eSIMに対応しているMVNOサービスを比較!便利でお得な格安SIMを選ぼう

eSIMに対応しているMVNOサービスを比較 MVNOの比較
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最近はeSIMに対応するMVNOサービスが増えています。

今までは契約する通信サービスから送られてくるSIMカードを端末に挿して利用するのが一般的でしたが、eSIMなら物理的なSIMカードがなくても利用できる便利なデジタルSIMなので、契約後すぐに利用することができる便利なサービスです。

「eSIM」と聞くと何だか難しいイメージもありますが、物理SIMにはない様々なメリットがあります。

そこで本ページでは、eSIMに対応しているMVNOサービスやeSIMを利用するメリット、利用方法について、実際にeSIMを利用している管理人が解説していきます。

eSIMを利用するメリット

eSIMを利用するメリット

eSIMを利用するメリットは下記になります。

  1. 契約後すぐに開通できる
  2. 解約後のSIMカードの返却が不要
  3. SIMカードが破損する心配がない

細かいメリットは他にもありますが、これら3つの点は大きなメリットとなります。

契約後すぐに開通できる

eSIMプロファイルダウンロード

格安SIMはオンラインでの申し込みが一般的なため、契約後は発送されたSIMカードを挿して開通手続きを行うことで利用できるようになりますが、SIMカードの発送から自宅に届くまで数日かかってしまいます。

ですが、eSIMであればSIMカードの到着を待つ必要がありません。
契約後にオンラインで開通手続きを行うことで、すぐに利用開始できます。

解約後のSIMカードの返却が不要

解約後、SIMカードの返却が必要になる場合も多いですが、eSIMであれば返却不要です。

通常であれば、オンラインで解約手続きを行った後に、自分でSIMカードを郵送する必要がありますが、これは結構手間です。

eSIMは解約後も面倒なSIMの返却も不要です。

SIMカードが破損する心配がない

管理人も経験ありますが、SIMカードは破損することがあり、破損してしまうと通話やネットが利用できなくなります。

その場合、SIMカードの再発行が必要になりますが、その際2,000円~3,000円ほどの手数料が発生します。

金銭面的な負担もマイナスですが、SIMカードが届くまでスマートフォンが利用できないことのほうがキツかったです。

eSIMなら破損や紛失の心配がないので安心して利用できます。

eSIMのデメリットは?

eSIMのデメリット

eSIMは下記2点のデメリットが考えられます。

  1. eSIMに対応する端末が必要
  2. eSIMを提供していないMVNOもある

詳しく見ていきます。

eSIMに対応する端末が必要

eSIMは対応する端末のみ利用可能なので、全ての端末で利用できるとは限りません。

端末のスペック表を見ると、「SIMタイプ」という項目でeSIMに対応しているか確認することができます。

eSIM対応端末のスペック表

最近発売された端末であればeSIMに対応している場合が多いですが、購入する前やすでに持っているスマートフォンでeSIMの利用を検討されている人は、eSIM対応端末か事前に確認するようにしましょう。

また、eSIMの設定にはWi-Fiなどのインターネット環境が必要になる点も注意が必要です。

eSIMを提供していないMVNOもある

MVNOによってeSIMを提供していないサービスも多いため、「利用したい格安SIMはeSIMが利用できなかった」ということもあります。

また、MVNOサービスによっては音声通話ができないデータ通信専用プランのみeSIMを提供している場合や、複数のキャリアに対応したMVNOでも、eSIMを利用する場合は選べる回線が限られることもあります。

eSIMに対応しているMVNOサービスを比較

eSIMに対応しているMVNOサービスについて比較しやすいようにまとめています。
MVNOのほか、格安料金が魅力のキャリアや格安料金プランも合わせてご紹介していきます。

eSIM
対応サービス
音声通話対応
eSIMの提供
データ専用
eSIMの提供
月額基本料金
(音声通話プラン)
IIJmio 月額850円~
マイネオ 月額1,298円~
LINEMO × 月額990円~
JCOMモバイル × 月額1,078円~
NUROモバイル ×
楽天モバイル 月額1,078円~
UQモバイル × 月額2,365円~
HISモバイル × 月額290円~
日本通信SIM × 月額290円~
povo × 月額0円~
ahamo × 月額2,970円~

※ 執筆時点での情報となり、内容が変更されている場合がありますので、最新情報や詳細については各サービスの公式サイトにてご確認ください。

各サービスの特徴についてご紹介していきます。

IIJmio

IIJmio

IIJmioは、ドコモ網のプラン「タイプD」とau網のプラン「タイプA」を提供するマルチキャリアに対応したMVNOサービスで、それぞれでデータSIMと音声通話対応SIMを提供しています。

SIM単品だけでなく、スマートフォンとのセット購入やMNPで番号そのままで他社から乗り換えも可能。

IIJmioは専用アプリ不要の通話定額オプションサービスやデータ容量のシェアなどサービス内容も充実。
サービス満足度や回線速度の評判も良く、実績も多数あるなどユーザー満足度の高いMVNOとなります。

IIJmioではドコモとauプランで音声通話対応のeSIMを提供。データeSIMも提供していますが、こちらはドコモ網のみ提供されています。

IIJmioの公式サイトへ

マイネオ

mineo(マイネオ)

mineo(マイネオ)は、関西電力グループの株式会社オプテージが運営するMVNOサービスで、ドコモ・au・ソフトバンク回線を利用したプランを展開しています。

2種類のかけ放題オプションや端末保証、サポートプションなど充実したサービスも提供されているので、メインのスマートフォン用としても利用しやすいサービスとなっています。

マイネオのかけ放題サービスは、専用アプリから発信する必要がないので、スマートフォンに最初から入っている電話アプリでそのまま発信できる点も魅力。

eSIMはドコモとau網のプランから選ぶことができます。

マイネオのeSIMプランは音声通話プランとデータ通信プランを提供。ただし、ソフトバンク網の「Sプラン」ではeSIMが利用できません。

格安スマホはmineo

LINEMO

LINEMO(ラインモ)

LINEMO(ラインモ)は、は格安料金プランを売りにしたソフトバンクの新ブランドで、ソフトバンクおよびワイモバイルの回線を利用した格安SIMを提供しています。

LINEMOの特徴は料金の安さとキャリア品質の安定した回線速度にあります。

通常、MVNOでは大手キャリアの回線を一部借りてサービス提供していますが、ソフトバンクグループのLINEMOの場合はソフトバンクの回線をそのまま利用して通信サービスを提供しているので、キャリア並の回線品質が期待できます。

LINEMOはパソコンやタブレット端末からはeSIMの申し込みができないので、申込みする場合はスマートフォン端末から申し込むようにしましょう。

LINEMOは音声通話プランのみの提供なので、eSIMでもデータプランを選ぶことができません。

LINEMOの公式サイトへ

JCOMモバイル

J:COM MOBILE

JCOMモバイルは、ケーブルテレビの「J:COM」でおなじみのJCOM株式会社が運営するau回線を利用したMVNOサービスです。

通常1GB~20GBの高速データ容量から選べますが、対象となる他のJ:COMサービスとセットで利用するとデータ容量が追加される「データ盛」が適用されるので「J:COM NET」や「J:COM TV」などのサービスを利用中の人はお得に利用できます。

eSIMや5Gにも対応するほか、スマートフォン端末の販売も行っているので、SIMとスマホをセットで購入することも可能。

JCOMモバイルのeSIMは音声通話プランのみ。スマートフォン端末からのお申し込みが必要です。

JCOMモバイルの公式サイトへ

NUROモバイル

NUROモバイル

NUROモバイルはソニーグループのソニーネットワークコミュニケーションズが提供する格安SIMで、月間3GBの格安プランから40GBの大容量プランまで幅広いプランを用意。

ドコモ・au・ソフトバンク回線を利用したプランを選ぶことができるトリプルキャリアに対応したMVNOサービスなので、大手キャリアからそのまま乗り換えしやすいのも魅力。

余ったデータの繰り越しやかけ放題プラン、5Gオプション、訪問サポートなどオプションサービスも充実しています。

NUROモバイルは、執筆時点で音声通話(MNP転入)の申し込みには対応していないので、eSIMが利用できるのはデータプランのみとなります。また、eSIMはドコモ回線のみ申し込み可能です。

NUROモバイルの公式サイトへ

楽天モバイル

楽天モバイル

以前はMVNOサービスとして提供していた楽天モバイルですが、現在は自社回線を構築・保有しているMNOとして展開しています。

シンプルでわかりやすい料金体系と、格安料金プランが売りのキャリアなので、MVNOが提供する格安SIMと比較検討されている方は多いはず。

楽天モバイルの最強プランを契約すると、SPUで楽天市場でのお買い物でポイント付与率が+4倍になるなど、楽天でお買い物する人はメリットがあるサービスとなっています。

データ専用のRakuten最強プランも提供しているほか、スマートフォンやタブレット、モバイルWi-Fiルーターなどの端末の販売も行っているので、SIMとスマホのセット購入も可能。

楽天モバイルは通話プランとデータプランでeSIMが利用できます。

楽天モバイルの公式サイトへ

UQモバイル

UQモバイル

UQモバイルは、au回線を利用したMVNOサービス。手頃な料金ながらMVNOとしては安定した回線速度の評判も良いことや、サポートが受けられるショップも多いなど他社サービスにはない魅力があるサービスとなっています。

SIMカードのみの提供はもちろん、iPhoneなどの端末も取り扱っているので、SIMとセットで購入することも可能。

通話放題や着信転送サービス、割込通話サービスなど各種オプションサービスも充実しています。

「au回線で手頃な価格でサポートも受けたい」という人におすすめのMVNOサービスです。

UQモバイルのeSIMは「5G対応料金プラン」でのみ利用可能です。

UQモバイルの公式サイトへ

HISモバイル

HISモバイル

HISモバイルは、HISグループのH.I.S.Mobile株式会社が提供するMVNOサービスで、音声通話プランでも月額基本料金は290円から利用できる格安プランが魅力の格安SIMです。

月額500円で追加できる5分かけ放題オプションサービスの提供や5GやeSIMにも対応しています。

高速データ容量から選べる基本プランや従量課金制プランが用意されているので、利用頻度や用途に合わせて最適なプラン選びがしやすくなっています。

HISモバイルでは、音声通話付きプランの「自由自在290プラン」のみeSIMが利用できます。

HISモバイルの公式サイトへ

日本通信SIM

日本通信SIM

日本通信SIMは日本通信株式会社が運営するMVNOサービスで、ドコモ回線を利用した格安SIMを提供しています。

格安な料金で利用できる小容量プランから大容量プランまで揃うので、利用頻度や用途に合わせて最適なプランが選びやすくなっています。

eSIMの対応やかけ放題オプションなど、シンプルながら欲しい機能は提供されているので安心。
2年縛りなどの最低利用期間や解約金なしの気軽さも魅力です。

日本通信SIMでは音声通話プランのみeSIMが利用できます。

日本通信SIMの公式サイトへ

povo

povo2.0

povoはauの格安料金プランでオンラインから申し込むことができます。

月額基本料金は0円で、高速データ容量や通話定額オプションをトッピングして、自分に最適なプランを利用できます。

auと比べてかなりシンプルなサービスなので、キャリア回線の品質で値段を下げたい人におすすめのサービスです。

povoはeSIMに対応しています。

povoの公式サイトへ

ahamo

ahamo(アハモ)

ahamoはドコモの新料金プランで、ドコモのプランよりもシンプルで安い料金が魅力のサービスです。

ahamoの基本料金は月額2,970円(税込)で、通話とデータ通信がセットになったプランです。

通話に関しては、標準で5分以内の国内通話が無料になっており、5分を超えた通話をした場合は、30秒につき22円(税込)が課金されます。

5分以内のかけ放題は別途オプション制になっている会社が多い中、標準でついているのは嬉しいですよね。

ahamoはSIMカードのほか、eSIMも選択できます。

ahamoの公式サイトへ

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