大手キャリアは口座振替やクレジットカード、店舗での請求書払いに対応していますが、MVNOサービスが提供する「格安SIM」の支払い方法はクレジットカードのみ利用できる場合がほとんどです。
口座振替やデビットカードにも対応しているMVNOもありますが、基本はクレジットカード払いになるため、MVNOサービスを利用する場合は、お申し込みする前にクレジットカードを用意しておく必要があります。
クレジットカードを持っていない方や、持っていても使いたくない方は、口座振替が利用できるMVNOサービスか、ドコモやau、ソフトバンクなどの大手キャリアや、ドコモが提供する格安プランであるahamo(アハモ)の利用を検討しましょう。
本ページでは、MNOやMVNOの支払い方法についてご紹介します。
MVNO(格安SIM)はクレジットカード決済がほとんど
MVNO(格安SIM)では、クレジットカード決済が主なお支払い方法となっています。
何らかの事情でクレジットカードを持ってない方には、契約できるMVNOがかなり制限されてしまう現状となっています。
中にはプリペイドカードや口座振替に対応しているMVNOがあるようですが、ほぼクレジットカードでの支払いと思っても良いかもしれません。
お持ちでない方は、契約時に必要になる場合がほとんどなので、クレジットカードを作ることを考えたほうが良さそうです。
下記のサービスではクレジットカードが利用できるおすすめのMVNOサービスとなります。
IIJmio
IIJmioは、ドコモ網のプラン「タイプD」とau網のプラン「タイプA」を提供するマルチキャリアに対応したMVNOサービスで、それぞれでデータSIMと音声通話対応SIMを提供しています。
SIM単品だけでなく、スマートフォンとのセット購入やMNPで番号そのままで他社から乗り換えも可能。
IIJmioは、J.D. パワー「携帯電話サービス顧客満足度」で3年連続No.1を獲得するなど実績があるMVNOサービスとなっています。
サービス満足の実績があるIIJmioですが、料金が格安なのも魅力です。
ドコモ網のみですが、データeSIMは2ギガプランが月額440円、10ギガプランでも月額1,100円で利用できます。
mineo
mineo(マイネオ)は、関西電力グループの株式会社オプテージが運営するMVNOサービスで、ドコモ・au・ソフトバンク回線を利用したプランを展開しています。
2種類のかけ放題オプションや端末保証、サポートプションなど充実したサービスも提供されているので、メインのスマートフォン用としても利用しやすいサービスとなっています。
マイネオのかけ放題サービスは、専用アプリから発信する必要がないので、スマートフォンに最初から入っている電話アプリでそのまま発信できる点も魅力。
SIMのみの契約はもちろん、マイネオではスマートフォンやモバイルWi-Fiルーターも取り扱っているので、端末とSIMのセット購入も可能。
LINEMO
LINEMO(ラインモ)は、は格安料金プランを売りにしたソフトバンクの新ブランドで、ソフトバンクおよびワイモバイルの回線を利用した格安SIMを提供しています。
LINEMOの特徴は料金の安さとキャリア品質の安定した回線速度にあります。
通常、MVNOでは大手キャリアの回線を一部借りてサービス提供していますが、ソフトバンクグループのLINEMOの場合はソフトバンクの回線をそのまま利用して通信サービスを提供しているので、キャリア並の回線品質が期待できます。
LINEアプリのトークや音声通話などの利用で発生したデータ消費がゼロになる「LINEギガフリー」を提供しているのも魅力です。
UQモバイル
UQモバイルは、au回線を利用したMVNOサービス。手頃な料金ながらMVNOとしては安定した回線速度の評判も良いことや、サポートが受けられるショップも多いなど他社サービスにはない魅力があるサービスとなっています。
SIMカードのみの提供はもちろん、iPhoneなどの端末も取り扱っているので、SIMとセットで購入することも可能。
auのサブブランドとして人気も高く、CMなどもよく流れるので知名度も抜群のサービスですが、回線速度の安定性や料金の安さ、サポートの充実度などバランスの良いMVNOサービスとなっています。
「月々の料金は抑えたいけど、サービスの質はあまり落としたくない」人は、UQモバイルを検討してみましょう。
日本通信SIM
日本通信SIMは日本通信株式会社が運営するMVNOサービスで、ドコモ回線を利用した格安SIMを提供しています。
「合理的シンプル290プラン」「合理的みんなのプラン」「合理的30GBプラン」「合理的かけほプラン」の4つのプランを提供しています。
上限設定が可能で、従量プランとなるためデータ量は使った分だけお支払いとなります。
eSIMの対応やかけ放題オプションなど、シンプルながら欲しい機能は提供されているので安心。
2年縛りなどの最低利用期間や解約金なしの気軽さも魅力です。
一部のMVNOでは口座振替にも対応!
MVNOの中には、一部ですが口座振替に対応しています。
また、格安料金プランが魅力の楽天モバイルや大手キャリアの新料金プランも口座振替に対応している場合もあります。
しかし、口座振替の場合は手数料が発生する場合があるので注意が必要です。
口座振替を選択する場合は、契約できるMVNO自体少ないので、少ない条件の中で選ぶことになるので、必ずしも自分に合ったサービスを選ぶことができないケースがあるかもしれませんが、クレジットカードを持っていない人や持っていても利用したくない人は、口座振替で料金がお支払いできるMVNOサービスを検討してみましょう。
mineoやJ:COMモバイル、楽天モバイル、LINEMO、UQモバイル、ahamo、ワイモバイルは口座振替に対応しています。
一部MVNOサービスではデビットカードも利用可能
楽天モバイルのほか、mineoやUQモバイル、LINEMOなどのMVNOサービスではデビットカードで支払いが可能です。
また、ahamoやワイモバイルでもデビットカードでのお支払いが可能です。
ただし、MVNOサービスによって一部のデビットカードが利用できないケースもあるので、デビットカード発行会社に確認してみることをおすすめします。
ほとんどのデビットカードは審査なしで発行することができるので、何らかの事情でクレジットカードを作れない人はデビットカードが利用できるMVNO(格安SIM)を検討しましょう。
MVNO(格安SIM)の支払い方法のまとめ
・MVNO(格安SIM)の場合、支払い方法のほとんどはクレジットカード。
・一部、口座振替にも対応しているが、数が少なく、制限が出る。
・MVNOに移行をお考えの方で、クレジットカードを持っていない方は、作ることを考えたほうが良いかも。
・支払い方法については、必ず各会社に事前に問合せしたほうが良い。
コメント