でデータ使い放題になります。
マイそくの月額料金は下記になります。
プラン | 最大通信速度 | 月額料金 |
---|---|---|
プレミアム | 3Mbps | 2,200円 |
スタンダード | 1.5Mbps | aaa |
ライト | 300kbps | 660円 |
スーパーライト | 32kbps | 250円 |
※ 月曜~金曜の12時台は最大32kbpsになります。また混雑回避のための速度制限(3日間で10GB以上利用時)および通信最適化が適用されます。
マイそくはデータ専用の「シングルタイプ」も選択可能ですが、音声通話機能が付いた「デュアルタイプ」を選んでも料金は変わらないので、通話が可能なサブ機として利用したい人にもおすすめ。
※ スーパーライトはデュアルタイプのみ提供。
用途に合わせて色々な使い方ができるのがマイネオの魅力です。
動画視聴におすすめのBIGLOBEモバイル
動画視聴や音楽ストリーミングサービスを利用する方は対象サービス・機能で発生したデータ容量がカウントされてない「エンタメフリーオプション」を提供しているBIGLOBEモバイルがおすすめ。
このエンタメフリーオプションに加入すれば下記のサービス対象の動画や音楽をデータ通信量の制限なく利用することができます。
- YouTube
- U-NEXT
- ABEMA
- YouTube Kids
- YouTube Music
- Apple Music
- Spotify
- AWA
- Amazon Music
- LINE MUSIC
- 楽天ミュージック
- dヒッツ
- TOWER RECORDS MUSIC
- radiko.jp
- らじる★らじる
- dマガジン
- 楽天マガジン
- dブック
- 楽天Kobo
- Facebook Messenger
- au PAY マーケット
※ エンタメフリー対象とならないケースもあります。詳細についてはBIGLOBEモバイルの公式サイトにてご確認ください。
動画視聴や音楽、電子書籍の利用に最適です。
特にデータ消費が激しい動画視聴でもカウントフリーになる点は魅力ですね。
エンタメフリーオプションの月額料金はデータSIMの場合は月額1078円。通話SIMなら月額308円で追加できます。
エンタメフリー・オプションはテザリングによる視聴でも適用されますが、複数台・複数アプリでの同時視聴を行うと、エンタメフリーの対象外となる場合があるようなので注意が必要。
高速データ通信が使い放題できる楽天モバイル
MVNOとは異なり、自社通信網のサービスを提供する楽天モバイルでは、データ専用のRakuten最強プランが用意されています。
Rakuten最強プランは使った分のお支払いなので、あまり使わなかった月(3GBまで)は月額1,078円ほどで利用可能。
どんなに使ってもデータ無制限で月額3,278円で利用できます。
Rakuten最強プラン(データタイプ)は、音声通話機能が付いた通常タイプと月額料金は変わりませんが、データプランなら本人確認書類の提出が不要なので簡単に申し込みが可能。
毎月利用するデータ量にバラつきがある人や、動画視聴やゲームなど大量に消費する人は楽天モバイルがおすすめ。
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