SIMカードのサイズ・種類について

MVNOの基礎知識
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大手キャリアからMVNOへ乗り換えて、SIMカードを差し替えるだけで毎月の携帯料金が1/3になるというフレーズはよく目にしますが、そもそもSIMカードとは何のことでしょうか?

スマートフォン端末にはSIMカードを差し込むSIMスロットがあり、それぞれの機種に合ったSIMカードを購入する必要があるんです。

そこで今回は、SIMカードの種類やサイズについてご紹介したいと思います。

 

SIMカードって?

SIMカードって?

SIMカードには、IMSI (International Mobile Subscriber Identity) と呼ばれる固有の番号が付与されており、これと電話番号を結びつけることにより通信を可能とする。SIMカードを抜き差しすることで、電話番号を他の携帯電話機に移したり、ひとつの携帯電話端末で複数の電話番号を切替えて使用したりすることができる。

引用元:仮想移動体通信事業者:Wikipedia

何だか難しいですが、簡単に言うとSIMカードは電話番号を特定するために固有のIDが記録されたカードのことです。これによりスマートフォンなどのデバイスで通信することができます。

SIMカードの形状は種類によって大きさが異なるため、スマートフォンを購入する際は自分が持ってる端末のSIM形状を確認する必要があります。

お持ちのスマートフォン端末のSIMサイズがわからない場合は端末の公式サイトなどで確認すると良いでしょう。

例えば富士通の「arrows M02」をお使いになっている場合、「arrows M02」で検索すると公式サイトがヒットします。

arrows M02のSIMサイズ

製品情報のスペックを確認すると「SIMサイズ」という項目があり、そこには「nanoSIM」と記載されています。

MVNOを申し込む際はSIMカードのサイズは「nanoSIM」を選択すれば端末に合ったSIMカードを購入することができます。

 

SIMカードの種類

SIMカードは主に3種類に分類することができます。

標準SIMカード

縦:25mm 横:15mmの一番大きなSIMカードになります。
初期のスマートフォンに多く搭載されていましたが、最近の端末には少ない種類だと思います。

microSIMカード

縦:15mm 横:12mmの大きさです。
iPhone4Sなどに搭載されていました。
標準SIMに比べて、かなり小型化されているのが特徴です。

nanoSIMカード

縦:12.3mm 横:8.8mmの小型のSIMカードです。
microSIMカードよりもさらに小型化。ここまでのサイズになると、ICチップ部分のみと言っても過言ではない形状です。

ourth form factor (4FF) とも呼ばれているようです。
iPhone5やiPad miniにも搭載されています。

新しく発売されるスマートフォン端末の多く搭載されています。

 

iPhoneのSIMカード

日本でも人気のiPhoneですが、キャリアで購入したiPhoneをMVNOでも使い続ける方も多いかと思います。

iPhoneの機種によってはSIMカードが異なりますので、格安SIMを申し込む際は機種に合ったSIMカードを選びましょう。

機種 SIMカード
iPhone 3GS 標準SIM
iPhone 4s/iPhone 4 microSIM
iPhone 7/iPhone 7 Plus/iPhone SE/iPhone 6s/iPhone 6s Plus/iPhone 6/iPhone 6 Plus/iPhone 5s/iPhone 5c/iPhone 5/ nanoSIM

 

申し込むSIMのサイズを間違えた場合は?

申し込むSIMのサイズを間違えた場合は?

MVNOによって取り扱うSIMカードのサイズは異なる場合もありますが、多くのサービスでは「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」の3種類のSIMカードを取り扱っており、申し込む際に購入するSIMカードのサイズを選択します。

しかし人によってはスマートフォンには合わないSIMカードを購入してしまうケースもあるかと思います。

その場合、そのまま挿して使用することができないため、SIMのサイズ変更をする必要があります。
SIMカードのサイズ変更はSIM発行手数料として2,000円~3,000円ほど料金が発生しますので、申し込みの際は間違えないように注意しましょう。

 
※実際の情報とは異なる場合がありますので、詳細は各WEBサイトをご覧ください。

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