最近では、NTTドコモやau、ソフトバンクなどの大手キャリアからMVNOサービスの格安SIMに乗り換える方も少しづつ増えてきているかと思います。
完全に乗り換えた場合、音声通話SIMを使う方がほとんどかと思いますが、MVNO事業者によっては、オプションサービスは大手キャリアに比べると、充実していない場合も多いです。
普段当たり前に利用している留守番電話サービスも対応していないMVNOサービスもあります。
そこで、今回は、音声通話SIMを提供しているMVNO(格安SIM)の中で、留守番電話のオプションサービスを提供している事業者を比較しやすいようにご紹介したいと思います。
電源OFF時やサービスエリア外でも相手のメッセージを受け取ることができるので、プライベートの利用はもちろんですが、普段、仕事でよく電話をする方など、安心してMVNOへ移行できるのではないでしょうか?
なお、本ページにはMVNOサービスのほか、大手キャリアの新料金プランやサブブランド、格安SIM並に安いプランを提供するMNOサービスも含みます。
MVNO | 回線 | 留守番電話サービス | スマート留守電 |
---|---|---|---|
mineo | ドコモ/au/ソフトバンク | ○ | ○ |
楽天モバイル | 楽天 | ○ | – |
IIJmio | ドコモ/au | ○ | ○ |
イオンモバイル | ドコモ/au | ○ | ○ |
NUROモバイル | ドコモ/au/ソフトバンク | ○ | – |
LIBMO | ドコモ | ○ | ○ |
LINEMO | ソフトバンク | ○ | – |
Y.Uモバイル | ドコモ | ○ | – |
BIGLOBEモバイル | ドコモ/au | ○ | ○ |
UQモバイル | au | ○ | – |
irumo | ドコモ | ○ | – |
エキサイトモバイル | ドコモ/au | ○ | ○ |
J:COMモバイル | au | ○ | – |
povo2.0 | au | ○ | – |
各MVNOサービスの特徴や留守番電話サービスの料金について詳しく見ていきます。
mineo(マイネオ)
mineo(マイネオ)は、関西電力グループの株式会社オプテージが提供するMVNOサービスで、豊富なプラン・回線と格安料金、充実したサービスが魅力で、利用頻度や用途、ライフスタイルに合わせて最適なプランが選びやすくなっています。
特徴的なのがマイネオはドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアの回線プランが選べる点で、大手キャリアからも乗り換えやすくなっています。
SIM単品はもちろん、スマホとのセット購入も可能。
マイネオのパケットをみんなで分け合う「フリータンク」や、広告表示で消費されるデータ通信量をカウントしない「広告フリー」などユニークなサービスも。
マイネオの留守番電話サービスはソフトバンクプラン(Sプラン)のみ利用することができます。
そのほか、スマート留守電は全回線プランで利用できます。
専用アプリ不要でかけれるかけ放題サービスや無料の転送電話サービスなどオプションサービスも充実しています。
楽天モバイル
楽天モバイルは自社で回線網を構築しているMNOですが、格安SIMブランド並にお得な料金プランが魅力のサービスとなります。
楽天モバイルの特徴は無駄のない段階制の料金プランと、SPUで楽天市場でのお買い物がお得になる特典が魅力です。
スマートフォンやWi-Fiルーターなどの取り扱い端末も豊富。さらに新規で乗り換えると楽天ポイントが貰えるお得なキャンペーンも開催していることも多いので、他社からお得に乗り換えることも。
楽天モバイルでは、かけ放題オプションや留守番電話、着信転送、割込通話/通話保留などの通話オプションサービスも充実しています。
IIJmio
IIJmioはドコモ網のプラン「タイプD」とau網のプラン「タイプA」を提供するマルチキャリアに対応したMVNOサービスで、それぞれでデータSIMと音声通話対応SIMを提供しています。
SIM単品だけでなく、スマートフォンとのセット購入やMNPで番号そのままで他社から乗り換えも可能。
データeSIM(ドコモ網のみ)なら2ギガプランで月額440円(税込)で利用可能。
音声通話SIMの2ギガプランでも月額850円(税込)という価格で利用できるので、メインで利用するスマートフォンの節約はもちろん、サブ携帯用としてもおすすめできる安さとなっています。
IIJmioは専用アプリ不要の通話定額オプションサービスやデータ容量のシェアなどサービス内容も充実。
IIJmioは音声通話機能として留守番電話をタイプDとタイプAの両方で利用できます。
また、IIJmioのオプションサービスとして「スマート留守電」も提供。
スマート留守電はLINEやメールで留守電を着信できるサービスで、月額319円(税込)で利用可能。
そのほか、通話定額オプションや割り込み電話着信、転送電話などにも対応しています。
また、MNPで他社から乗り換えると、スマートフォンが安く買えるお得なキャンペーンをよく開催しているので、スマートフォンとSIMをセットで申し込みたい人におすすめ!
公式サイト:IIJmio
UQモバイル
UQモバイルは、au回線を利用したMVNOサービスでKDDIのサブブランドとなります。
格安なプランを展開する他社サービスと比べて、料金はやや高めですが安定した回線速度の評判が良いのが特徴。
また、サポートが受けられるショップも多いなど他社サービスにはない魅力があるサービスとなっています。
SIMカードのみの提供はもちろん、iPhoneなどの端末も取り扱っているので、SIMとセットで購入することも可能。
通話放題や着信転送サービス、割込通話サービス、お留守番サービスEXなど各種オプションサービスも充実しています。
イオンモバイル
イオンモバイル(AEON MOBILE)は、イオンリテールが提供するドコモとauの通信網を利用したMVNOサービスで、他社にも負けない低価格の料金と全国イオン200店舗以上で契約やプラン変更など対応可能なサポート体制が魅力です。
SIM単体だけでなく、スマートフォンやモバイルWi-Fiルーターなどもセットで購入することもでき、電話サポートやセキュリティ、端末の安心保証サービスなど有料オプションサービスも提供しています。
「格安SIMは魅力的だけど、店頭で相談やサポートを受けたい」という人におすすめのMVNOです。
NUROモバイル
NUROモバイルは、ソニーネットワークコミュニケーションズが運営するMVNOサービスで、ドコモとau、ソフトバンク回線のプランを提供しています。
データ専用や音声通話SIM単品のほか、スマートフォンとSIMのセット販売にも対応。
3GB/月の手頃なプランから40GB/月の大容量プランまで幅広いプランが用意されているので、ライトユーザーからヘビーユーザーまで利用できます。
通話定額オプションやデータ容量チャージ、データ繰越、端末補償、留守番電話サービスなどのオプションも充実。
公式サイト:NURO Mobile
LIBMO(リブモ)
LIBMO(リブモ)はTOKAIコミュニケーションズが提供するdocomo回線を利用したMVNOサービスで、低速のライトプランならデータSIMは月額480円から、3GB/月の通話SIMでも月額891円からと非常に安い料金で提供しています。
SIM単品だけでなく、スマートフォンやタブレット端末、モバイルWi-Fiルータも取り扱っているのでSIMカードと端末をセット購入することも可能。
SIMフリー版やドコモ版iPhoneも利用しやすく、auやソフトバンク版iPhoneもSIMロック解除することで一部機種は動作確認済みとなっているため、キャリアで購入したiPhoneをLIBMOの格安料金で運用することもできます。
リブモも留守番電話やスマート留守電、通話定額オプション、端末補償オプション、セキュリティ対策などのオプションサービスも充実しています。
公式サイト:LIBMO
LINEMO(ラインモ)
LINEMO(ラインモ)は格安料金プランを売りにしたソフトバンクの新ブランドで、ソフトバンクおよびワイモバイルの回線を利用したMVNOサービスとなります。
料金プランは、月間3GBまでなら月額990円(税込)、3GBを超えた場合でも10GBまで月額2,090円(税込)で利用できる「LINEMOベストプラン」と、5分/回以内の国内通話が無料になる通話定額が付いた大容量プラン「LINEMOベストプランV」の2つのプランを提供しています。
LINEMOでは、「留守番電話サービス」「着信転送サービス」「着信お知らせ機能」がセットになった留守電パックを提供しています。
※留守番電話のメッセージを確認する際は別途通信料が発生します。
y.u mobile(ワイユーモバイル)
Y.Uモバイルは、U-NEXT HOLDINGSとヤマダホールディングスの共同出資により設立したY.U-mobile株式会社が提供するドコモ回線を利用したMVNOサービスで、低価格プランはもちろん、動画配信サービス「U-NEXT」がセットになったプランが特徴です。
業界でも珍しい有効期限のない「永久繰り越し」や毎月の保険料が無料の「修理費用保険」など魅力的なサービスも提供しています。
そのほか、かけ放題サービスや留守番電話サービス、割り込み電話着信などのオプションサービスも利用できます。
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルは、ビッグローブ株式会社が提供するMVNOサービスで、ドコモ回線の「タイプD」とau回線の「タイプA」を選ぶことができます。
データ通信のみのプランや音声通話SIMのほか、かけ放題と通話パックから選べる通話オプションも利用可能。
スマートフォンやモバイルWi-FiルーターとSIMをセットで購入することもできます。
そのほか、YouTubeやABEMAなどの動画配信サービスや、Spotify、dブック、楽天マガジンなど対象サービスの通信量が定額料金でノーカウントになる「エンタメフリー・オプション」が特徴的。
BIGLOBEモバイルでは、スマート留守電や割込通話などの通話オプションサービスも提供しています。
irumo(イルモ)
irumoは、ドコモの新しい格安料金プランで、安心なドコモのサービスを手頃な料金で利用することができます。
オンラインで申し込みも可能ですが、irumoなら有料ながらドコモショップの店頭で申し込みも可能。
また、home 5Gセット割やドコモ光セット割で、スマホの料金が割引になる特典が魅力です。家の固定回線と一緒に契約して通信費をまとめて節約したい人にもおすすめ。
irumoでは、かけ放題オプションやドコモのメールが利用できるオプションサービスも提供しています。
エキサイトモバイル
エキサイトモバイルは、エキサイト株式会社が提供するMVNOサービスで、ドコモとau回線を利用したプランを展開しています。
料金プランは、毎月のデータ通信量に応じて料金が決まる段階制プランと、毎月定額で使える定額制プランの2種類を用意。自分のデータ使用量に合わせて最適なプランを選ぶことができるようになっているのが特徴です。
最大5枚のSIMカードでデータを分け合うことができるデータシェアや、通話定額オプション、スマート留守電などサービス内容も充実しています。
J:COMモバイル
J:COMモバイルはケーブルテレビで有名なJ:COM(ジェイコム)のJCOM株式会社が提供するMVNOサービス。
au回線を利用したプランを提供しており、1GB/月のプランから大容量プランまで幅広いプランを展開しています。
eSIMなどSIMのみの契約はもちろん、iPhoneやAndroidスマートフォンも取り扱っているのでスマホとのセット購入にもおすすめ。
かけ放題や端末保証などのオプションサービスも用意されています。
povo2.0
povo2.0はauの格安料金プランでオンラインから申し込むことができます。
月額基本料金は0円で、高速データ容量や通話定額オプションをトッピングして、自分に最適なプランを利用できます。
auと比べてかなりシンプルなサービスなので、キャリア回線の品質で値段を下げたい人におすすめのサービスです。
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