様々な商品が値上がりする中、負担の大きな携帯料金などの通信費を見直す人も多いと思いますが、すでに所有しているiPhoneにMVNOの格安SIMを差し替えるだけで毎月の携帯料金が大手キャリアと比較して1/3ほどになるケースも少なくありません。
管理人はiPhoneにIIJmioの格安SIMを挿して利用中ですが、毎月の携帯料金はおよそ1,500円ほどに抑えられています。
格安SIMは料金が安い理由とデメリットとなる部分もありますが、特に気にならない人であれば携帯料金はかなり安くなるのでメリットは大きいはず。
最新のiPhoneに格安SIMを挿してメインのスマホとして利用するのはもちろん、機種変更して利用頻度が低くなったサブ機や子供専用のスマホとしても格安SIMはおすすめです。
最近発売されているiPhoneであれば、ドコモやauなどのキャリアで購入したiPhone端末にはSIMロックが原則として撤廃されているので、格安SIMを差し替えて設定すれば簡単に利用することができるようになっています。
MVNOは基本、自分で申し込みから設定を行う必要があるため、初めて格安SIMを利用する人は戸惑う部分もありますが、マニュアルに沿って手続きや設定すれば問題なく利用開始できるはずです。
最近では、eSIMに対応するMVNOサービスも増えているので、SIMカードの差し替え不要で即日開通して利用することも可能となっています。
「iPhoneを格安SIMで安く利用したい」という人は下記のMVNOサービスを検討してみてはいかがでしょうか?
以下では、iPhoneにおすすめのMVNO(格安SIM)やMNOを比較しやすいようにまとめています。
各MVNOサービスでは、iPhone端末の動作確認を実施しているので、持っているiPhoneが問題なく使えるかご確認のうえ利用する格安SIMを選ぶようにしましょう。
関連情報:iPhone 15 Pro・iPhone 15 Pro Maxが使えるMVNOサービスを比較
IIJmio
IIJmioは、ドコモ網のプラン「タイプD」とau網のプラン「タイプA」を提供するマルチキャリアに対応したMVNOサービスで、それぞれでデータSIMと音声通話対応SIMを提供しています。
SIM単品だけでなく、スマートフォンとのセット購入やMNPで番号そのままで他社から乗り換えも可能。
音声通話SIMの5ギガプランでも月額990円(税込)という価格で利用できるので、メインで利用するスマートフォンの節約はもちろん、サブ携帯用としてもおすすめできる安さとなっています。
IIJmioは専用アプリ不要の通話定額オプションサービスやデータ容量のシェアなどサービス内容も充実。
サービス満足度や回線速度の評判も良く、実績も多数あるなどユーザー満足度の高いMVNOとなります。
執筆時点で、管理人もIIJmioの格安SIMを契約中。
5ギガの音声SIM(通話定額5分+付き)の利用で、月々のお支払いはおよそ1,500円ほどとなっています。
12時台など回線が混み合う時間帯は速度が不安定になることもありますが、管理人の場合はWi-Fiに接続されている場合がほとんどなので特に問題なく快適に利用できています。
「格安SIMの料金は魅力だけど、サービスの質はあまり落としたくない」という人にもおすすめです。
IIJmioで利用できるiPhoneはこちら
楽天モバイル
以前はMVNOサービスとして提供していた楽天モバイルですが、現在は自社回線を構築・保有しているMNOとして展開しています。
シンプルでわかりやすい料金体系と、格安料金プランが売りのキャリアなので、MVNOが提供する格安SIMと比較検討されている方は多いはず。
楽天モバイルの最強プランを契約すると、SPUで楽天市場でのお買い物でポイント付与率が+4倍になるなど、楽天でお買い物する人はメリットがあるサービスとなっています。
データ専用のRakuten最強プランも提供しているほか、スマートフォンやタブレット、モバイルWi-Fiルーターなどの端末の販売も行っているので、SIMとスマホのセット購入も可能。
通話かけ放題やスマホ交換保証、セキュリティ、スマホ操作遠隔サポート、留守番電話、楽天のキャリアメールなど充実したオプションサービスも提供されているので、他のキャリアやMVNOからの乗り換えもおすすめです。
支払い方法は口座振替にも対応しているので、クレジットカードがないと契約が難しいMVNOサービスを諦めていた人にも利用しやすいサービスとなっています。
毎月の携帯料金が安くなる可能性があり、楽天市場で買い物をする人は楽天モバイルを契約することで、ポイント還元率がUPするのでダブルでお得になることも。
楽天モバイルの最強プランは段階制のプランになっています。
あまり使わない月(3GBまで)なら基本料金が月額1,078円で利用可能。電話をかける頻度が少ない人はかなり安い料金で維持できます。
また、電話をよくかける人でも通話かけ放題オプションがあるので安心。
逆に毎月たくさんの高速データ容量を使う人も、楽天モバイルの最強プランはデータ無制限なので、どれだけ使いすぎてしまっても月額3,278円で維持できるのも魅力です。
楽天モバイルで利用できるiPhoneはこちら
ahamo(アハモ)
ahamoはオンラインのみ申し込みが可能なNTTドコモの格安料金プランですが、実質的にドコモのサブブランドの通信サービス。
通話に関しては、標準で5分以内の国内通話が無料になっており、5分を超えた通話をした場合は、30秒につき22円(税込)が課金されます。
5分以内のかけ放題は別途オプション制になっている会社が多い中、標準でついているのは嬉しいですよね。
データ通信量に関しては、たっぷりと20GB利用できます。
ahamoはドコモで購入したiPhoneはもちろん、SIMフリー版iPhoneも使いやすく、「料金は安くしたいけど、MVNOサービスは不安」という人におすすめのサービスです。
ahamoで利用できるiPhoneはこちら
ahamo(アハモ)の料金を徹底解説!他社からの乗り換えでどれくらい安くなる?
UQモバイル
UQモバイルは、au回線を利用したMVNOサービス。手頃な料金ながらMVNOとしては安定した回線速度の評判も良いことや、サポートが受けられるショップも多いなど他社サービスにはない魅力があるサービスとなっています。
SIMカードのみの提供はもちろん、iPhoneなどの端末も取り扱っているので、SIMとセットで購入することも可能。
通話放題や着信転送サービス、割込通話サービスなど各種オプションサービスも充実しています。
格安料金プランを売りにしているMVNOサービスよりも月額基本料金はやや高めですが、「au回線で手頃な価格でサポートも受けたい」という人におすすめのMVNOサービスです。
auで購入したiPhoneやSIMフリー版iPhoneも使いやすいので、iPhone用の格安SIMとしてもおすすめです。
UQモバイルで利用できるiPhoneはこちら
トーンモバイル
子供用のiPhone端末としておすすめの格安SIMが、このトーンモバイルです。
トーンモバイルは、株式会社ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)が提供するMVNOサービスで、シンプルでわかりやすい料金プランと年配の方や子供に嬉しい機能が充実しているサービスが充実しています。
通学や通塾など親元を離れた子供の安全が心配な方は、見守りGPSサービスをご検討されているご家庭も多いと思いますが、トーンモバイルには現在地や位置情報の確認、乗り物通知などの見守り機能が利用できる「TONEファミリー」がオプションで追加することができます。
他にも、特定のアプリごとに利用制限を設定したり、専用チャットアプリでメッセージのやり取りなど様々な安心機能が使えます。
iPhoneを利用する場合、一部機能が制限されるため、機能をフルで利用したい場合はトーンモバイルオリジナル機種がおすすめ。
TONEファミリーオプションは月額308円で利用できます。
トーンモバイルで利用できるiPhoneはこちら
mineo(マイネオ)
mineo(マイネオ)は、関西電力グループの株式会社オプテージが運営するMVNOサービスで、ドコモ・au・ソフトバンク回線を利用したプランを展開しているため、現在iPhoneで利用しているキャリアの回線をそのまま利用しやすくなっています。
2種類のかけ放題オプションや端末保証、サポートプションなど充実したサービスも提供されているので、メインのスマートフォン用としても利用しやすいサービスとなっています。
マイネオのかけ放題サービスは、専用アプリから発信する必要がないので、スマートフォンに最初から入っている電話アプリでそのまま発信できる点も魅力。
店舗数は多くないもののmineoショップも展開されているので、サポートが必要な場合でも安心して利用できます。
「広告フリー」「夜間フリー」「ゆずるね。」などマイネオ独自のおもしろいサービスも魅力的です。
マイネオで利用できるiPhoneはこちら
iPadが利用できる格安SIMの情報はこちら
関連情報:iPadが使えるMVNO(格安SIM)の比較はこちら
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